2014年10月

      このエントリーをはてなブックマークに追加

     今度は北京にユニバーサルスタジオが建設されると記事が出ていた。

     

        北京にユニバーサル・スタジオ

     

    中国の国営企業と米ユニバーサル・パークス・アンド・リゾーツが総額なんと3500億円もの投資を行い、大阪のUSJの2倍の敷地に建設するようだ。

    Img178

     ご承知の通り 来年には上海ディズニーランドも開業するようだがこのテーマーパークビジネス 実は本家アメリカと日本以外ではあまり利益が上がっているとは聞かない。

     

     香港のディズニーランドももう一つであるしパリに関してもそうである。

    少し前だが パリのディズニーランドに関してはどうして儲からないかが記事になっているくらいだ。

     

       なぜ仏ディズニーランドは儲からないのか?

     

    入場料がバカ高(日本円にして1万円)や絶叫している写真だけで20ユーロチャージされるとかも有るようであるが 一番原因はそのエンターティナー性の欠如であろう。


     記事にもあるが チケット販売のお姉さんの動きの遅さや 入園者が煙草をふかすと言った 現実的な状況を見てしまうと「夢の国」を訪れている客も冷めてしまう。 こういうテーマパークでは客自身がその夢の国を構成していて演じなければならないと小生は考えるのだが先ずはテーマーパーク側の全ての職員がそれを徹底して行わなければならない(そうでなければ客がのれるわけがない)。パリの場合は人手不足-法規制等もあり非正規社員が雇えないそうで-繁忙期にはどうしても足りなくなるのだが 文字通り繁忙期は客が多いので多くの客が 人手不足で疲れたスタッフと接するのでから夢の国は益々遠のいてしまうようだ。

     

    東京の成功は間違いなくその教育とそれを受け立派にやってのけるスタッフが有ってこそで。それは日本の皆様が知っておられる通りである。

     (それがあるからこそ 客もその夢の国の一員を演じられるのだ)



    大阪 USJの場合は当初かなり苦労があったようだ、テーマパークの運営そのものがやはりディズニーより劣ることも有ったであろうし本来がかなりエンターティナーそろいの大阪人が構えていたこともあり 開場後数年経つとリピーターが増えず 又、不祥事が続いたことで入場者は減り続けた。


     ただその地獄を見たことで 本来の運営力を取り戻したのか ここ数年は好調である。(新しいアトラクションも影響しているかも知れない)

     





     こうして 東京も大阪も利益を上げているのであるが 果たして中国ではどうだろうか??

     

     北京の場合は それ以前にPM2.5の問題がありそんなところに子ども連れで田舎から出てくるのであろうか?? と言うのは日本人の感覚か??


     いずれにせよ スタッフの教育がまず大事であろう。恒久的に演じることの出来る スタッフを如何に沢山作り上げるかが 課題であろう。。。。

     


     今までの中国を見ていると 難しいかな???


     

    (と 此処まで書いておきながら告白すると

     小生 東京ディズニーランドには 1回 

     大阪USJにも 1回 しか行ったことが

     ありません。。。

     決して嫌いなわけではありませんが?。。)

     

     PS  東京ディズニーランドへは家族で行きましたが

         大阪USJへは もちろん 愛する奥様と 二人っきりで行きました。ハイ

      このエントリーをはてなブックマークに追加

     皆さんに台風の被害が無かったことを祈りながら。。。

    小生はなぜか ほぼ台風の中心部が通った地点に住んでいるのですが 風・雨ともさほど強くありませんでした、(13日午前中の方が風が強かったような)まか不思議であります。

     

    そんなことはさておき 10/13日に 台風のさなか公開した臨時記事で紹介したブラウザ Ancia これが中々秀逸です。

    Ancia

     

     まず、第一に小生が望む新規ページを開くときに 新規でアクティブ と言う条件の設定が簡単にできます。

    Photo

     今までこのオーダーが望めず数々のブラウザを見捨ててきたのですが。。。

    (過去 Sleipnir と 拡張機能を入れたFireFox系しか無かった)

    これだけでも十分です。

     更にかなり色々な設定が出来るよう設計されているようでこれはもう掘り出し物を見つけた気分です。

     此処1-2日使ってみましたが 安定していて問題もなさそうです。

    もちろん軽量軽快です。メモリの消費量は非常に少ない(ただ沢山のページを開くと それなりに喰うようですが)

