モータ-スポーツの頂点F1の世界で歴代のマシンにおいてもひときわ

目立つマシンの一つに ティレル「P34」がある。

 小生が 高校生の時代 1976-1977に活躍したマシンである。

 何が異様って このF1マシン フロントタイヤが4輪有る(つまり全部

で6輪)実はフェラーリー・マーチやウイリアムズがリアタイヤ4輪とい

うマシンをテストしていたがいずれも実戦には投入されておらず P34

が唯一のF1マシンと言っても良い。

 このマシンの発表はロンドン・ヒースロー空港ホテルで行われたそうだ

がその時の様子を ウィキペディアではこう書いている。

 

  発表時、内容が明らかでなかったため、仏ルノーエンジンやスーパー

 チャージャー付きエンジン搭載、オートマチックミッション採用の発表

 ではないか、との噂が記者の間で流れていた。会場に用意されたマシン

 を隠すベールが、プロトタイプを組み立てた2人のメカニック、ローラン

 ド・ロウ、ニール・トランドルによってリアから剥がされた。エンジンが

 現れると見慣れたDFVであることがわかり会場はため息につつまれたが、

 更にベールが剥がされ、小さなフロントタイヤが現れるとともに前4輪で

 あることがわかると、一転して静まりかえり、そのあまりに奇抜なスタ

 イルにジョークと勘違いした一人の記者が笑ったのをきっかけに、会場は

 止むことの無いどよめきに変わったという。

 

フロントを4輪にした理由は 空気抵抗を減らすとの目的から。実はF1

マシンのフロントタイヤはむき出しになっているため 大きな空気抵抗に

なります。それを極力小さくしたいのですが そうすると舵の効きが悪く

なったりブレーキ性能が低下氏Sたりします。(接地面積が小さくなる為)

それを補うために複数のタイヤを直列に配置したのがP34と言う事にな

ります。

 

 P34は、デビュー4戦目で初優勝。その後も表彰台や入賞を重ね、1976年

シーズンのティレルはコンストラクターズタイトル(チーム成績)3位を記

録したのですが 翌年は低迷し 結局2年でその生涯を終えます。

 (その後F1マシンは4輪と規定されたために既定が変わらないと復活

  はありえません)

 

 ところで今 アシェット・コレクションズ・ジャパンから このP34

金属モデルを作ろう というのが出ています。

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 伝説の6輪ホイール、どう動く? アシェット『ティレルP34をつくる』創刊

 アシェット・コレクションズ・ジャパン

1/8スケールで全長は約51cm、内部のメカニズムやエンジンにいたるまで

精密にモデリングし、様々な素材でリアルな質感も再現していると紹介され

ています。

 小生も心躍らされたのですが。。。。。。。。

 

 週刊で 全110巻 1号が190円 2・3号が1799円 その後は

プレミアム定期購読で1999円が110号まで 計算してみると。。。。

 なんと 総額 217、681-円也

確かにそれだけの価値があるものなのでしょうが 2年以上かかるし。。。

 無論 諦めました。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 どこかのタイミングで プラモデルでも作ろうかな???