昨日の朝のことである。

 

 出勤途中(小生冬場は 電車通勤である)会社の最寄りの駅から会社へ

てくてくと歩いていた。時刻は06:38であった。 駅から会社までは

約12分である。ちょうどのそのほぼ中間地点であった。

 

前方に何か黒い四角いものが落ちている。先般の右手首の骨折(地面に置

いてあったプラパレット踏んでしまい そのプラパレットが前方に滑って

小生は転倒し 骨折したのである)以来 自身の歩く方向に何やらあると

確認してしまう神経質なトラウマを持つ小生なのであるため 慎重にその

ものを確認した。

 

 どうやら 手帳皮のケースに入った電話機のようである。しゃがんで手

に取ると iPhoneであった。

 

う~~~ん これは大変なものを拾ってしまった。交番に届けるにしても

交番は今歩いてきた駅の方向である。戻ることを考えたが 小生少し便意

を感じていた。小生日頃会社に到着し最初にするのは トイレに入ること

である。

 ここは自身の本能を優先せざるを得ない やむなく拾った携帯電話を持

ち会社へと急いだ。会社到着後 そのiPhoneを机に置きトイレへと向かう

際に おもむろに拾ったiPhoneがダースベーダーのテーマを奏でた

のだが もう一度小生は本能を優先させたのである。

 

 拾ったiPhoneである。

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トイレから出た小生は 自身の本能を優先させたことを悔やんだ。キット

さっきの電話は落とし主が必死に電話機を探している行為に違いない。

早々に交番に届ける必要がある。拾ったiPhoneを持ち交番に行く為

出かけようとした瞬間 再度iPhoneがダースベイダーの音楽を奏で

た 電話に出てみるとやはり落とし主である。取りに来ると言うが、先程

の一度目の呼び出しに応じなかった悔いが小生にある、聞いてみると落と

し主は先程小生がそれを拾ったところにいるらしい そこまで持って行く

ことにした。

 

  そこには 若者3人組が待っていた。iPhoneを手渡し任務完了で

ある。

 

 拾ったがために 余計な手間をかけたことになったが 良いことをした

気分もあり まあ 良しとしたのである。

 

 皆様 落とし物 落とすことも それを踏みつけてしまうことも気をつ

けましょう。

 地面に落ちている(置いている)ものに神経質な こやじでした。