     

     最大の問題点があるとしたら それはやはりTridentベース故拡張性が??と言うところでしょうか。作者もそれを理解して故からか Choromeベースにもトライしているのですが まだ完成の域には達していないようです。

    (それでも起動時のメモリーはSleipnirより食わず 新規タブの設定は小生の 要望通りの設定が可能です)

      HPに作者として お勧めできないという表記も。。

    Ancia_hp



      Ancia AnciaChrome のHP

                       (実に謙虚な作者です)



     それでも小生は AnciaChrome の完成度が上がることに期待したいです。

    2ちゃんねるの 噂では将来 SleipnirのようにTrident+Blinkのマルチレンダリングエンジンを実現なんてのも有りましたが・・・・

     マルチにする必要は小生無いとも考えますが 細かい所まで気を配ってくれる作者のようなので。。。。。

     





     昔はSleipnirもそうだったような気がしますし 他のフリーウェアのそういう物が当初は多いのですが ユーザーが増えあれこれ注文を付ける人が増えるとそこに「大人の事情」が入り込むようで。。。。。


     もっと 大事におおらかに見守っていき そのおこぼれを頂戴できると言うのが理想なのですが。。。

     


     通常のブラウザとしては十分 しかも軽量軽快。 しばらくは メインのブラウザとしても活躍してくれそうです。 


      このエントリーをはてなブックマークに追加

    台風19号がせまる中13日(体育の日)は、何処へも行かず(行けず)の1日で有った。

     

    そんな中 昨日書いた(No1279)通称13号線の謎に迫るべく 調べてみた。


     

    通称13号線(現大阪府道30号線)の呼び方は どうやら堺市が中心で呼ばれているようで それに繋がる大阪市内 アベノ筋を13号線と呼ぶ方もおられるようだ。

     この混乱で 大阪府への苦情も有るらしい。(府のHPに公開されていた)

     Photo

    どうして 13号という呼び方が生まれてきたのかについて諸説は昨日の記事(No1279)にウィキペディアから引用したのだが 其れ以外に説得力のある説が見つかった。

     

     昨日も書いたが この13号というのは昭和初期から通称として存在していたと言うことであるが 昭和11年の内務省告示第五百十六号(昭和11年9月29日)で大阪の府道について番号を指定している通達がある。


     KOKUDOU.COM さんの記事の中に上記 昭和11年の内務省告示の大阪府道一覧があった。


    それによると(抜粋)

      八号 堺市ヨリ奈良県北葛城郡高田町ニ達スル道路

       泉北郡五箇荘村、中河内郡松原村、南河内郡道明寺村、

       国分村奈良県界

     

      十三号 南河内郡長野町ヨリ堺市ニ達スル道路

       南河内郡天野村、泉北郡横山村、南池田村、鳳町

     

      十四号 堺市ヨリ和歌山県那賀郡粉河町ニ達スル道路

       十三号線(泉北郡鳳町ニ於テ分岐)、泉南郡土生郷村、

       北中通村、熊取村、大土村和歌山県界

    とある。

     

     此を今の地図で考えてみると 

    1314


     上記 八号線が小生の愛用する現大阪府道12号線(堺大和高田線)である事は明からである。地図上に青色で記入しています。

     更に 十三号線が 赤色  十四号線が 緑色で 記入してみました。

     


    そうすると 堺市中心部(現堺東駅前近辺)--当時は八号線との交差点?(現北花田口交差点)-から鳳(上交差点)までは 十三号線 であることが分かる。

    この 堺東-鳳(上交差点は)まさしく現在の 大阪府道30号線(通称13号線)にほかならない。そしてその北側 大和川を超えてつながっているのがあべの筋である。

     つまり 昭和11年の内務省通達により堺市中心部-鳳までは紛れも無く13号線であり その道路を「13号線」と呼ぶことは正しかったのである。

      

     

     

     残念ながら小生の調べたところでは あべの筋と北花田口交差点までの区間がどう呼ばれていたかはわからなかったが 大阪の繁華街あべの・天王寺から堺へ直線的に結ぶあべの筋(現在はこれも大阪府道30号線)と13号線の接続は当初よりあり 必然的にあべの筋も13号線と呼ばれていた可能性がある様に思う。

