2015年04月

      このエントリーをはてなブックマークに追加

     昨日の朝、なにげにNETチェックしていたら この記事を見つけて

    中を覗いてみると。、。。。。。。。朝と言うのに泣いちゃいました。

     

       CMの概念をひっくり返す「泣ける実録」の凄み

     

    とにかく 先ずは映像を見て下さい。5分弱有ります。

    音量は少し大きめで。。。          (始めに広告があるかも。。)

     

     

     実は 始めはこの何の映像か分からなかった。5分弱の映像の最後の部分

    右下に「Supported by TOSANDO music」と さりげなく表示されるのだが、、、

     

    岩手県にある、東山堂という書店・音楽教室を展開するショップが作成した

    実録映像だそうだ。どうやら 主人公「千葉次郎」氏が東山堂を訪れSaxを

    習いたい と申し込んだことがきっかけでこのコンテンツが作成されたらし

    いがそれにしても。。。。。。

     

    記事にも書かれているが 新譜が涙を流し 新郎がハンカチを手渡すシーン

    では 思わず

     「ああ なんて新譜のお父様は素敵なんだろう!!」

    と思ってしまう。しかし冒頭の司会者の紹介を良く聞いいると分かるのだが

    「千葉次郎」氏は 新婦の父ではなく 新郎の父である。

    Saxの音色と メロディー そして映像とが見事にまでマッチしている。   

    流れているメロディーが ぼくとつと真の意味で新婦に「家族になろうよ」と

    語りかけている そんな雰囲気が 思わず見ている自身を幸せにしてくれる

    演奏途中では 思わず 頑張れ!「次郎さん」と応援したくなる そんな映像

    に仕上がっている。

     

     本ブログでも何度かYouTubeの映像を紹介してきたが中々此処まで泣ける

    のは 無かったような。

     

     「音楽は 言葉を超える」

     

    正に 東山堂さんが表現したかったことを見事にまで「千葉次郎」氏は演じ

    切っている、彼は全くの素人さんなのだそうだが、、、、

     

     因みに、Googleの検索窓に 千葉次郎 と打ち込むと既に検索候補

    として「千葉次郎の挑戦」が出てくるくらい この映像は見られているそう

    で 昨日見た段階で34万回を超えていた。

     

     実は東山堂さんのCMは 以前も話題になったことがあり小生も見た

    記憶がある。

     これの再生回数は既に280万回を超えている。但し、この映像の中で父も

    新婦も役者さんが演じているそうだ。

    小生 始めて見たときは泣いたのだが 今回の「千葉次郎の挑戦」を見てみる

    と流石に その差が歴然であった。

     

     そう言えば 小生の知り合いで 50歳を超えてからSaxを習いに行った御仁が

    いらっしゃる、仕事上の恩師の送別会に演奏したいという目的であったそうで、

    無事 大願成就を遂げたとも聞いているが それを 映像に纏めればキット泣い

    たのではないだろうか。。。。。。。。。

     朝から良いもの見させていただきました。

      このエントリーをはてなブックマークに追加

     パソコンを使用して仕事などをしていると 今自分が見ている画面を

    他の人に見て欲しいときがある。共通のソフトをお互いに入れていれば

    ファイルにして送付し開けばいいのだが ソフトの操作方法やエラーの

    メッセージ 又 先方には現物があり此方では書類やCADの画面で比

    較しながら話しをしたいときなどだ。

     

     ソフトの操作で 最後の部分の操作が分からないのだが自身の画面に

    映っている部分を相手に説明することが出来ない って時を経験した事

    はキット有るはずです。

     小生の会社にも小さい東京営業所があるのだがそこのメンバーが非常

    に高齢で有り余りパソコンに詳しくない その為向こうで操作が分から

    ない時など此方に着てくるのだが 向こうでどういう操作をしているの

    かが分からない場合が多い。向こうの行為を 此方でもモニター出来れ

    ば話しは速いのだが。。。。。。。。。。

     

     TeamViewer をお互いに入れておけば何とかなるのだが もっと簡単

    に出来る方法があった。非常に便利な機能なので此処で紹介します。

    使用するソフトは「SKYPE」のみこればっかりはお互いにインストール

    必要である。 それさえ入れておけばOKである。

     

