食通だけではなく 今やおいしいレストラン等を表現する 

に使う 「星何とか」 と言うのは 堺正章の「チューボーで 

すよ」(TBS)がルーツで無い事はご存じであるかと思う。

 

そう 「ミシュランガイド」に登場する店舗の格付けが星 

の数で表されている事に由来している。 

その意味は 

 Michelin star.gif (1つ星) - その分野で特に美味しい料理 

 Michelin star.gifMichelin star.gif (2つ星) - 極めて美味であり遠回りをしてでも訪れ

           る価値がある料理 

 Michelin star.gifMichelin star.gifMichelin star.gif (3つ星) - それを味わうために旅行する価値が

           ある卓越した料理

となっている。

 

さて このミシュランガイド 本来の発行は 「ミシュラン」 

あの かわいいキャラクター 「ビバンタム 」が有名な

タイヤメーカーである。

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どうしてタイヤメーカーがグルメ評価紙を出しているか

というと これは商売商売でこの雑誌を見た人が自動車 

で旅行してくれれば タイヤの売り上げが上がる事をね 

らったという事だそうだ。 この「ガイドはタイヤのため」 

「ガイドはミシュランにとって、ブランド名を売り込むた

め、タイヤ事業を発展させるために存在する」との原則

は現在も引き継がれており、実際、ミシュランの2010年

第1四半期の売上高に占めるレストランガイドや旅行ガ

イドなどの出版物が占める割合は約1%だそうだ。

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さて そのミシュランガイドに関して WSJに記事が出 

ていた。 

    http://p.tl/2Q3V

その記事では著者が良く通っていた店がミシュランガイド 

に出たとたん予約が取れなくなり行けなくなってしまった 

との内容も書かれている。こう書かれていた、 

 

    しかし、ミシュランが発行された後の東京では、店の

  予約をとることが、筆者にはとても克服できるもので 

  はなくなってしまった。これはおそらく、小さな赤い本 

  の威力の証しなのだろう。

 

この著者 並ぶ事は嫌いな様だ。

小生 大阪人である、これには大いに共鳴した。

大阪人 並ぶ 事にはまず

1,コストを考えてしまう 

   並んだ事が 得か損かを 頭の中で考える

2、並ぶくらいなら 同じレベルの店はたくさんある

   大阪人は小生の知る限り食通であるのだが、 

   その第一に考えるのは「コスパ」である。

   高くて旨いのは当たり前で それでは評価が上

   がらない。

3、本来、並んでまで食べようとは思わない

 

等の理由からで有ろうと勝手に推測する。 

(大阪人で有る小生が考えるのであるから この推論

は間違っていないと 推測する????????)

 

上記2の証拠として タレントの赤井英和さんがかつて

TVでこう語っていた。 

 

  例えば カツ丼を食べたとしましょう。

  口に入れて 旨いと思った しかし大阪人は此処で

  「旨い」とは言わない。まず 値札を見るのである。

  その値札が 500円なら 迷わず「旨い」と発する 

  のだが 1000円なら「ふーーーーん」となる

 

味に価格が含まれるのである。

先のミシュランガイドの感覚は此処が大いに大阪人の

感性と異なるようだ! (要素として価格は重要視して 

いるとの事だが 大阪人ほどシビアではなさそうであり 

ミシュランガイド 安い料理である粉モンの店がほと

んど入らないのは 大阪人として非常に不満である)