2017年01月

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     ヤマト運輸が30日発表した2016年4~12月期の連結決算は営業利益が前年

    同期比7%減の580億円だった。記者会見した芝崎健一専務執行役員は

     「サービスの品質を落とさず一定の利益を出す自助努力には限界がきている。

      料金設定などは顧客とも相談していかないといけない。」

    と話したらしいが 「自助努力」?????? 自ら個人顧客を捨て大口顧客

    である通販に注力した結果である 「自己責任」だと思うが。。。

     (ヤマトについて書き出したら 長いので   今日はここまで)

     

    さて 上のヤマト運輸の言い回しもそうだが 我々はマスコミ等の報道により

    様々な情報を手に入れる。しかしその際 その情報の出し方で受け止める側

    のイメージが大きく異なることを情報を出す側であるマスコミはよく知っていて

    あたかも 違うイメージが我々に植え付けられる事が多々ある。

     

     そんな中 よく言われる「失われた20年」に関して 少し考えてみた。

    きっかけは 東洋経済の記事からである。

     

      GDPには「売春」もカウントしていいのか

     

    GDP 我々も経済規模を推し量る数値としてよく耳にし使用もするのだが

    その中に 売春などを入れても良いのか?という見出しである(オランダで

    は一部合法化されていて EUでは先般それについて物議を醸した)。

     

     それはさておき その中で書かれていたことに 実は小生は驚いた。

    まず、基礎知識として GDPには2つ有る 

     

     ■名目GDP … ものやサービスの付加価値を合計したもの

     ■実質GDP … 名目GDPから物価変動を除いたもの

     

    こう書くと少しややこしい。。。。もっと大雑把にと言うとこうなるらしい

     

     ■名目GDP … 単純に金額から算出したもの

     ■実質GDP … 物量から算出したもの

     

    それを踏まえ 通常マスコミでよく語られるGDPは 名目GDPである。

    1980年以降の36年間 変化は次のようになる

    Gdp      グラフのネタ元は 世界経済のネタ帳

     数字的に並べると

       1980  246兆円

       1988  416兆円

       1995  501兆円

       2016  504兆円

    確かに 1995-2016まで年次変化はあるがほとんど増えていない。

    「失われた20年」と言うのは本当のように見える。

      

    しかしである。これを物量だけで推し量る実質GDPで見てみるとこうなる

     Photo          同じくグラフのネタ元は 世界経済のネタ帳    

     同じく数字的に並べると

       1980  269兆円

       1988  400兆円

       1995  455兆円

       2016  537兆円

    あれ?? 1995年から2016年まででも 成長している?????

      

    そう この期間 物価が下がったため名目GDPは増えなかったが実質は

    それ以前の成長率より緩やかになっているが 成長はしているのである。

      

     実は 我々はその実感としては実質GDPのほうが身近に感じるはずで

    ある なにせ生産量そのものは増えているのであるから。しかしマスコミ

    等で常に名目GDPが増えていないことを言われ そう言う気分になって

    更には お金を使うことを躊躇してきたのではないだろうか???

     これは マクロ経済にとって損失以外の何物でもないのだが???

     

    但し この20年間はそれ以前に比べて実質GDPの伸びが緩やかである

    事は間違いなく それで名目GDPが伸びなかったことも事実である。

    (物価の下落と生産量の増加が同率であったと言う事になる)

    その点は 十分理解していただきたい。

      

     因みに マスコミ報道の危なさというところでは本記事のきっかである

    東洋経済の記事に名目GDP 実質GDPをあわせたグラフが載っていた。

    Photo_2

     これを見ると 実質GDPの伸びがかなり大きいように思えるが??実は

    左に表記されたY軸の額に注目してほしい一番下が 0ではなく400兆円

    なのだ。(つまり このグラフは400から600兆円しか表していない---

    あたかも額の増大が大きく見える)

     こういう表記の仕方は 果たして正しいのか???

     小生は疑問である。

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     この所利用していないのだが タイミング等により使うことがあろう

    夜行バス。

     小生 以前は必ずバスそのものにトイレがついているものを選択して

    いた、というのも どちらかと言うと下痢症で時として 何度もトイレ

    に駆け込むことが有る たまたまその時バスに乗車していたら。。。。

     (因みに 一度は風邪による下痢の症状で何度もトイレにという体験

      もありました)

    との理由からなのであるが、夜行バスに慣れてくるとその日の体調等を

    コントロールし 最悪の場合は乗車しないということであればトイレ無

    しのバスでもかまわないとの結論に達し 何度か本ブログでも紹介した

    VIPライナー等トイレのない夜行バスをよく利用していた。

     (途中 2度ほどトイレ休憩が有る)

     但し、それはあくまでも自宅のある大阪から出張先に向かうケースで

    あった。帰りにそのバスを予約してしまうと 出張先の状況で何を食べ

    るか・飲むか自身でコントロールできないケースも有り 最悪の場合・

    を想定するからである。 

    やはり 「保険」としてトイレ付きが望ましいと小生は思うのですが。

     

     そんな中 こんな記事が出ていた

     

      夜行バスにトイレは必要か?