    方法は 先ず先方を呼び出す

    Photo

    通話ボタンを押して通話開始だ

    先方が出たところで 上の 通話をクリック

    Photo_2

    ダイアログの下の方にある 「画面共有」をクリック

    Photo_3

    小生の場合仕事では2画面(モニター2つ)使用しているのでどちら

    の画面を共有(相手に見せる)するかを選択して「開始」をクリック

    Photo_4

    すると選択した方の画面全体が赤線で囲われます。(少し分かりづらいかも)

    Photo_6

    先方ではもうその画面が見えているはずです。

      (TeamViewer でキャプチャしました)

    7

    先方でその画面は通話のウインドウの中で表示されていますがそこをダブル

    クリックすればフルスクリーンで見られます。

    8

    画面共有を停止するときは 「共有を停止」をクリックで終了できます。

    (通話はまだ継続中です)

    Photo_7

    この機能実はグループ会話でも出来ます。ホスト側の画面を複数の遠くに

    あるパソコンに映すことが出来る事になり 会議などで一々各位が自身の

    パソコンを操作せずに済むことにもなります。

     

     使い勝手も良さそうです。操作も簡単なのでパソコンに詳しくない方で

    も簡単出来るかもしれません。

     これで自分の画面を相手に見て貰うことが出来る様になります。相手の

    PCにインストールされていないソフトでも自身で開いてその画面内の事

    を話ししたりアドバイスを受けることも出来るはずで 応用は広がる様に

    考えます。是非一度お試しあれ。

      このエントリーをはてなブックマークに追加

     二日ほど前 こんな記事が出ていた。

     

        東電に「XP更新を」…検査院が「異例」の指摘

     

    これについて小生は非常に疑問に感じる。

    2160530489_7080a43b16_z

    Xpについては開発者であり販売元であるマイクロソフトがそのサポート

    を2014年4月に打ち切っている。当時各マスコミ等がサポートが終了する

    と騒いだことは記憶に新しいが では メーカーのサポートが終了すると

    言うことは現実にどういう事か と言うことを理解している人がどれだけ

    いるのだろうか?? ソフトウエアには脆弱性が潜んでいる本来はそれら

    をすべて潰してから市場に出すのが最適なのだが 高度なソフトウエアの

    集合体でもあるOSではそうも行かず やむなく市場に出てから発見され

    たり 新たに開発された悪意のあるソフトウエアに対応する為に販売元た

    るマイクロソフトがアフターサービスとしてその対応バッチやら修正ソフ

    トやらを自動配布し各使用者がそれをダウンロードしてインストールする

    (これは自動の場合も手動の場合もある)ことでそれらの対抗としている

    に過ぎない。又、それとは異なり市販のセキュリティソフトはそれらが進

    入するかもしれない通信媒体やリムーバブルディスク等をチェックして防

    御している。

     

     しかし あくまでも後手に回っているのが実情で何らかの悪意のある者

    が例えば東京電力のPCへ進入し情報を盗み出したり そのほかの事をし

    ようとした場合OSが例え最新版であろうがそうでなかろうがさほど影響は

    しないと思われる。

     所詮 その程度のものと割り切ることが必要で それよりも重要な情報

    は暗号化するなり NETから切り離すなり PCそのものには置かない

    ようにしたり別の方法で行うのが当然である。 (米軍が使用する回線は

    一般のインターネット回線とは異なるところがあるとも言われている)

     又一つの防御策となるセキュリティソフトはXPをその対象から外して

    いない物も多くそれらを配慮して使用することで有る程度の対策になる事

    は明らかなのだが。。。。

     

     又、例えば有名なiPhoneの脱獄と言われる操作はiOsの脆弱性

    を利用しているが iOSが更新されて脱獄が出来るようになるまでの期間は

    かなり短い 脱獄が出来るバージョンは危険だからそのiPhoneは使用禁止

    と 国の機関が言うのであろうか?????

     

     肝心なのはその使用者がそう言うことに十分注意を払って使用すること

    なのであって OSがすべてを守っているわけではないと言う事実だ。

     

     嘗て2000年問題の時もそうであった(本ブログでも書いたが)。

    小生がその時の知識として大丈夫と判断し対象から外していた機器が有った

    が そのことを取引先の方に話すと(その方は少なくとも小生より知識が豊

    富では無かったと思う)

     

     「その考えは駄目だ 何があるか分からないのにそんな考え方は無責任

      である そんな会社とは取引できない」

     

    とまで言われた、結果何も起こらなかったが その人は無責任にもその事

    についてその後何か言ったことがない。

     

