今日はこのネタに触れざるを得ない。

 昨日 北朝鮮の金正日が死んだと報道された、死亡は17日の事だと

言う。

 

 そして その後継者は 三男 正恩だと言う しかし彼は28歳である。

瀬戸際外交と呼ばれ 国際的な孤立を選択し 核開発を行いながら 

人民は貧困・餓死しつつあるこの状況で 28歳に国家の先を託さなけ

ればいけない状況である。

 果たして、彼はそれを望んでいるのだろうか??

 

 現在、マカオや北京をうろうろしながら西側とビジネスを続け一説に

よると北のお金をマネーロンダリングしているという 長男 正男 は

自身が後継者に選ばれなかったことに対して 

 「それは 将軍様だけが選択できる事だ」

と 西側記者に語ったと言うが 正恩よりもはるかに年上の正男にして

もその重圧には耐えがたかったのではないだろうか 先のインタビュー

でも 淡々と語ったのはその重圧から開放されたと言う安堵感が先に

たってのでは無いだろうか?

 

 よっぽどの馬鹿か 天才で無ければ 現状の北朝鮮国家の指導者に

なることがどれだけの事だか良く分かりそうなものだ。

 独裁者が今年各国で哀れな結末を迎えていることは世界の知るところ

である。彼は カダフィになろうと言うのだろうか??

 確かに 取り巻きは彼を失えば権力を失うわけで当然彼を盛り立てよう

とするだろうがきわどい選択を 28歳の 若者に選択せよと言うのも酷

な話だと思う。

 

 逃げ出したいと 思えどそれも許されない なんともつらい立場である。

彼にも選択肢が無いのである。

 とても哀れな話である。