Original

 今から103年前 小国の皇太子が当時支配下に有った地域を視察中に

現地出身の青年に暗殺された、それがきっかけとなり第一次世界対戦が

勃発している。 

 

 そう 有名な サラエボ事件である。

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あえてオーストリア=ハンガリー帝国の事を小国と書いている。実際に

は2つの衰退する小国がくっついた暫定的な国家形態であった。

 要はある国の皇太子が他国で殺され それがきっかけで当事者同士の

戦争が勃発拡大し 世界大戦になったという事実である。

 

そして 今 アジアの小国である国の皇太子ではないが前独裁者の長男

がVXによる行為で暗殺された。この事件を巡り アジアの小国を支援

しているGDP世界一位の国と ある国を支援してきたGDP世界二位の国

の関係が 東アジアにどう影響するだろうか??

 

 少し心配な記事が現代ビジネスに出ていた。

 

  米国発「北朝鮮転覆プラン」のキーマンの名前

 

反中の論客として有名な 近藤大介氏 の書いたものであるがこの中

で以降の需要人物として プリンスのプリンス 金ハンソル氏(21歳)の

動きがポイントとして挙げられている。

  

 彼は現在、2位の国の統治下で有る マカオで暮らしている。アジア

の小国としては 暗殺されたのが ある国の前独裁者の長男であり 現

独裁者の兄でも有る「金正男氏」であることを世界に証明したい。それ

は当然1位の国も同様である。そうすれば行った行為が国家主導のテロ

であると主張でき その独裁政権に揺さぶりをかけられる。

 

 問題は2位の国である。既にある国への支援に間しては国際世論的に

も難しくなりつつあり もはや手に余す状態であることは明らかだが、

簡単に見捨てられない事情もあろう(特に もしある国が破滅した場合

の難民は 経済的打撃も大きく到底受け入れられない)。

 ここは 1位の国の方針に乗る可能性すらある。しかし、今ここで

おいそれと その決め駒になり得る金ハンソル氏を渡すには早いのでは

との思惑もありそうだ アジアの小国との関係もこの事件をネタに改善

し南シナ海で自身の思惑をもっと進めたいとも考えていそう。。。。

 

 アジアの小国 ある国 そしてそれらを支援する大国達・・・・・

確かに状況は異なるが図式的にはサラエボ事件と似ていないこともない

 

 ウーーーーン この先どうなっていくのであろうか???

 

それにしてもこのアジアの小国 

 

  2014.3.8  MH370便はどこに行ったのであろうか?? 

  2014.7.17 マレーシア航空17便撃墜事件のその後は???

  

  そして 2017年 金正男氏暗殺事件・・・・

  

ここ数年大きな事件が多すぎるような?