     今回の会計検査院の指摘もそれと同様のような気がする会計検査院はその

    指摘をした以上 OSを更新した結果でも何らかの不具合等が起これば責任

    を取れる立場でもない。

    あえて言うならそんなことを指摘する為に人員を割いていること自体が無駄

    遣いであり そう言うことを指摘することこそが会計検査院の仕事である。

    640pxkasumigasekicommongate01      無駄遣いをする会計検査院、だからこんな立派な建屋に入れるんです。

     

     又、この事件を報道する人たちは どう考えているのだろうか??報道に

    関する事で政権与党がテレビ局の人を呼んだことで 国家権力の横暴とか

    とあれほど騒ぐのに、内閣官房情報セキュリティセンター(現・内閣サイバー

    セキュリティセンター)が東電に対し、更新するよう再三要請し 会計検査

    院がOSの更新を促しても(これは調査の為に事情を聞くよりはるかに踏み

    込んだ行為である)この程度の報道しかしないのは明らかに二枚舌である。

     

     予算不足でXpを使い続けている学校や地方公共団体はまだ沢山あるはずで

     先ず学校は何とかして下さいね。。。(どうしてそれを会計検査院は指摘しない)

    (そう言いながら 脆弱性が常に指摘される アンドロイドのタブレットに

     変えたりして。。。。。。)

      このエントリーをはてなブックマークに追加

     今年3月一杯でヤマト運輸は一般向けメール便を廃止した。廃止理由は

    「信書」を運んでしまう恐れがあり顧客に迷惑を掛けられないとの 事で

    有ったはずだ、小生はその件について今年1月末から3月にかけて本ブログ

    で批判した。

     

      果たしてそれだけが理由?? 実質的な値上げでは?? メール便 No1375

      残念なことですが 開拓者たるヤマト運輸の方では有りませんでした。 No1380

      宅急便コンパクト やっぱり値上げにしか見えない  No1413

     

    以前の 日本の物流を変えようと「宅急便」なる小口輸送システムを作り上げ

    た開拓者たるヤマト運輸が変わってしまったと嘆いたのであるが。。。

     

    さて、昨日小生が勤める会社に届いた荷物の中には下のようなものがあった

     ヤマト便によるもの

    20150421_141040

     佐川便によるもの

    20150421_151802

    いずれも A4大の封筒で中身は書類である。しかもその荷物の外観からも

    容易に書類と判別できるたぐいのものだ。すなわち上の大義名分でメール便

    を止めたヤマト運輸はこういう書類らしきものは、それが「信書」に当たるか

    どうか4月以降は厳格に運用するとも行っていたような気がするが????

    それを調査する必要があるはずだ。この荷物に対してそういう調査をしたと

    言うことは送付人からも聞いていない(因みに中身は 「預かり書」であり

    それに捺印して欲しいとの依頼であった)

     

