昨日観ていた「そこまで言って委員会NP」でのキャスター辛坊治郎氏の発言が記事になっていた

 辛坊治郎氏 緊急事態宣言「政治的にあのタイミングで出さざるを得なかった」


そのとおりだとも思う。


 結局 日本だけではなく世界中の政府・WHO・マスコミ他も新型コロナに関しての決定的な対策・対応の正解などなく 「後手・後手」に回っているとされる政府も 批判するマスコミもその実結局は「何もわかっていない」のが実情なのだ。

各国が様々な手を打つが今までのところ 成功したかに見えるのは


 台湾・ニュージーランドのような島国がほぼ完全な鎖国状態を維持する

  (この場合 開国したらとたんに感染が広がるリスクが。。。)

 中国のように国民の私的活動を完全に無視し強権的に制限を実施


ぐらいではなかろうか??

それが果たして正しい対応と言えるのかどうか????


ワクチンの効果についても様々な意見が出され始めているので 今後順調に行くかどうかも・・


 日本ではこの冬異様とも言える形でインフルエンザの患者が少なく 医療関係者からは改めてマスクの効用・密の回避など今の新型コロナへの対策が ウイルス感染症への対応としては正しいのでは?との意見を小生も人伝に聞いた。少なくともインフルエンザへの対応とすれば結果的には正しいと言えるのではなかろうか。(それだからこそ日本の患者数は欧米比較すれば著しく少ないのである そのことをマスコミは正確に伝えるべきだとも思う)

 

世界がこの新型コロナウイルス感染症に対して如何に無知・無力であった1年であったことの証明するような記事が出ていた。

 いまだに「マスクに基準がない」という大問題


FireShot Capture 238


そう 少なくともインフルエンザ等には劇的な対応策であったと思われる「マスク」だが その安全性を示すと言うかマスクの性能の証明というべきなのかの基準が新型コロナが世界中の騒ぎになって1年を経過した今ももってしても実はまだ無いのである。

当初それを推奨していなかったのがWHO自身でもあり、欧米人が余るそれをつけることを嫌う風潮があったにせよ もはや世界中で必需品となったマスクだがその性能基準が未だに無いと言うのは ある意味驚くべきことかもしれない。

(去年の1月末 小生は中国工場へ送ってやろうと 近所のドラッグストアでほとんどが中国製のマスクを2千枚ばかり購入したことがあるが その際も性能基準は無いのか?と不思議に感じた)

 

基準がないにもかかわらず これまた一部のマスコミで報じられた下記内容が おかしな現象を引き起こしているらしい

 

 2020年に発表されたスーパーコンピューター「富岳」のシミュレーション。

 不織布のマスクは、せきをしても、飛沫(ひまつ)がほとんど前に飛ばない。

 これに対し、布やポリエステル製のマスクの場合、細かい飛沫が前方に多く

 飛んでいることがわかる。

 不織布マスクは、吐き出した飛沫の80%カット、吸い込んだ飛沫の70%カット。
 布やポリエステル製より、飛沫を抑えられるという結果になった。

 

この結果から マスクは「不織布マスク」でなければだめ 布やポリエステル製はNGというものだ。


  不織布マスク着用 広がる動き 布やポリエステルはダメなの?


記事には無いが 小生の愛する奥様が見たテレビの報道では 渋谷区が成人式をある意味強行した際に布やポリエステル製マスクをしてきた人に不織布マスクを手渡し代えさせたというのがああったとも。

しかし 上記記事では 専門家の話として(それが正しいかどうかもわからないが)


 専門家は、布やポリエステル製のマスクも、効果が大幅に低くなるわけ

 ではないと指摘する。

 日本感染症学会専門医・寺嶋毅氏「飛沫を広げない効果は、不織布と

 布マスクはほぼ同等。若干ウレタン(ポリエステル)素材は劣るような印象。

 あまり会話がないといったような状況なのかということをみて、マスクの

 素材を選択することがあってもいいと思います」


としている。


結局 誰もが何が正しくて何が正しくないか理解らず 不完全な形でマスコミが情報を流すことをそれぞれが咀嚼して行動しているだけに過ぎないようだ。

そういう意味では 不完全な情報を伝える(それを意図しているか意図していなかは全く別問題である)マスコミの責任が大きい様に思えるのだが。