先般の出張では久しぶりに関西空港の第一ターミナルを使用したのだが、

その人の多さにビックリした。  インバウンドの凄まじさの片鱗を感じたこと

になるのだが、関西空港のオフシャルサイトで調べてみたら再びのビックリ

が!     今日はそのご紹介を

 

 以下の写真等は関西空港会社のオフシャルサイトから引用しています。

 

まず 2017年冬季スケジュールでは 国際線は週1362便の予定だそうだ。

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開港翌年の1995年が489便であったから2.8倍弱増えているという亊

だが リーマンショックの後2009年が711便なのでそこからでも2倍

近くも便数がのびている。

 この理由は 次の図を見て頂ければ 一目瞭然だ (旅客便のみ)

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 増えた分は通常キャリア(FSC)が174便 貨物便が20便に対してLCCが

なんと465便なのである。関西空港ではすでに国際線で40% 国内線に

至っては50%以上の比率(便数だけだが)をLCCが占めていることにな

る。(LCCのほうがFSCより機体が小さく 旅客数で言うと少し比率は下が

る事にはなる)

 

 今となってはよくぞあのタイミングで B滑走路を作ったものと思える。

 

 さて その活況を呈している関西空港で どの会社の便が一番飛んでいるか

週1362便の中身を見て 再度驚いた。

 

関西空港国際線就航便数 2017年冬ダイヤランキングである。

 

 第6位  フェデックス(54便)

      なんと貨物便のみで週54便を飛ばしている、東アジアのハブと

      して基地も活躍中である。

 

 第5位  チェジュ航空(55便)

      韓国のLCC 週55便 まあ距離も近いがそれにしても・・・この

      多さには驚いた。

 

 第4位  ANA(62便)

      言わずと知れた日本のFSCの雄 日本の空港ですしね!!

      但し貨物便が13便含まれそれを除くと49便である

 

 第2位  大韓航空(63便)

      同率2位である 日本の大概の空港にそのネットワークを築き

      仁川空港をハブとして世界に日本人旅客を運んでいる。

      貨物便が3便含まれている

 

 第2位  中国東方航空(63便)

      中国3大FSCの一つ 上海(浦東)空港がハブ空港であるが

      関西空港もその拠点の一つになりつつある。

      旅客便だけなら単独2位である

 

さあ ここまで来て 第一位は??? やはり日本の航空会社であろうか?

そう言えば あの会社 まだでてきていませんね!!!

 

 

 

 

 

 

 

  第1位  ピーチエビエーション(81便)

       なんとダントツの1位は 日本のLCCピーチでした。

       旅客便だけで81便(1日12便)はすごい。

       ソウルへ28便 釜山7便 香港18便 台北14便  

       高雄7便 上海7便って

       第2ターミナルを昨年までは独占していた。小生も

       香港便では大変お世話になっております。

 

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 いかがでしたか?このランキング 意外な結果でしょうか???

まあ 一度国際線の海外の会社のLCC便に乗ればインバウンドの凄まじさ

体験できますよ!!

(但し サービスには決して期待しないこと 割り切りが重要です。)

 

 

 因みに 国内線では(便数は/週)

   第6位  JTA         (28便)

   第6位  バニラエア     (28便)

   第5位  スターフライヤー (35便)

   第4位  JAL         (42便)

   第3位  ジェットスターJP  (70便)

   第2位  ANA         (105便)

 そして 国内線でも輝く第1位は

   第1位  ピーチアビエーション(175便)

兎にも角にも便数では 国内外ずば抜けてピーチが  関西空港にとり

まさに ピーチ様様!!!