先の日曜日 息子と「バトルシップ」を見てきました。

「人類の明日をかけた戦いは、海から始まる—。」

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 ストーリーは 公開中なのでさておきたいですが、以下

少し触れているところがあります。これから見ると考えて

いる人は ご注意ください。

 

予告編で感じていたよりは かなり軽いのりのアメリカン

な映画でした。

 主人公 アレックス・ホッパー(テイラー・キッチュ)と 

護衛艦「みょうこう」の艦長 ナガタユウジ(浅野忠信) 

との掛け合いも そこそこでした。

 今放映中の 「ウコン」CMとは違い 浅野忠信が割と

シリアスな演技を繰り広げていました。割と流ちょうな

英語を喋っていたように思うのですが 彼曰く 、

「監督が英語ですごいまくしたてるのですが、何を言って

いるのか全然わからないんです。それをテイラーが親切

に説明してくれるんですけど、結局英語なんでわからない

んですよ」とコメントしていました。

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 まあ、クライマックスで 第二次世界当時のアメリカ最大

の戦艦アイオワ級の「ミズーリー」

 (日本が降伏文書に調印した船 本来は別の船で行わ

  れる予定だったが 時のトルーマン大統領の出身地が

  ミズーリー州なので急遽変更されたという)

が 直ぐに動き出すという ?な部分 も有りましたが。。

(蒸気タービンがそんな直ぐに圧力が上がるはずがない

 のだが???)

結構楽しめました。

 

又 これはかわぐちかいじの「ジパング」のクライマックス

でも出てくるのですが 現代の軍艦と 第二次世界大戦

当時の軍艦の設計思想のちがいが 見事に表現されて

いました。

 -ジパング では護衛艦「みらい」が

  バトルシップでは 駆逐艦(護衛艦)、USSサンプソン

  みょうこう、USSジョン・ポール・ジョーンズ(すべて

  イージス艦の実在艦であるが)が 敵の直撃弾を受

  けるといとも簡単に沈んでしまう これは現代の戦闘

  では遠距離電子戦が行われ 実際ミサイルを被弾す

  ればとてもではないが防御仕切れないので 被弾し

  ないようにすることに莫大なお金がかけれているの

  に対して 第二次世界大戦当時の船は自艦の主砲

  にもし被弾しても沈まないように設計されていたから

  で バトルシップで ミズーリーが被弾したときに老兵

  が 「この船が沈むはずが無い!!」という台詞を言

  うシーンがありますが まさにその通りなのです。

(因みにそこまで頑丈でも 戦闘航行中に投錨して無理

 矢理船を止めるのは 果たして出来うる物なのかは大

 変疑問でしたが????)

 そこまで 真剣に見てるヤツ見ないだろうな!! とも

考えながら 割とおもしろかったです。!!