No492の続編である。
当ブログの東京連絡事務所の駐在員から緊急連絡があった。SMSである 内容は 次の一文だ!!
「マルちゃん正麺<ラ王」
No492でも書いたが新袋麺 ラ王 が先の27日関東地区で先行発売されているのだ。それを駐在員魂で早々に味わったらしい。なにせ此方では買えない品物であるこのSMSを受信してから 非常にイライラ感が積もっている、早く 食べたい。・・・・・・・・・・・・
さて、この袋麺戦争であるが 各社がこだわりを見せている事の記事が日経トレンディに出ていた。
2008年から2010年まで3年連続で縮小傾向だった
「即席袋麺」市場が、2011年度は前年比105%増
のプラスに転じた。東日本大震災など社会的な影
響もあるが、2011年秋に大手メーカーから新商品
が相次いで発売されたことも大きい。
特に大きな要因となったのが、東洋水産の新ブラ
ンド「マルちゃん正麺」。生麺に近い食感が好評
で、2011年11月から2012年6月までの約半年間で
3メニュー合計約1億食を出荷、100億円(希望小
売価格ベース)を売り上げた。2012年8月6日には
新メニュー「塩」が発売となり、計4品で年間200
億円の売り上げを目指すという。
同シリーズのヒットは「シリーズで30億円売れれ
ばヒット」といわれる即席袋麺業界では“大事件”
となった。
そこで、「硬直化していた袋麺市場で新商品から
ヒットが生まれたことは、ほかのメーカーの商品
であってもプラス」(日清食品)「これをきっか
けにリピーターを増やしたい」(明星食品)と、
このヒットを業界全体のチャンスととらえる企業
も多い。今秋には「正麺」にならい、麺の食感に
こだわった新商品が続々と発売される。
とある 如何に東洋水産「マルちゃん正麺」の与えたインパクトが大きかったかが分かる。
新発売の各社製品はやはり麺に力を入れているようだ。
ラ王は、フライ麺主流の現代袋麺業界に置いて敢えて「ノンフライ麺」での挑戦である。食感に拘るのと 2012年2月に発売した「日清のどん兵衛」袋麺タイプが好調な為今までのインスタントラーメンの創始者としての技術蓄積の全てをこれにぶち込む意欲だそうだ。
東京駐在員が < を付けたのもうなずける。
(うーーーーーーーん 早く食べたい)
サッポロ一番 麺の力 は 箸で麺を引き上げたときのストレート感、口当たりや喉ごしのなめらかさ、シコシコ感のあるコシなどが生まれ、生麺に近い食感を出したと胸を張るそうだ。また 「中華そば」「チャンポン」とメニューにこだわりがある。味よりメニューという捉え方だ。
なんと CMには織田裕二を起用し、新CMの大量投下を予定しているそうである。
「市場のパイとして大きいのは、圧倒的に
昔ながらの“即席麺らしいフライ麺”。
チャルメラシリーズはあくまでもその中で
戦っていきたい」
とのコメントがあるようで。チャンポン や 豚骨の細麺など嗜好を凝らしての勝負な様だ。チャルメラシリーズの基本を変えないで と言うスタンスが果たして通用するかが勝負である。ターゲットは40-50歳代だそうだ。
不況が続き 消費者の財布のひもが堅くなっえいる今袋麺業界は外食するくらいなら家で と言う消費者心理を突こうとしているようである。
いずれにせよ美味しいインスタント麺が増えるのは小生にとって大変喜ばしい事案である。