先週末辺りから 新聞紙上 NETの見出しなんかで巨額な表示が踊っている。
やれ ソフトバンクがイギリスのARM社を3.3兆円で買収
それ 任天堂の株式時価総額が4.5兆円を突破
上記の記事では それくらい多額なお金で買収できるなら携帯電話の料金をもっと下げて頂けないかな??と切に思うが そんなことは実施されない。
その為 わずか1GB/月間 のパケットを大事に大事に使い WiFiがあればとにかくつないでDATA通信 と健気な行いで電話料金を節約する今日この頃(因みに昨日段階で230MBしか7月使用していない)3兆円有ればどれだけの通信が出来るのであろうとも 想像すら出来ない。
下の記事では 先週任天堂の株を買っておけば良かったなんて買う気も、買う金も無いのに空想タイムトラベルを始める始末。そのうちどこかに潜むモンスターに喰われてしまうのでは???? とも考えるしWiiUの不調で一時期は瀕死の状態と思われた会社が 起死回生の一発が出来るんだなと感心もしたりして。未だ日本でのリリースも決まらないのに関連会社含めて揃っての株式市場快進撃はたいしたものではある。
見出しに 兆円単位の額が踊るこのご時世に 小生は自動車に関する万円単位のもので立腹している。
車検の見積を見ていてふと気がついた自動車重量税が上がっているのである。
これ 以前書いた自動車税の増税(一応政府建前はグリーン化と言うらしい)に関連しているようだ。
環境にかかる負荷の大きい自動車に対しては
重課、環境にかかる負荷の小さい自動車に対し
ては軽減、というのが「自動車税のグリーン化」
の趣旨です。そのため、自動車取得税について
は影響はありませんが、自動車税と自動車重量
税は割り増しの対象となるのです。
新車登録から一定年数を経過し、環境負荷の大
きい自動車に対しては、自動車税および自動車
重量税を重くする制度がとられています。
とのことである。(此処に詳しい)
実際 小生の場合
5月に支払う 自動車税が
39500円から45400円に
車検時に払う重量税が
24600円から34200円に
それぞれアップしている。2年間で考えると自動車税×2+重量税で
21400円
年間で
10700円
の上昇である。
しかし よく考えてみるとこのグリーン化どうもおかしい。どうして自動車そのものに環境負荷の課税がなされるのであろうか?
本来環境に悪影響を与えると言う観点で言えばそれは走行距離に比例する若しくは消費した燃料に比例するべきであり 自動車そのものやその重量に関係しているはずがないではないか!!!
例えば
①2トンを超える車で2年間で
1000km走行し燃料を200L消費した
②1トン以下の車で2年間で
50000km走行し燃料を2500L消費した
二つの車が有ったとしよう。
①の車の燃費は5km/L ②の車は20km/Lであるので 燃費は遙かに②の車が良く環境に優しいように見えるが その実 燃料の消費CO2の排出量は②の車が①の車のじつに12.5倍になる。少なくとも この2年間で言うと既に始めから自動車そのものは存在しているので製造で環境負荷になることはなく 燃料の消費(それに伴うインフラ 道路やその他)が環境に対する負荷になるはずである。そうすると②の車がより多く環境負荷に対してその代償を払うべきなのだが 実際には自動車税及び重量税に
限っては①の車がより多くの負担を強いられることになる。又、それらは自動車の製造からの経過に依存しないはずなのだが。。。。。。
確かに新しい車は燃費が良く環境に優しい しかし古い車で少ししか乗らない場合と新しくとも沢山乗る場合では 環境負荷は明らかに沢山乗る車の法が多い(悪い)はずなのだが????????
兆円オーダーの記事が踊る中 わずか1万円で何を言っているんだ??との声も聞かれそうだが平成28年4月末現在4500万台(軽を含むと8000万台)を超える車が保有されている。下のDATA(自検協のHPから)
から2015年3月末段階で13年を超える車は乗用車23.7% 貨物車38.6%で合計で1161万台もある。これらが1万円余分に負担すると1161億円になる。
結構な額になるはずだが その実 環境負荷に比例していないというのは問題では?? 第一ハイブリット車は元値が高く有る程度ガソリンを消費しないと元が取れない そういう意味ではハイブリット車を購入する人は実は沢山走る人=環境負荷が高い人になるのでは??????
よくよく考えてみれば 何か 騙されているような 「グリーン化」 皆さんはどう思いますか?
(少なくとも 小生の車15年経過で
53000kmしか走行しておりません
どれだけ環境に優しいか!!??
だのに税金が高い・・・・・・)
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