     

     また 通称13号線 の呼び方が堺市を中心に広がったのもうなずける。

    実際 現 上交差点に北側(大阪側)から進入した場合現30号線は若干右折する間隔であり 本来の道路付けでは直線方向(旧13号線 現大阪府道36号)が本道であったようにも思える。


     この区間の 13号線と言う呼び名が その後上交差点から南へ旧14号線を通り泉南方面へ抜ける主要地方道の通称名として使われた可能性が大である。

    (どうして正式名 14号線と呼ばれなかったかが??であるが 当時の人口 等・街の勢い等から 13号と言う呼び方が凌駕していったとしても不思議 ではあるまい)

      



     身近で昭和時代の道路でも その呼び方 成り立ちには様々な物があり結構面白い。小生の暮らす近所には 最古の道路とも呼ばれる竹内街道や長尾街道も有る(因みに 大阪府道・奈良県道12号線-堺大和高田線-は長尾街道の完全バイパス道である)。いつか その歴史を調べてご報告してみたい。

      このエントリーをはてなブックマークに追加

     台風接近による強制自宅待機で、時間をもてあまし9月に書いたシリーズ、

    「(軽量な)ブラウザを求めて」の続編臨時記事である。

     記事にした以降でも曲折があり 現在アンインストールしていないブラウザ

    はSleipnir4.3.9(この前バージョンアップしてしまった)・FireFox(32.0.3)・IE11

    ・Comodo IceDragon(FireFoxのブラウザ)・Brws(ファイラーAs/rの内蔵ブラ

    ウザ)である。

    SRWareIronが残っていたのですがどうも37に上げていから そのメモリ食い

    に参った事とSleipnir4.3.4を再インストールしたことで調子が良くなりChrome

    系は二つも要らないとの観点で あえなくアンインストールになりその代替えと

    してFireFoX系(容量が少ない)のComodo IceDragonを入れたのです。

     

     所がこの強制台風休日に 軽量なブラウザを見つけてしまい間もなく

    Comodo IceDragonはアンインストールしてしまいそうです。

    見つけた軽量ブラウザは二つ いずれもレンダリングエンジンにTrident

    系の

        Ancia

    Ancia

        Donut RAPT

    Donut_rapt

    です。それぞれ

        Ancia       http://www.egrath.net/index.php?Ancia

        Donut RAPT  http://rapt21.com/

    から ダウンロードできます。(なんと Donut RAPTはSleipnirと同じ

    フェンリル株式会社が管理しています)

     いずれも超軽量 軽快です。どちらかというと小生はAnciaかな?

    これでエマージェンシー用はAniciaに任せてBrwsはAs/r内蔵へお

    戻り頂きました。

     Aniciaは個人が頑張って開発されているようで(なんとChrome版

    も) まだまだ進化しそうです。

     

      このエントリーをはてなブックマークに追加

    昨日に引き続いて。大阪府道ミステリー 今度は南大阪の話し。


    2014.10.11日経に出ていました


       「府道30号」なぜ堺で?


    大阪南部 堺市から和泉地方在住で少し年輩の方と言っても40歳以上の方々に聞くとその道の事を必ず 13号線と呼ぶ道路がある。堺市から和歌山方面へ繋がる幹線道路で大阪和泉泉南線とも呼ばれるJR阪和線に並行する道路だ。

     小生が学生の頃(つまり今から四〇年近く前)でも この道路は13号線と呼ばれていた。

     

    (因み 貝塚市内には ミスタードーナツ店舗

     が堂々と ロード13貝塚店を名乗っていたが

     2012年11月に閉店している。)

    Misudo13  

    実は 大阪府道13号線は別にある。昨日の府道一覧表で見てみると13号線は京都守口線とある.

