過去、日米の関係から大きな形状状況の変化がアメリカで起こりその数年後日本で同様なことが起こると言われているのだが。。。。
店頭で遊んでから真意面白いものを買うという おもちゃの買い物王道が今後できなくなるのでは????
アメリカの大手玩具販売店「トイザらス」が日本の民事再生法に相当する連邦破産法11条をバージニア州の裁判所に申請した。あくまでもアメリカの話であり 日本トイザらスは、
「米国とカナダ以外の店舗は破産手続きの対象外。日本法人の営業は継続する」
としているのだが。
このニュースに関し 日経はその原因を断定している。
記事によると 本来この時期は玩具業界にとり書き入れ時であるはずと。。
10月末のハロウィーン、11月末のブラックフライデー、そして12月のクリスマスだ。この3カ月で年間売上高の7割を稼ぐといわれる。そんな商機を前にした18日(米国時間)、米玩具大手トイザラスが連邦破産法11条の適用を申請した。同社が万策尽きたことの証左だ。
と強い言葉で記事を書き始めている。そしてその破綻原因はと言うと
トイザラスにとどめを刺したのはネット通販の米アマゾン・ドット・コムの躍進に違いない。実はトイザラスは玩具専門店と言われるが、年間を通して安定的な売上高を確保していたのは赤ちゃん用の紙おむつの存在が大きい。
消耗品だから来店頻度が期待でき、そのついでに玩具を買ってもらうのがトイザラス流だった。
しかし、その主力商材をアマゾンが奪っていった。嵩(かさ)張る商品を 自宅まで届けてもらえるのは主婦にとっては魅力だ。しかも店舗運営コスト がかからない分、トイザラスよりも低価格になる。
小生もそうだと思う。玩具だけでなく家電や家具ももはや店頭で選ぶことが少なくなった。少しその品定めに自信がない場合に 店頭でその商品に触れてみて わかれば価格を一旦覚えておき 自宅に一度戻ってNETで商品を探すそして 一番安い所(それはほとんどの場合最初に触れた店ではない)で購入するのが通常になっている。
すなわち 大型販売店=ショールーム ということである。
実はトイザらスが日本に進出する際に大規模小売店舗法という壁が有ったのだがアメリカ政府すら動かし日本政府に圧力をかけて流通規制を大きく緩和させている、
(トイザらス 日本1号店のオープニングセレモニーの主賓はレーガン大統領)
その進出により メーカーと問屋が強く価格維持されていた日本の玩具業界に価格破壊が起こった。
(副次的には トイザらスの進出で家電や家具も問屋を通さない商売が増えたのも事実)
つまり 元来 トイザらス はそれまでの商取引の破壊者でありその商法により中小玩具販売店を破綻させていった当事者であったのだが。。。。。。
それが今や 破綻させられる方になってしまったようだ。そしてその破綻に追い込んだのが アマゾン含めたNET通販である。
日経の記事は こう締めくくられている
近代流通業の歴史は米国で起こったことが時間差で日本で起こるのが常だ。
「Japan are US.」(日本は米国)。二重写しの可能性はある。
果たして日本でも起こるのであろうか???
しかし そうなってしまうとおもちゃの味見ができなくなってしまう。沢山の商品から選ぶという ショッピングの楽しみがなくなっては 果たして購買力が維持できるのであろうか???
それとも 全く新しい形でその「味見」を消費者にさせてくれる商売が出現するのでは???
その場合 その味見をさせる会社はメーカー
からお金を取り消費者からは取らない。
メーカーはあくまでも宣伝広告費として処理
する・・・・・・
大型のトラックに沢山の新しいおもちゃを
満載して 大きなショッピング・センターを
巡回する、まてよ それは何もおもちゃだけ
にとらわれる必要がない 家電品も・・・・
その場合 大型トラックではなく 飛行船を
使用してみたらどうだろうかかなりのものを
運べるし それそのものが注目を浴びる。。。。。。。。
なんて考えてみましたが いかがでしょうか???
(小生のアイディアですから その点ヨロシク!!!!!!!)