フランスでのデモが過激化しているようだ。
フランス、年金改革で激震 マクロン大統領の求心力低下―デモ激化、英国王の訪問延期
ことの発端は マクロン大統領が年金支給開始を現在の62歳から64歳に引き上げる法律を通そうとしていることであるが 記事によると
国民の7割は反対し、政権の求心力が著しく低下。一部の若者や過激派は、
労組の抗議行動に乗じて路上で暴力行為を繰り返し、事態収拾のめどが立
たない状況だ。
と報じられている。上の記事では重要な点もこう書かれていた
ただ、年金支給が64歳に引き上げられても、欧州の主要国ではまだ早い
方だ。ドイツはメルケル前政権下で65歳から67歳への延長を決定。
英国では現在の66歳が数年後に67歳になる。仏国民への共感は周辺国
で広がっていない。
つまり 欧州各国は年金の支給年齢をかなり引き上げているのである。日本年金機構のHPに一覧表が有った。
特に 下の注釈にも注目してほしい。各国はその支給開始が引き上げられる予定というのが多いのである。これを見れば いずれと言うかすぐにでも 日本もその支給年齢を引き上げざるを得ないのではと考えてしまう。
フランスよりも日本のほうが遥かに出生率が低いので 労働者人口の減少は日本のほうが早いので それは近々課題であることは間違いない。
アメリカ(日本よりも出生率は高い)でさえ 現在の66歳を2027年までに67歳へ引き上げ予定なのである。
マスコミも このデモを報じる際にその事も合わせて報道していく必要があるはず。
小生にもすぐにでも影響が出る話でも有る。
少なくとも8年も前のしょーもない書類のやり取りで、国会の貴重な時間が割かれるのではなくこういう議論を真摯に行って頂きたい。
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