小生はまるで知らないので 調べてみたら。。。。。。。。。。。。。。。
大阪の府道制定は1984年(昭和59年)3月に施行され(主要地方道43路線、一般府道は101~260、401~403の163路線)、1994年(平成6年)4月に改正された。主要地方道、一般府道ともに北部で番号が若く、南下するほど番号が大きくなる付け方である。
とウィキペディアにあった。又、制定後に当該道路が国道等になり廃番になっている号線もあるようだ。1号線から30号線までは以下のようになる。
先ほど疑問に思った 府道1号線だがーーー普通1号線と言えば由緒ある名門の番号であるはずだ キット大阪府民なら必ず一度や二度通ったことの有る道のはず と思っていたのだが---
茨木摂津線(元・大阪内環状線(現・国道479号))
と表記されている。これって???
まず地図で確認しよう。グーグルマップで 府道1号線が全てはいるようにしてみた。府道1号線はお分かりだろうか??
(因みに △印に1は 国道一号線である 府道の場合は六角形に1である)なかなか見づらいかも知れません そこで 色を塗ってみました。
これでも??? である ほんの地元に人以外ではあまりメジャーな道路では無いように思える。
因み 小生が毎朝横切る府道2号線(大阪中央環状線)と比較してみると (赤が 1号線 青が 2号線である)
もう一目瞭然である 2号線が大阪市の周囲をぐるり囲うように走る大幹線で有るのに対して 府道1号線は・・・・・・・・・・・
実は 府道1号線 1984年当初に指定されていたのは大阪内環状線であった。
(上地図の 緑色の道路である 大阪市内をぐるり囲う形)
しかし 1993年に 大阪内環状線が国道479号線に昇格してしまった。その為府道122号道祖本摂津線(さいのもとせっつせん)と府道403号大岩上河原線(おおいわかみがわらせん)の2路線が統合され、府道1号茨木摂津線と名称が変更されたのだ。これには大阪府の彩都(国際文化公園都市)開発構想が
絡んでいる(これに絡んで 大阪モノレールも 彩都西駅まで延伸された) (小生的には 大阪内環状線が府道1号線の方がかなりしっくり来るのだが)彩都構想 1970年以前に開発された千里ニュータウンの北側の丘陵に新たな街を(大阪大学箕面キャンパスを包み込む形で)開発しようという構想である。
その構想を先取る形で 彩都の中心を貫く道路が 府道1号線になうように指定したのである。
但し 彩都 西地区開発が進んでいるのに対して 東部地区はまだ山林のままであるし 中部地区の中核に本来大阪府は武田薬品の新薬研究所を誘致していたのだが失敗に終わり 現在は造成だけがほぼ終了している段階である。
こういう経緯があり 本来 名門中の名門である番号 府道1号線は現時点ではかなりマイナーな道路であるようだ。
大阪の衰退を象徴するようにすら感じるのだが。。。。
果たして 府道1号線大阪の中枢の道路に成り上がっていけるのであろうか?