日本経済を牛丼から見るという試みを。。。

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 日本は20年間デフレ環境下にあった 安倍晋三氏の首相返り咲きの際のキャッチフレーズにデフレからの脱却と言うのがある。就任後2年近くたちその政策がマスコミ等で批判され始めているが 本質をマスコミは分かっているのだろうか??


先のデフレ環境下で何が一番進んだか それは明らかに「格差」である。過去そういう例が有ったかどうかは小生経済学者でないから分からない、又過去において今程マスコミの力が強かった事もなかったろうから先例もあるまいが デフレ環境下で「格差」が広がる際に一番徳をしたのはマスコミ自身であろう。「格差」を報道している姿勢が既に上から目線である。


    何度も書いているが 一会社員で有るはずのアナウンサーが高額の報酬を得る ましてやその後退職して数億円稼ぐと言うのは如何な物か??吉本の下積みが長い芸人達はどう思っているのだろうか? 少なくとも 女子アナが独りで牛丼食べていると言うのは小生的には普通なのだが世間ではニュース

になるくらいだ。

 

このデフレ環境下で日本の製造メーカーは次々とその力を削がれていった。

 

 (同時に人々から真の意味での価値 富 が失われていった)


実際に物を作るだけではない沢山の要素を製品企画段階から取り入れざるを得なかったからだ(その背景にはそれらを怠ると直ぐにそれを批判するマスコミの力が有ったことも間違いない)。さらに商品販売でも同様なことが起こりマスコミの報道は「安い」と言うことにその価値の中心があるかのように偏りがちで、その為アフターケアーの充実した個人商店は無くなり買い物行くのに車で行かざるを得ない大型ショッピングセンターが郊外に乱立し 逆に不便になっていってもそれには知らん顔である。 (高報酬のマスコミ関係者は便利な町に住みそう言う不便を感じないのかも知れない)

 

さらに 外食産業でも「安さ」が此処20年間のトレンドで ファミレスでも老舗の「ロイヤルホスト」は不遇の年月を過ごした。(がアベノミクス以降この数年は息を吹き返しつつある。)

こうしてデフレ環境下で「格差」は広がり 嫌いな言葉だが 勝ち組(マスコミ関係?)負け組(製造メーカー)と言う言葉を 勝ち組側のマスコミが使い始めたのだ。

 

 象徴的なのは 「牛丼」である。


小生は今年5月2日メーデーの翌日にそのことを非難したのだが。。。

(労働環境としての 牛丼店についての意見である)

  

  結局正しい報道は 。。 No1114

 

しかし此処へ来て やっと一部のマスコミで過去「安さ」だけがと言う偏った報道から真の価値を見極めようと言うものが出現したようだ。サンケイの記事である。

 

 これからの「牛丼業界」の話をしよう 価格よりも品質が重視される!?

 

2名の評論家の対談の形を取っているが 経済成長していたときの労働者にとり「牛丼」与えたパワーや実は同一店舗でも美味しい時間帯が有るという裏ネタまで 興味深い記事になっていた。一番の話題はその議論の中心に今までの「価格」重視ではなく「品質」をおいたことにあります。 ようやくマスコミもその本質に気がついたのでしょうか?

 

 上記に書いた郊外の大型SCや大型量販店では「安さ」を求めて工業製品での「日本製」が姿を消しました(家電でも家具でも)そこに並ぶのは人件費の安い国々で作られたそれなりの商品です(確かに価格/バリューは優れているので売れてはいます) それらを手に入れた購入者は果たしてその物を購入した喜びがあるのでしょうか? あくまでも道具としての価値しかそれらの商品には見いだせず「愛着」は無いのでは??



 同様に「牛丼」を安さだけで追い求めた結果 それは単位「食う」だけの物で「食べる」という楽しみは無かったような気がするのです。(少なくともその感があり 小生は吉野家以外で牛丼は食べたくないのです あくまでも好みの問題ですが)

 やはりどんな商品(例え牛丼でも大型テレビでも)そこに自身の気持ちが表れないとそれらの商品に愛着を感じず単に道具・食料としての意味しか無くなって行ったのが デフレ社会だったのです。 それを実現する為に賃金は上がらず 大企業は下請けたる中小企業を虐めるか日本の労働者を見捨てて海外で物を作るようになってしまいました。

 中小企業へのコストダウン圧力に関してもここのところ記事が沢山でていて 好調と言われる自動車産業でも利益は自動車メーカーのみに集中し下請けたる中小企業は苦しんでいるとの記事も見受けられます。小生の努める業界でも 同様でそのことについては となりの御仁も自身のブログにその疑問点を書いていました。

 

 中小企業への度重なるコストダウン要請ってどうなの 委託?下請け?

 

実はマスコミも内情は他の業界同様ピラミッド社会で下請けたる会社の労働者は過酷な条件下にさらされていると言います、彼らを有る意味無視することにより報道番組やバラエティー番組 その他の物が成り立っているのです。(その為 ドラマ バラエティーそして報道まで「質」が落ちたことは先般 の朝日新聞問題でも明らかでしょう)

 

「牛丼」業界はどうやら明確に舵を切りデフレから脱却しようとしています同じ外食産業のロイヤルホストの復調もその表れかも知れません。此処で更に製造メーカーの復調が出てくればその流れは兆しから本流へと太くなって行くように思います。

 


 少なくとも「安ければ良い」のではなく 

    「早い」「旨い」「安い」

の3拍子のバランス これが一番重要なのは明かです。

   (また、「安い」は一番最後で有ることも)

 

牛丼業界それが分かっていながら苦しんだのですから 他の業界はその脱却に時間が掛かるかも知れませんが





     因みに、バットを振っているのが 「イチロー」 なのは将来の

        イチロー(ヤンキース)

     の活躍を 予測していた????(恐るべし 吉野家!!!!)