小生の自宅から小生の務める会社まではほぼ一本道である。2車線の
府道で交通量は多い。この府道3市にまたがり走行すれば会社まで行き
着くのであるが、その真ん中の市の部分の道路状況が最近変わってきて
いる。
小生自宅の近くの状況はこれ
そして真ん中の市の状況がこれ
車道と歩道の間に 自転車の走行レーンが設けられ青い矢羽根と呼ばれ
る矢印状のマークと自転車のピクトグラムが描かれている。
本来、歩道を自転車が走ると歩行者との間で危ないということで自転車
は車道の右側を走れとされている。
(改正道路交通法 2013年6月公布 12月施行)
それを徹底しようと2013年辺りから自転車の走行帯を明確にする意味で上
の様な青いマークが道路に表記され始めたようであるのだが、これが各地
で表記方法が色々あるらしい。
ここのサイトに詳しく書かれていた。
図他をを引用すると
まず 最初のパターン
道路の左端が青く幅広く塗装された道。自転車専用通行帯と呼ばれる道
で自転車だけが走ることができる専用道路。基本的には一方通行であり、
自転車専用通行帯のある道路では自転車は歩道を走ることはできず、自
転車専用通行帯を走らないといけなません。
次は
道路の左側が青いラインで区切られた道路も自転車専用通行帯で、青い
ラインから左側は自転車専用の道路
そして 小生の写真にあるパターン
青い矢羽根は自転車の走るべき範囲を、自転車と自動車の運転手双方に
対して明確にするための塗装であり、自転車専用道路というわけではない
ようです。
さらに こんなのも
双方向自転車専用通行帯とは、どちら方向でも自転車が走行出来る自転車
専用通行帯のことですが、この双方向自転車専用通行帯が片側にしか無い
道では、自転車は原則として自転車専用通行帯を走行しなければいけないと
いう決まり。
結構ややこしいようです。
さて、小生の写真の道路ですがさほど道路幅があるわけではありません
ので自転車が青印の部分を走行している時に 車がそれを追い越そうとす
ると対向車線にはみ出すことになります。
それって 果たして 自転車・自動車にとって安全なのでしょうか??
確かに、歩道を自転車が走らなくなることで歩行者は安全になるかもしれ
ませんが 自動車と自転車にはかなりの緊張感が生じるように思えます。
もう少し道路幅を広げることができればそれぞれに専用のレーンを設定
することができるのですが??
さらに 同じ府道で市が変わるとマークが無くなるというのも統一性が
ありません。
(市が変わるということは所轄の警察署も変わるという亊かもしれません
がとにかく 小生の近所では 真ん中の市部分だけでそのマークが有る。)
昭和の時代には 自動車のほうが強く 歩行者等は車の危険から逃げる
ためわざわざ階段を登る「歩道橋」を歩く(つまり歩行者が損をする)という
道路行政が行われていました。流石に今では歩行者に負担をかける歩道橋
の撤去が進んでいる時代であります。
歩行者・自動車だけでなく自転車の存在も無視できないでしょう。
なにかいい手立てはないか?? そんな上での試行錯誤の段階かもしれま
せんが 小生の写真の部分は 果たしてそれで安全なのか??
少なくとも 同じ道路では 統一した試みを行うことが重要ではないか?
とは感じる こやじであります。