昨日の朝方 YAHOOのトピックスに こんな文言が出ていた

  新規感染数 東京超えた大阪


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確かに3/28日曜日の新規感染者数は 

  東京  313名

  大阪  323名

と大阪のほうが10名多かった。
人口比が東京に対して大阪が63%であるのでかなり率としては高くなる(換算すると約1.7倍)。

  うわ~~~大阪やばいじゃん!! 

というのが上記の文言を見た時の感想で それは多くの方も同じではないだろうか。

 しかしそこには 大きな数字のマジックがあるようだ。


大阪の場合 毎日陽性者者数とともに検査総数(PCR検査 抗原検査の合計)が発表されている。東京の倍は数日後に同様にHPでは公開されているが 新規陽生者とは全く別の形での掲載で殆どのマスコミ他では検査数を報道していない。

で先週の水曜日 木曜日の検査数を調べてみた と言うか東京都は昨日(3/29) 18:30現在 3/25の検査数までしか公表していなかった。
   (因みに その数字は  東京都 検査実施件数 で見れます)


その結果を思わず ツイートしたのだが。。。


なんと 2日間で 

  東京 14036名

  大阪 25823名

と1万人もの差があった。
日によっては倍近い差である。その陽性率は4%前後に対して2%強となる。


これって 上の見出しの 東京を超えた って正しくないことになる。

極端な話 あえて検査母数を出さず 不安要素を煽るだけ と言われても仕方のない出し方ではないだろうか??


 とにかく 数で恐怖感を煽る 今の報道は 大問題ではなかろうか???



 

こんな記事を見つけた

感染者数で一喜一憂せず、メディアも政治も国民も改めて感染防止の新たな対策を考えませんか?

そしてその記事でも紹介している この記事も


緊急事態宣言のような緩い社会的距離政策は取っても意味がないし、取る必要もない


一度みなさんもじっくり読んでほしいが 要約すると

 ・日本でできる緊急事態宣言では感染予防等に余り意味がない

 ・高齢者(70才以上で)が罹患して死亡する確率

  (つまり感染しなかった方を含めてその年代に属する全人口が母数)

   70代で0.01%(1万人に1人)、80代で0.04%(1万人に4人)
 ・日本全体として

    陽性者数/PCR検査実施人数=0.048  <約20人に1人>
    死亡者数/陽性者数=0.019 <約50人に1人>


である。


正しく恐れることは重要である。

不要に恐怖感を煽るのは如何なものか???
又、それをネタにする政治家さんタチの多いこと。。。


そう思っていたら 大阪府の吉村知事 枝野立憲民主党党首に噛み付いたようだ


全く 政争の具にしかできないのでしょうかね???