2016年11月

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     先週末から日曜日にかけてNHK「ブラタモリ」及び大河ドラマ「真田丸」

    は大阪(正確に言うと当時は大坂)を舞台としていた。興味深く拝見させて

    頂いた。

     

     余談ではあるが「真田丸」は三谷幸喜氏の脚本である 氏の脚本での大河

     ドラマは確か「新撰組」以来ではなかったろうか?? 「新撰組」に関し

     ては彼流のお笑いエッセンスが全面に出すぎて悪評であった、しかし今回

     は演じる役者とのバランスもよく 非常にうまい演出の様に感じている。

      11/6の回ではオープニングにテーマ・ソングが無く 一体いつそれ

      をやるのだろうと思っていたら なんとエンディング部分で主役の

         「それは 真田丸よ!!」

      のセリフにかぶせてテーマ・ソングを流すという大河ドラマではおそら

      く初めての演出で 見せつけてくれた。あと数回 楽しみである。

     

    さて 今の大阪繁華街と言えば 「キタ」「ミナミ」となるのだがご承知の

    通り「キタ」のほうが高級である。大阪にしても京都にしても神戸にしても

    その都市の中の格付けでは北側が上で南側が下と言うようなイメージが

    ある。

     Osaka1

     京都は北側が行動が高く街の真ん中を流れる河川は北から南へ流れる古代

    水を最初に使う人が偉い人 という考えがあった。京都の北側には当然の様

    に御所がある 最初に水を使うのは 皇室なのである。下流に行くほど庶民

    である。これは納得できよう。

     

     神戸も北へ行くと六甲山地があり高くなっており 南側は海だ。同様に考

    えれば同じと考えられよう。

     

     問題は我が大阪である。

    ブラタモリでも触れていたのだが 大阪城のある部分は上町台地の北のヘリ

    になる。東側に生駒山地があり上町台地と生駒山地の間は湿地帯であった。

     先程の地図に加筆すると こうなる

       赤が地形的に高くなっているところ 青が湿地帯です

    Osaka2

    (大阪城東側の この湿地帯弥生時代-平安時代の頃は 河内湖という湖)

     地名的に言っても 淀川-湿地帯から内側なので 河内 である。

      

     ここのページで 古代からの地形変化が確認できる。

     

       大阪平野の変遷

     

    そして 先程のキタ・ミナミの話になるのだが 今そう言われている地名は

    キタ=梅田 ミナミ=なんば である。その地名からタモリさんは即座に答

    えたのですが 梅田--埋めた とその場所は昔 埋めたところ そう湿地

    帯であったのだ。それに引き換え なんば=難波--波の当たるところすな

    わち海辺-上町台地のヘリの港のあった所である。つまり古くからミナミは

    土地があり人々が生活していたのだが キタは古代は海 その後湿地帯で

    平安期以降に人工的に「埋め立て」された所なのである。

     

     普通に考えれば湿地帯なんて庶民すら住めない場所であったはずなのだが

    今ではそれが 高級歓楽街を含む大繁華街である。(これには 明治期以降

    鉄道敷設が行われ 大阪駅が梅田にできたことが非常に大きいのだろう)

     

    大阪市の南側は現在 大和川になっているがこれは江戸時代以降に付け替え

    れれたもので 古代大和川は 河内湖に注いでいた。その後湿地帯となった

    が戦国時代でも大阪城の北側を経て大阪湾に注いでいた。当時 大阪と堺は

    つながっていたのである。

     

     今となっては 京阪神つながりで淀川の北側が大阪の主流のようにされて

    いるが 平安期から戦国時代までは 実は大坂-堺ののほうが主流であった

    のだ。。。。。

     

    そういう点で言うと 南大阪の人々から言うと恨み深いのは

      江戸時代の 大和川の付替え

      明治時代の 鉄道敷設

    と言うことになる。

     

     そんなことを考えながら 「真田丸」見るのも面白いですよ!!

     

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    超弩級

     1906年に進水したイギリス海軍のドレッドノートはその性能が当時の水準を

     遥かに超える優秀な性能を持ち それに準ずる性能を持つ戦艦を弩級戦艦と

     呼ぶようになった。その後その性能を上回る戦艦開発され、それらを称して

     超弩級戦艦と呼ばれるようになった。転じて 水準を遥かに超える規模性能

     を持つものを 超弩級と呼ぶことがある。

       旧日本海軍は「金剛」以降が超弩級戦艦にあたり第二次世界大戦はそれら

     の戦艦で戦っている。

     

    という定義なのであるが、昨夕から我が家には 2つの超弩級と化した豆台風

    が3ヶ月ぶりに上陸した。

     