    Photo_3



    地図で調べると

    13



    なんと 旧国道一号線が現在の大阪府道13号線なのだ。こんな主要道路名を勝手に名乗るなんてあつかましいのだが そこに意図は無いようだ。  

    大阪府が正式に府道に番号を振ったのが1984年であり 更に大阪和泉泉南線の名称が1965年なのだが それ以前に13号線と呼ばれていたようである。

    日経の記事から引用すると

     

     道路沿いに住む自営業の田守照幸さん(83)

     に聞いてみると「若いころから13号線と呼ん

     でいた」との答え。「府道30号が正式名だと

     は知っているよ。でも13号線という名前の方

     が慣れているし、皆そう呼んでいる」

     

    一方、駅の近くで父親の代からたばこ店を営んで

    いるという男性(75)は

     「子供のころは道路幅に基づいて13間(けん)

      道路と呼んでいた。13号線は、その後で始

      まった呼び名だよ」と教えてくれた。

     

    とある。この13間というのは23.4mで片側2車線の道路幅である。しかし、今でも大阪和泉泉南線はそのほとんどが片側1車線で2車線の区間は堺市中心部のほんの一部分である。 (しかも一部区間13間道路の計画が出来たのが 1954年であるが はるかそれ以前昭和初期から13号線の呼び方が有ったとの考察もある事から やはり噂に過ぎないのかも知れない。日経では推測で

     

     可能性としては戦前に拡幅計画が策定され、

     13間道路という計画時の仮称または通称が

     沿線住民に広まって定着。その後、現代風

     に13号線に変化した、と考えられそうだ。

     

    としているが 小生的には???である。

    このほかの説としてはウィキペディアより

     

    1、旧国道26号(堺阪南線)に対して道幅が半分程度しかないことから、26号の半分で13号とする説。同じ片側1車線区間では堺阪南線の方が車道・歩道ともに道幅が広い。

       

    2、国道26号に対して車線数が半分しかないことから、26号の半分で13号とする説。泉州地域では国道26号が片側1 - 4車線なのに対して、片側1 - 2車線である。

     

    3、30号を逆さに呼んで13号とする説。ただし、大阪府道の番号が制定される1984年以前からも13号線と呼ばれているため、これが由来である可能性は低い。

     

    4、大阪府が 1960年に制定した十大放射三環状線計画のうち、13番目の道路であるという説。しかし実際にはこの路線は13路線には含まれていない。(またこれも1960年以前に13号という呼び方が有った為その由来可能性は低いようだ)


    等が上げられている。

     小生の記憶では 上記1or2で聞いたことがあるように思うのだが。真相はもはや誰も分からないのでは無いだろうか??日経では 最後 強引に

     

     正式名とは別に、通称も公認してしまう――。

     こうした事例について、大阪歴史博物館の船越

     幹央さん(近現代史)は「関西人らしい合理主

     義が根底にあるのでは」と話す。

     

    としている。大阪人だけが特別ではないですよ と思いたいのですが他にも大阪では

     

    府道28号大阪高石線(新道)の一部は、計画時の仮称「常磐浜寺線」が浸透。堺市は89年、「ときはま線」を愛称にした。府道38号富田林泉大津線などの一部も、同市は「泉北1号線」を愛称にしている。大阪府の担当者は「泉北ニュータウンを開発中、沿線でこう呼ばれ始めたと聞いている」

     

    と事例を挙げていて小生も ときはま線 や 泉北1号線は 普段でも使用しているので なかなか反論できない。まあ 大阪人の略称は結構合理的である事確かだ。






     

       ミスタードーナツがが ミスド 

     

    であるから故

     

       マクドナルドが マクド

     

    であって 決して「マック」ではないと 声を大きくするのが大阪人ですからね。

     

    こういう 都道府県道番号とは別の番号で呼ばれる主要地方道は、珍しく他には福岡県道31号福岡筑紫野線(通称・5号線)がある程度だそうだ。

     

    因みに 現在では堺から和歌山方面への道路は 阪神高速道路湾岸線阪和道 の高速道路の他に

    Photo_4



    4本の道路がある。海側から通称で書くと

    (括弧内が正式名称)

     臨海線   (府道29号大阪臨海線)   -茶色

     旧26号線(府道204号堺阪南線)      -赤色

     第二阪和(国道26号線)         -青色

     13号線  (府道30号大阪和泉泉南線)    -緑色


    どう考えても通称名しか出てず正式名が出てこない。



    これが 大阪人の心粋 大阪スタンダードである。

    このページのトップヘ