     総務省のHPには 「信書」に関するガイドラインが明記されている。

    信書に該当する文書

    ■書状

    ■請求書の類

        【類例】納品書、領収書、見積書、願書、申込書、申請書、申告書、依頼書

      契約書、照会書、回答書、承諾書、◇レセプト(診療報酬明細書等)、◇

      推薦書、◇注文書、◇年金に関する通知書・申告書、◇確定申告書、◇給

      与支払報告書

    ■会議招集通知の類

        【類例】 結婚式等の招待状、業務を報告する文書

    ■許可書の類

        【類例】 免許証、認定書、表彰状

         ※カード形状の資格の認定書などを含みます。

    ■証明書の類

        【類例】印鑑証明書、納税証明書、戸籍謄本、住民票の写し ◇健康保険証、

      ◇登記簿謄本、◇車検証、◇履歴書、◇給与支払明細書、◇産業廃棄物管

      理票、◇保険証券、◇振込証明書、◇輸出証明書、◇健康診断結果通知書

      ・消防設備点検表・調査報告書・検査成績票・商品の品質証明書その他の

      点検・調査・検査などの結果を通知する文書

    ■ダイレクトメール

              文書自体に受取人が記載されている文書

              商品の購入等利用関係、契約関係等特定の受取人に差し出す趣旨が明らか

      な文言が記載されている文書

    信書に該当しない文書

    ■書籍の類

        【類例】新聞、雑誌、会報、会誌、手帳、カレンダー、ポスター、◇講習会

      配布資料、◇作文、◇研究論文、◇卒業論文、◇裁判記録、◇図面、◇設計

      図書

    ■カタログ

    ■小切手の類

        【類例】 手形、株券、◇為替証書

    ■プリペイドカードの類

        【類例】 商品券、図書券、◇プリントアウトした電子チケット

    ■乗車券の類

        【類例】 航空券、定期券、入場券

    ■クレジットカードの類

        【類例】 キャッシュカード、ローンカード

    ■会員カードの類

        【類例】 入会証、ポイントカード、マイレージカード

    ■ダイレクトメール

              専ら街頭における配布や新聞折り込みを前提として作成されるチラシの

      ようなもの

              専ら店頭における配布を前提として作成されるパンフレットやリーフ

      レットのようなもの

    ■その他

         ◇説明書の類(市販の食品・医薬品・家庭用又は事業用の機器・ソフト

      ウェアなどの取扱説明書・解説書・仕様書、定款、約款、目論見書)、

     ◇求人票、◇配送伝票、◇名刺、◇パスポート、◇振込用紙、◇出勤簿、

     ◇ナンバープレート

     

    これを見ても非常に曖昧な部分も有るのだが 少なくとも「預かり書」は

    「信書」に該当すると考えた方が良さそうに思う、その場合メール便では

    ない通常の宅配便でも輸送することはNGのはずである。

     

    郵便法には以下定められている。

    郵便法

     第2条 郵便の業務は、この法律の定めるところにより、日本郵便株式

      会社(以下「会社」という。)が行う。

     第4条 会社以外の者は、何人も、郵便の業務を業とし、また、会社の行う

      郵便の業務に従事する場合を除いて、郵便の業務に従事してはならない。

      ただし、会社が、契約により会社のため郵便の業務の一部を委託すること

      を妨げない。

      2 会社(契約により会社から郵便の業務の一部の委託を受けた者を含む。)

      以外の者は、何人も、他人の信書(特定の受取人に対し、差出人の意思を

      表示し、又は事実を通知する文書をいう。以下同じ。)の送達を業として

      はならない。2以上の人又は法人に雇用され、これらの人又は法人の信書

      の送達を継続して行う者は、他人の信書の送達を業とする者とみなす。  

      3 運送営業者、その代表者又はその代理人その他の従業者は、その運送

      方法により他人のために信書の送達をしてはならない。ただし、貨物に添

      付する無封の添え状又は送り状は、この限りでない。

           4 何人も、第2項の規定に違反して信書の送達を業とする者に信書の送

      達を委託し、又は前項に掲げる者に信書(同項ただし書に掲げるものを除く。)

      の送達を委託してはならない、

       第76条 第4条の規定に違反した者は、これを3年以下の懲役又は300万円以下

      の罰金に処する。

          2 前項の場合において、金銭物品を収得したときは、これを没収する。

      既に消費し、又は譲渡したときは、その価額を追徴する。

      

    つまり「信書」はメール便だけではなく日本郵便以外の人・会社が運ぶことは

    禁止されているのだ。この法律は如何なものかと小生は考えるし時代に沿って

    いない事は明確である。その意味では冒頭の書類(信書)らしきものをヤマト

    運輸や佐川急便が運ぶことは構わないとも考えていた。(いずれ法律が変わる

    ものと)

     

    しかし、その張本人たるヤマト運輸が 自社の展開するサービスを廃止するに

    当たり「信書」を運んではいけない との時代錯誤かもしれない考え方を世間

    に公表し それを理由としたことは明らかに間違っていると考える。更にもし

    そう言ったのであれば 通常のヤマト便であっても「信書」とみなされるたぐ

    いの物を運んではいけないのではないか??と考えるが。。。。。。

     

     上の「信書」の定義からすると国の機関他公共機関からでさえ 過去メール

    便で運ばれてきたことがある物まで含まれているように思う。

      因みに 昨日来た物で 次のような物があった。(日本郵便以外のメール便で)

    20150422_064741

     京都府から来た物で 中身は 企業立地の支援活動としてのアンケート及び

    京都府に有る工場用地の紹介である。アンケートへの回答用として返信用封筒

    (日本郵便取り扱い)が添えられていた、このアンケート総務省のガイドラインと

    照らしあわせると果たして「信書」かどうか疑問である(少なくとも返信は「信書」

    に当たると当の京都府も考えているのであろう)が この場合もコンプライアンス

    の観点からは郵便で送る方がベターかもしれない。公共機関でも「信書」に対して

    その程度の感覚である事は間違いない。

    本来であればその法律の是非が マスコミ等でも取り上げられるべきでは???

    とも考えるがヤマト運輸にせよ佐川急便にせよTV広告を大々的に打っている 大

    スポンサーで有ることが関係しているのかどうかは分からないが???

