中華圏の旧正月も3が日が終了し来週からは通常状態へと戻っていくはずだが。。。。。。。
恐らく そうはいかないのが エレクトロニクス業界かもしれない。
やはり アップル社のiPhneの減速 中国でのスマホそのものの販売減少の影響はことのほか大きように感じる。
(日本のサイトでも価格が下がって・・・・)
週刊エコノミストが報じている
アップルの2018年10~12月期(第1四半期)決算は、売上高が
前年同期比5%減の843億1000万ドル(約9兆2200億円)で、
9四半期ぶりに前年実績を下回った。世界最大のスマホ市場の
中国で、主力の「アイフォーン」の販売が苦戦しているからだ。
アップルの決算発表内容を見ていると このところ ここ10年間アップルを支えてきたiPhone戦略に明らかに違いが出てきている。
販売台数の非公開
高級機路線への変更
と思いきや安価バージョンXRの発売
そのXRの不振
このところ今まで非常に戦略的であったアップルに一体何が起こっているのであろう。
そして その影響を受けているのが日本の電子部品メーカー
電子部品大手8社の2018年4~12月期連結決算が6日出そろった。
京セラなど6社が19年3月期の営業利益見通しを下方修正した
恐らく アップルは日本の電子部品メーカーにとって最大の顧客であり そこが不振になれば当然影響が大きい。 車載向けは好調との話は有るようだが それでも各社は下方修正が必然なのであろう。
そういえば アップル向け最大の液晶ベンダーであったJDI社は なんと台湾メーカーによる買収を提案されているようで 政策投資銀行を通じて投入された国費はどうなるのであろうか??
どうも 潮目が変わったというのが小生の正直な感想である。
iPhone登場後世界のエレクトロニクス界の中心に間違いなくアップルがいた10年間であったがこの先 そのポジションにはどこが座るのであろうか?? 普通考えれば 自動車メーカー となるのかもしれないが 単独でそのポジションに座るメーカーは無いような。。。。。。。。。。
それが全体の景気に影響し減速が始まるのでは?????????
少なくとも iPhoneは これまでとは異なっていくようになるように思う。 中国ではいずれ誰も買わなくなるかもしれない。アメリカと日本では継続して買い続ける愛用者がいるかも知れないが??(小生もその一人かもしれない)
もはや スマホはその性能を競い合うものではなくなり 如何に使い勝手が良いか(それは価格も含めて)だけで選ぶようになっていくのであろう。
旧暦で言う 新年 世界エレクトロニクス地図は大きく書き換えられるのかもしれない。