小生も口が軽いほうなので 今まで沢山「セクハラ」「パワハラ」の加害者
になっていたこともあるかとは思う。改めて、 被害を受けられたと思われ
る方に深くお詫び申し上げます。
しかし それにしても今回の財務省事務次官のセクハラ問題についてはどう
も理解に苦しむところが多い。
小生的には これは (被害者とされる人も 加害者とされる人も)マスコミから
受けたハラスメントのような気がしてならない。
この事件が 被害を受けた人がいて それを警察等に告発し 操作が行われ
加害者が認定され それが事務次官であった と言うなら小生は納得するであ
ろうし 加害者とされる人を許すことが出来ないであろう。
しかし 今回の事件はそれが公になる順序が違うのように思える。
そしてその順序が違うことが騒ぎを大きくしているとも考える。
麻生大臣が当初話ししていた 被害者は名乗りを というのは今回の順序の
場合 極端に間違った発言とは小生思えない。
第一 マスコミの原則とし 被害者の特定されない事件はニュースではなく
ただの噂話にしか過ぎない とされていたのでは無いか?
(だから 今まで被害者感情を踏みにじった報道をしてきたのではないか?)
1、被害者が特定されていない段階、しかも加害者が認めていない段階で
あれ程騒いで良いものであろうか???
被害者がその被害を例え一部とは言え音声DATAまでつけて週刊誌
に渡している以上 それは衆目の事実となることを被害者自身が認め
ているのではないか??
(それが嫌なら まずは警察とか弁護士に告発するべきであろう)
2、マスコミに所属する記者が取材という仕事の上かもしれないが二人で
食事をするというのは 所属している会社は認めている正規な事なの
か? また もしそうであるなら 被害を聞いた段階で担当を変える
処置は少なくとも出来たはずだ。
業務とプライベートの線引きは 被害者と言われる人 所属する会社
でどう引かれていたのであるか??
もし 仕事上でということであれば 仕事上で入手した情報を他の
マスコミで報道するということは有って良いのか???
仕事上で無いと言うのであれば 業務外の付き合いを何故続けたのか
3,なぜ所属マスコミは加害者が辞任を発表した後で名乗りを上げたのか
なにか後ろめたいことが有って あえて発表しなかったのでは??
セクハラ被害を知りながら 続けての取材を指示したのであればそれ
は共犯とも言えるのではないか??
そもそも論で セクハラと呼べる被害を受けている人 次に会う時にそれを
録音しようと考えた段階で すでにそれは何らかの意図が有った思うのだが
(あくまでも それを証拠として警察等に告発するならそれは許されるとも
考えるが マスコミに流した以上 別の意図があったのでは??)
こんな記事が 別のマスコミで書かれていた。
この指摘に対して 今回の被害者とされる女性の所属するマスコミの対応が
あるのかどうか 興味がある。・