        あえて「トイレなし」にするバス会社も その理由とは

     

    夜行バスを運行する会社によっては あえてトイレ無しとしている所も

    有るらしい。これらの運行ではおよそ2時間に1度、高速道路のSAやPA

    でトイレ休憩を行うほか、走行中にどうしても我慢できなくなった場合

    は、乗務員に声を掛ければ最寄りのSAやPAなどへ緊急的に停車する事

    もあるそうです。

      

     なぜ トイレ無しとするか?? ですが実はトイレ 結構不評らしい

    のです。

     狭いとか 音とか 匂いとか 様々な理由だそうですが女性の利用が

    増えていることもその要因の一つであるとか。

    Photo  

    確かに 上の写真から見ても狭いです。小生もその使用体験から狭いと

    思います。又 トイレの丁度上の席になったこともありますが、完全な

    遮音とは行かないのも事実(但し走行中はロードノイズの方が気になる)

    匂いは 小生感じたことはありません。

     

     因みに 先般紹介した個室型高級夜行バスには高級トイレが装備

    されています。(温水洗浄機能付きだそうです)

     

        個室  その響きは良いですが。。。   No2092

      

     逆に 上記記事のバス会社が同様なコンセプトで2017年2月から新

    シート「ReBorn(リボーン)」を搭載したバスの運行を開始します。

    全18席がそれぞれ「シェル」で覆われ、個別空間がつくられていると

    いう、同社のなかではハイクラスに位置付けられるバスです。しかし、

    その車内にトイレは無いそうです。

     

     まあ 記事でもバスの走行距離等により乗客の考え方も違うともと

    書いていて その結論 最終的には乗客の判断でということでしょう

    か? 

     小生は 「保険」として必要 との考えですが。。。。あなたは? 

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     旧暦では昨日が元旦、そう春節です。中国では所謂正月休み期間で大勢

    の観光客が日本にも来ています。今日日曜日は どうせ繁華街や観光地は

    中国人に占拠されていますか 皆さんはお出かけせず本ブログをゆっくり

    読んでくださればと。。。。。。

     

     さて こんな報道が日経に出ていた。

     

      残業上限、月平均60時間で規制 政府原案

     Photo

    この話 小生どうも納得がいかない。

     

    まず 一つ目 この政府案が出されるきっかけになったのが 一昨年12月

    当時電通の女性新入社員が自殺した問題である(上記記事にもそのことが

    書かれている)。では どうして2012年4月29日の関越自動車道バス衝突

    事故-防音壁にバスが突き刺さった事故という方が覚えておられる方も多

    いかも知れない-の時にこの話は出なかったのか?? バス事故の運転手

    は明らかに過労・睡眠不足状態であった。

    一方が 東大卒で一流企業の社員であり もう一方が中国残留孤児の子弟

    で 零細ガス運行会社の運転手であったからだろうか? それは明らかに

    報道の差別 政府対応の差別ではないだろうか? バス事故の際に政府は

    バス運行会社のルール等は見直したが「過労」という問題についてどう考

    えていたのか??

     又、電通の社員自殺については小生なりの意見がある それについては

    昨年10月14日の記事

     

     あえて書くなら 元気がないと言うのはこういうことかな?? No2002

     

    に書いたのでご参照を。

     

     

    二つ目 この手の規制で真っ先にしわ寄せが行くであろう 下請け・中小

    零細企業への対応が果たして取られているのか??

     みなさんも ご承知であろう 日本の会社組織はピラミッド型の構成に

    なっていて 底辺では給与水準の低い中小零細企業がその担い手である。

    それらは 規模も小さく 規模の大きな会社からの受注でなんとか運営

    されている。 もしこの手の規制が実施されればあぶれた仕事は必ずその

    ピラミッドの下へ追いやられるのが過去の事実である。それら底辺の会社

    では経営者そのものが労働者であり 結局のところ大企業の従業員が過労

    から救われる代わりに 中小零細企業の経営者が過労に見舞われるという

    図式になることが 簡単に予測できる。

    少なくとも この手の規制で大企業からあぶれる仕事はその大企業の水準

    で下請けに回すということにしない限り 過去の例から結局大企業のピン

    はねの後に下請けに周り 受けた企業に何ら利益をもたらさなくなる。

     因みに、毎年予算編成次期になると財務省では予算編成のために大残業

    が行われている。

     

