かの 女性女性学研究家、フェミニスト、英文学者(元大学教授)、タレント、歌手とされるT女史にコメントさせると 日本のお詫びが足りないと言うセリフになるのであろうが小生的には全く理解出来ない裁判の判決が昨日言い渡された。
安倍首相は即座にFACEBOOKでも反論している
本件については、1965年の日韓請求権協定によって
完全かつ最終的に解決しています。
今般の判決は国際法に照らして、ありえない判断で
あります。
と。
小生は1960年生まれなので全く戦争時を知らないし 1965年の日韓請求権協定当時の状況を知っているはずもない。あくまでもマスコミ他から流れてくる情報のみで今この問題を考えているのであるが それは恐らく今回 韓国でこの問題を取り扱った司法関係者も同様ではないだろうか?韓国の司法関係者の定年制度がいくつなのか小生は知らない(日本の場合最高裁判所判事は70歳が退官年齢)が 1965年に20歳であった人は今73歳なので 1945年から1965年の日韓の関係の変節他を直接知っている人が現役の裁判官であるケースは少ないように思える。であれば法曹関係者であれば当然であるが感情的な部分はなくし 無機的に法と照らし合わせその判断をするはずなのであろうが?????
因みに 小生は1960年生まれ 小生の父母は1930-1935年生まれである。 ということは日韓併合(1910年) 太平洋戦争(1941-1945年)時の当事者世代から見れば3世代後の存在になる。
確かに日本と韓国は 日韓併合という出来事を経ており併合された側の感情と併合した側の理解に違いがあることは当然であるが その理解の違いを無くし(ある意味お互いに納得・妥協する)のが国際条約で日韓請求権協定もそれに該当するはずなのだが。。。。。
いつも言われる 「韓国はゴールポストを動かす」 が今回も起こってしまった。これでは何時まで経っても真の友好というのが成立しないように思う。
冒頭に引き合いに出した T女史はそれでも謝って 謝って 謝って と言うのであろうか??
小生はその考え方が 誤って いるように思うが。
上記記事では
日韓請求権協定は両国と国民の間の請求権の問題を「完全かつ最終的に解決された」としている。日本政府と韓国の歴代政権は個人の請求権についても同協定に基づき解決済みとの立場を取ってきた。2005年には当時の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権も、日本が当時支払った無償3億ドルの経済協力に請求権問題を解決する資金が含まれているとの見解を示していた。
と書かれているが
「今後も元徴用工による類似の裁判が相次ぐ可能性がある。」
とも。
このままでは 小生の生きている間にこれらの問題が解決することは無いのではないだろうか?
つまり 当事者世代から見て3世代問題が解決しない 100年問題と言うことに。。。。。
そう言えばヨーロッパでも海を隔てた隣国間であるイギリスとフランスで起きた100年戦争というのがあった。
フランス王国の王位継承およびイングランド王家がフランスに有する広大な領土をめぐり、フランス王国を治めるヴァロワ朝と、イングランド王国を治めるプランタジネット朝およびランカスター朝というフランス人王朝同士の争いに、フランスの領主たちが二派に分かれて戦った内戦である。
海を隔てた隣国間は 100年争わないと問題を解決することが出来ないということであろうか??
日韓併合は100年以上前の出来事であるが。。。。。。。。。。。。