何度か本ブログでも書いているが 日本のタクシー料金は高いように思う但し 小生の知る限りその料金が安い国に比較して遥かに安全ではある。
皆さん UBER(ウーバー)って知っていますか?? おそらく東京以外の方々は全く知らないのでは? 早い話で説明すると スマホでタクシーの様な車を呼び目的地まで連れて行ってくれるサービスである。車の運転手はタクシー運転手の資格を持たずいわば流しの状態で あくまでもUBERはその人と乗客を取り持つだけと言う位置づけでタクシー等旅客輸送に関する規制を逃れている。コレがアメリカで爆発的に普及し 今や他の国でも増えている。(70カ国・地域)
コレが日本では全く 受け入れられないと言うか タクシー業界の強烈な妨害にあい ようやく今年5月に 京都府京丹後市 でサービスを始めると言うレベル。(5月26日の記事である)
コレもできるのは一部地域に制限され、運転手や車両は国に登録が必要でと言う、がんじがらめのスタートというか 本来のサービスは全く出来ていない。
そしてこんなニュースが 一昨日出ていた。
人が運べないのであれば 物を運ぼうという作戦か??
どうしてウーバーが日本で成功出来ないか?? と言うのはググればたくさん出てきます。
ある記事では アメリカでは政府のやることを誰も信用せず、企業のする事のうほうが正しいと多くの国民の思われている、政府の規制は国民の利益に相反する その為規制を逃れるようなサービスが多く支持される。しかし日本では逆で 企業は自身の利潤のために活動するので消費者の利益に直接関係しない その仲介(消費者の利益-お金の面だけではない-になるよう)を政府が規制という名で行っていると思われている、そのため規制逃れは私企業の利潤追求のための手段であまり容認できない。というものであった。
果たしてその指摘が正しいかどうか????
因みにウーバーと通常のタクシー料金を比べてみた(まだ 東京では一般運転手がお客を乗せる本来のサービスではなく ハイヤーを呼ぶイメージで有るのだが) 赤羽-亀有間である。
まず ウーバー
5,763-7,651円となっている
次に タクシーの目安
ん??? 経路がビミョに違う??・ で料金が
4510円 う~~~ん コレは使わないな!!!!
ということで日本では まあ うまく行きそうにない!!!
別の意味で ウーバーが失敗したのが 中国 2013年に進出したのだが、後発(ウーバーより1年後にサービス開始)の滴滴出行 にうまくやられてしまった。中国に有りがちな 現地に合った機能を加え、有力投資家を確保し、規制当局やマスコミの懐にうまく入り込んだと言う手段で。
で結局 今年こともあろうか滴滴出行にウーバーは事業ごと売ってしまった。
なんともはやの結末である。規制を逃れて大きくなったウーバーと言えども中国の規制というのか地元企業優先というのかにとにかく敗れ去ったのだ。
そんな 滴滴出行 先般訪中したときに利用させてもらった。
こんなアプリで車を呼び出し 目的地まで。車は新しく運転手も親切で有る料金もタクシーより少し高いレベル。。。利用者は多いようだ。
まあ 現地の人との同乗なので利用できたのであり 言葉がしゃべれない小生等は一人ではやはり乗れないだろう。トラブルは滴滴出行が責任を持つとの謳い文句であるが中国で果たして。。。。。。。。。
もう一度書いておこう
日本のタクシー料金は高い
但し 小生の知る限りその料金が安い国に比較して遥かに安全ではある。
コレを どう判断するか。。。。。。。
(都市の乗用車移動サービスでも 日本はガラパゴス化するのでは??)
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