先日11月25日は アメリカで言われる「ブラックフライデー」(この日

から商店の経理が黒字になるというところから。。)アメリカの何処かの

ショップがそれを初めたのであろうが感謝祭祝日の翌金曜日を指している。

 実は感謝祭のプレゼントの売れ残りを安売りしたことから始まるとも。

 

歴史は古く1961年頃から始まったそうで 過去ウォルマートでは船井電機

のビデオデッキを1日で100万台売ったことも有るとか。。。

 

 それにあやかりたいと 日本でも近年取り入れるところが出てきていて

今年はイオンでも大々的なセールをしているらしい。

 日経の記事である

 

  米国発商戦「ブラックフライデー」日本でも

Bd

中国ではこれに先立ち 11月11日(日本ではポッキーの日だが)を 1並び

ということで「独身の日」と呼び もともとは光棍節という日であったが、

1993年に南京大学の学生たちが始めたといわれていて、「1」が連続してい

るのでこの日が選ばれているそうだ 日本でもあやかりたいところがこの日

を いい買い物の日 とよんでいるところもあるらしい。

中国のネット通販大手になると、(ウキペディアから)

 

  2016年11月11日午前0時にスタートしたアリババグループの取引額は

  6分58秒で100億元に達し前年の6割増の取引額を記録し、2016年度の

  取引額は24時間で1250億~1500億元と予想されている。

 

と凄まじいようで 今回の出張で聞いた所 駐在員も10日の22時過ぎから

NETショップで商品を探し予めカートに入れておき午前0時を回ると、

すなわち11月11日になるとすかさず「購入する」ボタンを押すのだ

そうだ、タイミングをずらすと商品数に限りが有るものは変えない場合

も有るとか。

 

 これらは各国のすさまじい商魂が生み出した ショップ本位のセール日

であるが、その煽りを受けているのが商品を陳列して販売する小売店で、

中国でも特に女性は 店に商品を見に行き品番等を調べ 購入はNETで

一番安いところから。。という小売店のショーウインド化が進んでいるよ

うだ。小売もNET販売 も行うところはまだしも 小売しかしない所はこ

うなるとお手上げかもしれず 果たしてこういう形のセールがショップの

利益になるのかどうか??

 ただ セールにつられて本来買う必要のないものまで買ってしまうのは

世の東西を問わないらしく しばらくするとオークションサイトガ賑わい

出すので人間の性はどこでも同じかもしれない。

 

またセールされる製品は 型落ちや売れ行きの悪い商品で有ることも多く

そこは ブラックフライデーのルーツ 売れ残り商品の一掃セールという

面は相変わらずである。

 結局消費者も慌てて買う必要のないものはこういうセールを待つので、

果たして通常販売時の単価 セール時の単価どちらが正しいのかさえ分ら

ない様になってきている。

 まあ 日本ではこの手の日が明確に定まっておらず 年中セールを謠う

店も多いので 標準販売価格 と言うのはもはや 死語化している。

 

 あなたは 次のセールで 何を買いますか???