     今回は 小生の愛する奥様の亡き父の1周忌のための短期間滞在である。

    夏休み以来であるからわずか3ヶ月ばかりなのだが その期間にこの豆台風の

    進化は留まることを知らないようだ。上の元祖の方は そのパワーに磨きがか

    かるばかりか「言葉」という新たな武器が ついに通常兵器として標準装備さ

    れ なにか新しいものを見るたびに

      「これ 何??」

     と 何 何 ミサイルが完全追尾装置付き連続発射型で発射される。この、

    完全追尾装置が侮れない。いい加減な返答を行うとそれを容赦しない 

     「じゃー これは何」

    と次のミサイルが 的確に飛んで来るのである。

     

     そして 恐るべき進化を遂げているのが次世代型豆台風2号である。

    さすが「言葉」領域はまだ未知数であるが すでに2足走行は完全標準装備に

    なっていて 少しでも目を離すと いつの間にかいなくなる隠密型戦闘を身に

    つけており 片時も目が離せない。更にグラフィックス描画機能に目覚めつつ

    あり お絵かき帳に書きなぐる攻撃までももはや装備しているようだ。どうや

    ら「ジジ」(すなわち小生であるが)への抵抗感がまるでないどころか、逆に

    小生がロックオンされている状態で 小生がPCの前で何かしようとするとすぐ

    様 色鉛筆とお絵かき帳をぶら下げてやってくるのである。

     

     こうなると 防御に回らずを得ない「ジジ」は2号豆台風を 抱きかかえて

    リビングへ連れていき気を何かでそらす そっとリビングを抜け出しPCの前

    へ と言う籠城作戦を取らざるをえないのである。残念ながら我が家にはその

    攻撃を防いでくれる出城 「真田丸」は完備できていないので容易に2号攻撃

    が繰り返されるのを防ぐすべがないのである。

     

    一応 こちらサイドとしても2大豆台風来襲に備えて スティックPCと言う

    ファイナルウエポンを用意していた。NET上の豊富な動画コンテンツで2大

    豆台風の行動をテレビの前に限定させる作戦である。

     しかしながら あまりにもパワーアップした超弩級2大豆台風の前に 来襲

    2時間で早くもそのファイナルウエポンを発動せざるを得ない状況に追い込ま

    れた。

    Img_2598

     仮面ライダーは偉大である。

     流石にファイナルウエポンはその効果は十分に発揮し しばしの時間が小生

    に与えられた。今はその隙きにこの記事を書いている。

     しかし 超弩級2大豆台風は来週日曜日までは我が家付近に停滞する見込み

    であると我が家気象台は発表しており 我がファイナルウエポンが1週間持ち

    応えられるかどうかは 今のところ不明である。

     期待するはコンテンツの種類等であるが・・・・・・・・・はたして。。。

     

    本ブログの更新が行われなかったとき その時は小生が力尽き精根尽き果てた

    とご理解いただければ。。。          

      その夜 北の空へ 流れる一筋の流れ星があるはずです。その星が小生が

      故郷のM99星雲へ最後の力を振り絞りながら帰る姿だと。。。。。。。

     

    それまでは

     「がんばれ コヤジ 残された時間はあと僅かだ!!」

                   と声援をよろしくお願い申し上げます。

    それにしてもこの破壊力 パワーを感じます

                     そして嬉しい ジジ馬鹿であります。

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    先のアメリカ大統領選挙は小生のみならず 殆どのお方々の予測は

    当たらなかったはずである。イギリスのEU離脱にしてもコレレまた

    当たらなかった。

     そう言えば 最近LOT6に至っては 1000円すら当たらない。

     今年は当たらない年ではないだろうか?? と思っていた矢先である

    昨日 小生の携帯電話が鳴った。小生の母君からのお電話であられる。

     なんでございますか?? と電話に出ると。。。。。。。

     

     「大変やねん!!! 昨晩 駐車場に止めていた

                                          車が当てられて偉いことやねん!!」

     

     小生の母親は 九州で生まれ 幼少の一時期 東京の田園調布の近く

    で過ごし その後ずっと 大阪 河内というそれはもう高貴なところで過ご

    しているお方である。

     

     因みに 小生の父親はその3代前から河内地区に住んでいる。親子

    3代続かないと江戸っ子とは言わないそうだが 小生はいわば超一流の

    河内っ子であることになる。。。ととと  話を戻そう。

     

     冒頭の話からは 全く自体が飲み込めなかったが よく聞いてみると

    ようやく詳細がわかってきた。

      

    11日-12日に日が変わる頃 小生の父親の車は 自宅そばの駐車場

    に正規に止められていたらしい。枠内であり車止めに降臨が触れる程度

    の通常の止め方である。

      

