今日の記事は 特定の個人を擁護したりするものではない、ちっぽけな

こやじの全く個人的な感想である(本ブログの趣旨がそうなのであるが)

 

 

 今回の某大臣更迭の話もそうなのであるが どうも日本人いや世界中

の人々が他人に対して「完璧なる人格」を求めだしているような気がして

ならない。SNS メール そしてスピーチ等で 他人を傷つけるような事を

書いたり・喋ったりすることは多々あるように思う。

 間違いなく小生はかなりある。

 

 それは時には相手の人をとてつもなく傷つけることもあろう。しかし、

果たして本心が その相手の感じた内容の趣旨では無いことも これ又

多いようにも思う。そんな場合 今ほどコミュニティが発達していなかった

時代は直接あって話をするしか方法もなく(これはこちらが発信した内容

が相手に届くことも今ほど多くはなかったとも思うが) そう云う、面談会見

が歴史の重要な場面を演出している。

 

 しかし 今や特定の人々の密談のような場であってもそれを録音したり

して 後日世にでる場合すら有る。相手に対してでは無い。

 そして その内容をマスコミが騒ぎ立てる いやマスコミとは限らない

世間ですら騒ぎたてるのである(所謂ネットでの炎上という状態)。

 

しかも 騒ぎたてる人(マスコミにせよ世間にせよ)それは当事者で無い

事が多い。

 正直 当事者がいない場においての発言がほんとうの意味で相手を深く

傷つけることになるのであろうか??そしてそれを騒ぎたてることが必要

なのであろうか??極端な話 騒ぎたてることで本来知らなくて済んだ人

達までその話が伝わり 傷つく人が増えるのは 果たして発言した人が悪

いのか? 騒いだ人が悪いのか?? 小生には疑問に感じる。(それが、

特定の人達の集まりであればなおさらである)

 

 こんなことばかりしていると そのうち密告社会が訪れ誰かが発言した

事で とんでもないところからクレームが付き その人が社会的に抹殺さ

れるなんと事が起こるかもしれない。

 

 今 国会ではテロ等準備罪(野党・マスコミでは「共謀罪」としている)

の論戦が行われているが?? その議論の中心の一つに

  「誰が 対象者を選び 監視するのか」

というところに有るように思う。

 しかし 今の世の中はこんな法律以前にSNS メール そしてスピーチ

等で発信した内容がチェックされ批判されている。それは いったい誰が

選んでいるのであろうか???

 書いた・話した当人の思惑は全く無関係にその言葉尻だけ捉えて しかも

直接の当事者でない人が騒ぐのはどうなのであろうか??

 

そんな世の中では 自由な思想 意見表明ができなくなってしまうのでは?

 

所詮 その 書いた・話した当人はそういう考え方をしているのだ、と理解

するだけでいいのではないだろうか?議員さんなら有権者がその職を奪う事

が出来るのであるから。

 そういう意味で この意見に小生は賛同してしまう。

 

  二階氏「マスコミはすぐ首とれと」 今村氏辞任で批判

  Photo

最近は 所謂芸能人ですら優等生の話しかしなくなっている、それが世の中

をつまらなくしていると小生は思う。

 

 

 SNS・メール・スピーチその他の発信で 他人を傷つけるような事を、書い

たり・喋ったりすること全く無い

 

そんな 完璧な人格の持ち主が 

                 果たしてこの世の中に存在するのであろうか?