前回に引き続いて同じようなことが起こってしまった。
(まだ 確定した訳ではないと言われそうだが)
勝利するのが トランプ候補なのか バイデン候補なのかをさておいての話
アメリカも 日本も マスコミが事前に報道していたことは一体何だったのか???
ご承知の通り アメリカ大統領選挙は下馬評というのが正しいかどうかわからないが 事前のマスコミの報道では民主党候補のバイデン候補が支持率として8ポイント程度リードしていると伝えられていた、日本のマスコミもそれを引用する形で報道し概ねバイデン候補の当選は堅いのでは?との報道スタンスであった。
引用する形というのも実はおかしく、自社で調査することも可能であろうがそれを報道した際の責任を取りたくないのか あくまでも引用と言う形で報道するのが日本のマスコミのずるいところである。
支持率で8%もの差があれば 各州多数派が選挙人を総取りする形式のアメリカ大統領選挙ではほとんどの週で少数派は選挙人を確保できず圧倒的な差がつくはず。。。。。であったのだが実際 の選挙ではそうはならなかった。
それは 2016年の選挙とそっくりでもある。
確かに トランプ候補のほうが総得票数では1.2%程度少ないようであるがそれは大人口を抱えるカルフォルニア州の得票差によるものだけで カルフォルニア州以外のすべての得票数ではトランプ候補がバイデン候補を上回る。これでは 8%の差があったということがもはや フェイクニュースであったと指摘されても仕方がない。
これはもう今回の選挙の敗北者はマスコミであると言っていいと思う。
一度ならず続けて二度も同じような結果であることは もはやマスコミの「世論調査」含めて報道されることを我々は信じてはいけない ということを証明しただけである。
2016年にそれが起こった際に マスコミが使った言葉が「隠れトランプ」と言う表現なのだが、よく考えてみればマスコミを信用していたら真実を話すはずで 「隠れトランプ」と言うのは実は「マスコミ嫌い」「マスコミを信用しない」といった人たちがたくさんいることの証明にしかならない。
日本でも盛んにバイデン候補優勢であるとの報道を 各番組特に日曜朝の某ワイドショーあたりでは続けていたが 次回の放送ではそれをどう取り繕うのであろうか??
良識あるマスコミは 早くもそれについての記事を書いているが
米世論調査、今回も不正確 バイデン氏優位を予測…実際は大接戦
アメリカの世論調査が悪いというだけではなく それを鵜呑して報道したことも謙虚に受け止めてもらいたいが。。。
なんとも マスコミとは??? との結末を迎えたアメリカ大統領選挙。。。いや まだ結末を迎えたと言ってはいけないのかも???
果たして 本当の決着はいつつくのであろうか?であるが、間違いなく決着が付いたのは紛れもなく マスコミが敗北者である と言う事実である。