     それが あるアルコールで血液循環が非常に良くなった人 すなわち

    酔っ払いが運転する車が その駐車場で通常では考えられない運転行動

    による-つまりは酔っ払い運転であるが-車にぶつけられたらしい。

     父親の車は反動で 車止めを乗り越え後ろへ1mばかり強制移動させ

    られたそうだ。

      

    その後 そのことに大層気が動転した-その時正気であったかどうかも

    不明だが-酔っぱらい運転手はこともあろうかアクセル全開で前進を試

    み小生の父親の車とは反対側にある 居宅のガレージシャッターをめが

    けて突進したそうで  シャッターの剛性が 突っ込んでくる車の加速度

    に少し勝っていたことが幸いし 少しシャッターが凹んだ程度でその車の

    加速力を0にすることに成功し-つまりシャッターに車が突っ込んだ形で

    止まったらしい。アルコールで麻酔ならぬ酔っ払っていた当の運転手は

    それ以上の麻酔を受ける必要もなく大した怪我はしなかった様だ。

     

     まあ 誰もいない駐車場で車だけが暴れまわり周りの車を数台破戒し

    居宅のシャッターを破損 という非常に幸いな状況であったそうだが

    もし 人がいたら・。・・・・・・・・・・・・・・・とゾットするような事体でもある。

     

    運転手は即座に警察に連行され 厳しい取り調べを受けているらしいが

     

     そう言えば先般 小生の父親は

    「この前買った 宝くじ 今度はキット当たるから」

     と予言していた。

     

    当たったのは 宝くじならぬ酔っぱらい車ではあったが 当たったことは

     確かである。

      

     事情を聞きに 小生の愛する奥様が小生の父・母の居宅に行ったらし

    いが 父親は大興奮状態で 奥様が車のそばで警察官から言われたこと

    を伝えようとしても 頭からまるで聞かずに喋り続けたらしい。

       (とにかく 喋りたいのであろうが・・・・・・・・・・) 

     あとで 奥様が警察官から言われたことを伝えると

     

     「それを 早よ 言わんか!!」

     「そんなん 言うたって 聞く耳なかったやん」

      

    と 吉本新喜劇バリの会話になったとの 報告を小生は 受けたが。。。

     

     真正面から ぶつけられた父の車

    Img_2591_

     そして 車止めを乗り越え 後ろに1m

    Img_2590

     まあ 怪我人がなくて幸いである。

     

    こんな 「当り」 は要りません。

     

    お酒を飲んでの運転 決してしてはいけません。

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    1951年4月19日の演説。

     

     「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」

      

    と名セリフを残し大統領になる夢を諦めて引退していったのは 日本占領

    時の指揮官ダグラス・マッカーサー氏である。

     それから 65年 ヒラリー・クリントン氏は当時4歳であった。

    その彼女もひっそりと消えていくのであろうか。。。。。。。。。。。。。

     

     ひっそりと??消えていくのは 彼女だけではないようだ。

    任天堂のHPでは こんな事が書かれている。

        

    Wiiu

               「近日生産終了予定」

      

    2012年11月 今から4年前である 前モデルの「Wii」が大ヒット作で

    2006年から生産終了の2013年までで1億台以上販売したのに比べて実売

    4年で1400万台弱と数字だけでいえば 散々たる結果であった。

     

     やはり時代がスマホへのシフトが進んでいた時期でもあり ゲーム機と

    言うだけでは・・・・であった。

     ハード的に液晶画面付きコントローラーにも2画面を使用する大胆さが

    有ったが 逆にソフト開発者からは手間がかかると敬遠されソフト乏しい

    という決定的な弱点となってしまった。

    もともと子供中心のソフトラインアップで それはそれで正しいとは思う

    が ライバルが大人向けのソフトも充実しているのに対してコレまた弱点

    となってしまった。

     

    その点は過去の栄光を捨てきれず時代の変革を読みきれなかった某女性

    大統領候補にも似ているのかもしれない、

     

      いつまでもクリントンでは飽きる

      いつまでもマリオでは飽きが来る

     

    ということであろうか。

     上記の発表も記者会見したとか プレスリリースを出したとかでは無い

    小生も 日経の記事で知ったくらいだ。

     

      任天堂「Wii U」 寂しき退場

     

     実は小生 据え置き型も携帯型も 全くゲームで遊ぶことがない。 

     どの商品が優れているのか どのソフトが良いのかさえさっぱりである。

     まあ 某国の大統領選挙や PPAPで一世を風靡しているピコ太郎氏

    も下馬評がそのまま当てはまらないのが今の世の中である。ゲームをしな

    い小生が ゲーム機のことを書いても 構わないであろう。

     

     来年任天堂が発売するのが 「Nintendo Switch」である。

    現時点で下馬評はあまり芳しくない。

       

