昨朝(8/18)から東京へ営業に出ている。今回はセット割りで購入した航空券とホテル宿泊の組み合わせだ。
早朝伊丹空港
此から飛行機に乗ろうとシャッターを押したのだが、ふとそこで気がついた。
「シャッターを押す」という表現 果たして今時の人は使うのであろうか??
今時の人は身近にあまりいないので やむなく娘(一応今時の人だと)に聞くと
「写メを撮る」
「写真を撮る」
とは言うが
「シャッターを押す」
とは言わないとのことであった。
(確か 写メ を作ったのはシャープの携帯電話だったと記憶している)
今のスマホはシャッターという機械式のものは確かなく電子式で制御しているデジタルカメラもほとんどがシャッターはある(コンデジはレンズシャッター一眼レフはフォーカルプレーンとレンズアップ)のだが 撮影の時に必要な定数(パラメーター)の設定はほとんどオート設定ーレンズの絞りもシャッタースピードも露光装置の感度(ISOとも呼ばれた)-出来るので 設定することはなく言葉の意味も失われているのであろう。
銀塩カメラについているのはシャッターボタンではなく レリーズボタンでそれを押すことによりシャッターを作動させるのであるが年配の方々は通常「シャッターを押す」と言うのではないだろうか??
そんなことを考えながら東京へ移動 午前中無難でしたが 午後は激しい大雨。。凄まじい 雷も!!! 何か小生悪いことした????
さて夜NETを見ていたらこんな記事が。。。。
銀塩カメラの使用するフィルムの話です。最近値上げされているらしい。
興味深い記事である。それはさておき 値上げされる前から つまり昔から写真撮影は高価でした。銀塩カメラの場合36枚取りのフィルム(24枚取りとか色々ありましたが一番使用したのが36枚取りでした)を購入し写真を撮影 その後フィルム現像及び同時プリント(サービス版に焼いて貰う)するのが普通であった(気に入った写真は後で大きく引き伸ばす)。
フィルム現像費が500-1000円程度+同時プリントが一番安い時期で一枚10円程度なので860円から1350円程度で有ったろうか 写真を取りあえず見るのに必要だった。フィルムも500円から1000円程度していたので1枚の写真が40ー50円以上はしたことになる。その為 シャッターを押すのには
それなりの決意が必要であったのだ。中々シャッターが押せないのである。
その為か写真を本気の趣味とする人はその為自宅に現像が出来る装置まで用意していた。
(投資を考えると果たして安くつくのかどうか疑問であったが)
それが今や写真を撮ってスマホのディスプレイの表示させるだけなら無料である、その為シャッターを押すいや違った「写メを撮る」事に何の躊躇もない。
気に入らない写真が有れば消せばいいし 今時の人はそれすらメモリの容量が許せばしないであろう。
つまり
「シャッターを押す」
のと
「写メを撮る」
とにはコスト意識の上でかなりの違いがあるのであろう。
そう言えば 良くスマホで写真を撮っている人がいるが その際そのボタンを押すことを躊躇するのを見たことがない。
写真を撮るときに考えながら撮ると写真を撮ってから良いものを選択すると変わっているのである。
ソリャー何も考えないで写真を沢山撮る方がシャッターチャンスを逃さないはずだ。。。
(とこれを書いて「シャッターチャンス」
の言葉は死語にはなっていないのだ
とも気がついたが)
SNSに上げられる写真がどうして素晴らしいのだろうと思っていたが 此が答えなのかもしれない。
フィルムのことを書いていたら久々に銀塩カメラを使ってみたいな??とも考えるが デジカメさえ殆どいじらなくなった小生 無駄な願望かもしれない。
PS 奇しくも今日は 世界写真の日 だそうです。
とFACEBOOKにメッセージが来ていました。
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