     

    小生の主張は

     

      時代のそぐわない「信書」に関してはその法律の趣旨等から考えても

      見直すべき。

      ヤマト運輸は「信書」の考え方を理由とせず正規の主張を持ってメール

      便の値上げを行い、輸送業界の開拓者たる立場を取り戻すべし

     

    の2点なのだが。。

     

     (もし 法律が変わってヤマト運輸他が「信書」を運んでも良いとなって

      も今のヤマト運輸はメール便を復活はさせないでしょうね??)

      このエントリーをはてなブックマークに追加

     この数日 二つの興味深い記事を見つけた。それは現在日本人から見れば

    少し遠く・忘れようとしている事かもしれない。

     

     先のJRダイヤ改正で日本国内の定期運用寝台夜行列車は 「はまなす」

    「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」の各往復6本になってしまった。

    もはや寝台夜行列車はそれこそ風前の灯火を揺らしながら運用されている

    状態である。

    401653264_49c2b36b9a_z

    2526254620_0636e43253_z             今は無き「日本海」車中風景

     しかし お隣中国では2015年1月現在1300本もの運行がされていて、この

    7年間で200本も増えているそうだ。

     

        中国の夜行列車が高速化時代でも増える理由

     

     中には50時間以上走行するものや中国の新幹線車両で寝台化されている

    ものまで有るそうだ。

     運賃が航空機徳と較べて格段に安いと言う政策的な事もあるのだが それ

    により旅をする人々は 移動そのものを楽しむ風情がまだ残っているようだ。

     丁度日本の夜行列車全盛期の頃に似ているのかもしれない。

    日本では元来国土が狭く そこへ新幹線・航空機が入り乱れる結果別に寝台

    に乗らずとも 今まで寝台列車が発車していた時間から移動を始めてもその

    日の内に目的地に到着でき ホテルのベッドで寝ることが出来ると言う地理

    的な要因も大きいが 移動はあくまでも移動と割り切る風情が実情である。

    それが故 寝台列車は衰退の道を歩まざるを得ないと言うところだろうか?

     寝台列車全盛の頃の楽しみとは違う楽しみが出来ているのかもしれないが。

      (小生的には寝台に揺られながら 杯を傾けるのも 乙なものであるが)

     

     移動を楽しむ と言う点では これもそうかもしれない。

     

     A380が「空の旅」を変える 超大型機にこだわるエミレーツ航空の大胆戦略

     

     実は超大型航空機 A380は余り売れていない エアバスがその生産を

    打ち切るのでは??と言う噂もあるくらいだ。

    しかし そのA380を大量140機も発注している(実に全受注量の約半数)

    のが エミレーツ航空だ。

    4122223135_127092088d_z

     本来A380は500人以上の人が乗れる航空機として開発されたのだが

    エミレーツではその巨体でも300人程度の乗客として中を豪華にスペース

    として取っている。

     「どんなフライトでも、乗客は心の底からくつろぎたいと思っています」

     「それに応えるためには、豪華で快適なスペースを提供できる大型機の

      投入が欠かせません」

    と言うのがエミレーツの見解だそうだ。

     実際には 他の航空会社でもその巨体は少し大きすぎる その為発注が増

    えずエアバスも苦境に立たされている。特に巨体故 長い滑走路を必要として

    エミレーツ自身もドバイ-東京路線は成田から羽田へ変更したこともあり機材

    をA380から777へ変更しています。(羽田はA380では滑走路が短すぎる)

     

    また 巨体を動かすには多量の燃料が必要で 運賃も割高にならざるをえない

     はたして 移動を楽しむか手段なのか? エミレーツの提案は世界に受け

    入れられるのか?????

     

     小生の感(小生自身もだが)では、今の日本人には移動時を楽しむ感覚と

    してゆったりしたスペースは必要ないのではないだろうか??

     少し窮屈でも移動は それなりに楽しめるのでは?? と考える人が多い

    様に思う。(価格の問題も大きいだろう)

     流石 このところは豪華客船御旅を楽しむ日本人が増えてはいるがそれが

    メジャーになるのは まだまだ時間がかかりそうだ。

     

    昔、何かで読んだことがある。欧米人の旅の目的というか 贅沢の極みは

     

        「何もしない事 何もしないで済む空間」

     

    である。と 日本人の多く 少なくとも小生は その贅沢は理解できない。

     (小生的には 窮屈な夜行バスでもそれなりですよ と 。。。。) 

    このページのトップヘ