    コレが 新大統領に決まったホテル王の様に 一発大逆転を演じるのか

    某女性候補のように敗者となるのか?? 少なくとも任天堂といえども

    後がないのは事実のようだ。

     

     小生の感覚では    売れないような。・・・・・・・・・・・・

     実は 小生の立場だけで言うと 売れてくれるとなにがしかのオコボレ

    のお仕事が回ってくる可能性がある(電子部品として)そこは大いに期待

    したいのはやまやまで有ることは確かなのだが。。。。それでも。。。。

      (大ヒットになっても 坊主頭にななりませんので あしからず)

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     世界中をおどかせた トランプ大統領。一番驚いているのは当人かもしれ

    ない。

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     一夜明けての昨日の東京市場 コレまた多くの予測ではトランプ大統領に

    なれば 株は暴落・1ドル90円台に突入と言われていた。

     実際には ご承知の通り 株は全面高 外国為替は一昨日に増しての円安

    となった。

     

     (小生的には ホッとしてこの記事を書いています)

     

    一体マスメディアが流していた事前の情報はどんな根拠に基づくの有った

    ろうかと?? 疑いの眼差しで見る他無いのである。

     

    昨日のマスメディアの反応は予測通り

     「隠れトランプ支持者が多かった」

     「トランプ氏は大統領になれば実務的な策を取る」

       「日米安全保障条約は維持されるであろう」

     「駐留在日米軍の費用負担は 必要になるかも但し自国防衛よりは安く」

     「TPPからアメリカは離脱するであろう」

    などであった。

     

     自身たちの予測が何故外れたのか?・という点はあまり触れていない様に

    見受けられる。 

     

    今まで言われていたのは

     

     アメリカ大統領選挙は 資格を持つ誰もが大統領になれる危険性をもつ

     その為 1年にも及ぶ長期間の選挙を戦い続けることにより 失言等で

     多くの人がふるい落とされる。 最後には適切な資格を持つものだけが

     本選挙にのぞみ 最後の審判を受ける。

     

    であった。その意味で ドナルド・トランプ次期大統領は共和党の候補と

    なった時点で 大統領の職務に適している人の一人と判断されたいたはず

    である(少なくとも共和党支持者の中では)しかし その本質を理解した

    マスメディアは無かったと言えそうだ。アメリカのマスコミの多く、そし

    てワシントンDCの住民多くは民主党支持であり 共和党の候補は誰でも

    良かったのかも?しれないが。

     

    小生もマスコミの報道を鵜呑みにし 最後はトランプ氏は負けると思って

    いたのであるから 小市民なのだと改めて実感する今日このごろである。

    マスコミへの批判は一部批判はこんな記事でされている

     

       日本の「トランプ分析」は全部デタラメだ

     

    タダの記事が選挙前に出ていれば大したものなのだが。。。。。。。

      

     しかし よく考えてみれば全く政治経験がなく 選挙に出たこともない

    軍人でもない人が あれだけの選挙戦を戦い抜き勝者となった。と言う事

    実はアメリカ合衆国がアメリカ合衆国たる最たるものなのである。

     まさにドラスティックな選挙でも有ったのだ。 

     

     かつて、今は81歳の小生の母が30年前(今の小生より5際若い頃である)

    フィリピンでコラソン・アキノ氏が革命的な選挙を戦い抜く 時の独裁者で

    あるマルコス大統領を退け大統領の座についた時 

    「すごいことが起こった 女性でも国を変える指導者になることを実感した」

    と話した事が思い起こされる。

     

     ひょっとすると今回トランプ氏を支持した人たちは 知らぬ間に圧政に虐げ

    られたいたマルコス大統領時代のフィリピン国民達のように 所謂白人支配層

    (エスタブリッシュメント)達の圧政(その代表者が クリントン一族)に耐

    える事ができなくなっていたのかもしれない。

     

    その後のフィリピンではマラカニアン宮殿に残されたイメルダ夫人の多量の靴

    や衣服が出てきて 如何に富の蓄積が支配者により行われていたかが証明され

    るが まさか今後ヒラリー・クリントン、ビル・クリントン夫婦のクリントン

    財団の膨大な資産があからさまに暴かれる なんと事になるのかも??

     と興味本位で小生は思うのである。

     

     小生 行きつけの鍼灸院の先生が先月 クリントン財団への中国からの多額

    献金を知り 絶対にヒラリー・クリントンが大統領になってはいけないと力説

    していたが まさかそれが現実のものになるとは.。。。。

     世にも恐ろしい 民主主義のパワー

     今年は それを見せつけられた年であります。

     

     因みに トランプ大統領 エアーフォースワンをトランプ機色にすると言い

    出さないかな?? 小生少し期待しているのですが??

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