     政府はこの手の規制を民間企業に行う前に まず財務省の残業を規制案

    より厳しく取り締まる事が果たして出来るのかどうか??を試金石として

    行ってみてはどうか?(おそらく 出来ないというのが答えだと思うが)

     

     余談であるが 冒頭の日経の記事末尾に こう有った。

     

      経済界には「繁忙期については配慮してほしい」

      (経団連の榊原定征会長)と求める声が多い。

     

    少なくとも 先般プーチン大統領が来日した際に経団連会館を訪問したの

    だが その際 ソフトバンクの孫社長がプーチン大統領と直接話しをした

    らしいが それで「メンツを潰された」と経団連が言っているらしいのだ

    が そんな団体を「経済界」の代表として残業という労働者の権利保護の

    議論に持ち出すのは 止めたほうが良いと小生は考える。

     

     孫正義氏とプーチン大統領の立ち話が物議 メンツつぶされた経団連

     

     政府ももっと 真の労働者から話を聞くべきである。

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     なんとか通常時のメモリ・システムリソース不足によるものと思われる

    不具合症状は改善してきた。こうなると欲が出て 以前から不満であった

    PC立ち上がり時の問題に付いて色々調べてみた。

     

     課題はスタートアップに設定している各種プログラムの立ち上げに時間

    がかかるものがあるという点である。

     小生 RAMディスクを設定している、RamPhantomEX(IO-DATA)製

    である。

     この各種設定をするユーティリティソフトを常駐させているのだがなぜ

    だか単純にスタートアップに登録するだけではうまく立ち上がってくれな

    い。(なぜだか 全く不明だ)

      

     そこで 別に使用している各種設定ソフト GlaryUtilties の機能である

    遅延起動を使用しているのだがこいつで設定すると極端にその起動が遅延

    するのである。

     Glary

     実際GlaryUtiltiesでスタートアップの遅延等を行うのは子プログラムの

    StartupManager.exeであることはMsconfigのスタートアップをチェックし

    ていて分かっていた。他にどこを探してもRamPhantomEXユーティリティ

    の起動を遅らせる要素がないのだ。

     

     半年以上悩んでいたのだが 昨日もう一度Msconfigを見ていてふと気が

    ついた。本来 コマンド欄の幅はもっと狭いのだが少し広げてみた所 

     なんとプログラム因数の後ろに 「-delayrun」の文字が。。。。。

    Msconfig_

     そう StartupManager.exe 自身が遅延起動しているのである。

    が こいつを元に戻す方法が現在まだわからない。

      

    レジストリをいじってみましたが 再起動すると元に戻ってしまうのです。

     と ここまで理解するのかなり時間を要した  既に22:30。。

    28日も仕事なので、、、、、

     

      対策は又後日。

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     昨日の続きである。

     常駐プログラム等は 小生的にほぼ限界にまで削減したが物理メモリ

    使用率が50%を下回っていない。あと少し稼ぎたい。

     

     そこで考えたのが サービスの停止である。

    WINDOWSはOSや各ソフトが使う基本的なモジュールをサービスとし

    て予め立ち上げ時に読み込んでいる いわば常駐プログラムでもある。

    それらの中には 特定のソフトを立ち上げるときのみに使用されるもの

    も有るので それらを止めてしまおうという作戦である。

     小生がインストールしていてサービスを必要としているものにVPN

    関連や仮想PC(VMware)関連がある

     当然それらはその特定のソフトを立ち上げる時にはその前にサービス

    を開始させておく必要がある。そこで活用するのが SCコマンド。

     

     一例は こうなる(VMware関連のサービスに関してである)

    Photo

    上がサービスを停止するバッチファイル 下がサービスを開始するもの

    SC の後に stopか startを書き サービス名を””で括り記述する

    だけである。

    このバッチファイルを起動してやれば そのサービスを開始・停止出来

    る 注意点はサービスによっては 管理者権限が必要なことがある。

    バッチファイルを直接起動する場合は大丈夫なようだがショートカットを

    作成した場合は 下図のようにプロパティの詳細設定から管理者権限

    のところにチェックを入れておく必要がある。

    Photo_2

     

     VMware関連 VPN関連で7つばかりサービスを止めてみた。

     

    その結果 通常の仕事開始前 ファイラーが2つ メーラー SKYPE

    OUTLOOKを起動した状態で 念願の50%未満を達成できた。

    Photo_3

     今まで1日に何度か SKYPEが落ちたりしていたがそれもどうやら

    減っているようである。

    まだ デスクトップキャプチャー等で(システムリソース不足によるもの

    と思われる)不具合は有るのだが 以前よりかなりストレスが減った。

     

     小さなことからコツコツと。。。。,そうすれば

     

                     確かにそうである   と実感したこやじである。

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