2014年10月

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     テレビ等で放映されたので見た方も多かったであろう。


       米国の衛星打ち上げ会社オービタル・サイエンシズが11月28日

       国際宇宙ステーションに物資を運ぶ無人補給機「シグナス」を、

       米バージニア州にある米航空宇宙局(NASA)のワロップス

       飛行施設から打ち上げたが、ロケットが直後に爆発、発射場に

       落下して炎上し、打ち上げは失敗した


     

    打ち上げに使用したロケットはアンタレスロケットと言う(アンタレスとは蠍座の1等星で巨大赤色恒星)もので ロケットの規模とすればアメリカのデルタⅡとほぼ同じ規模で日本のHⅡAよりは小さい(低軌道への打ち上げ能力が アンタレスが4,200kg HⅡAが10,000Kg).。

     

     今回問題となったのは その1段目で 旧ソ連が開発したNK-33と言われるエンジンをエアジェット社が購入改造を行ったものを使用している(2碁使用)。但しその基本設計は40年以上前のものでNK-33を登載した旧ソ連の大型ロケットN-1は4度の打ち上げ全てを失敗している。


     では そんな信頼性の低いものを オービタル・サイエンシズがどうして採用したかと言うというと 単純に 安かったからとの説がある。




    ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト によると

     

     NK33ロケットエンジンは、1990年代半ば

     に約40基が米国のロケットエンジン製造会

     社エアロジェット社に売却されたが、その

     売却額は1基100万ドルと驚くほど安かった

     といわれている。



    通常新たなロケットエンジンの開発には数億ドルかかるのが普通で如何安かったがよく分かる。


     因みにロケット全体とすれば HⅡAが 18億ドル デルタⅣが27億ドル アトラスⅤが24億ドルであったそうだ。


    このアンタレスロケットが今回打ち上げようとしていたのが シグナスである。国際宇宙ステーション(ISS)への補給機の一つで他にはドラゴンや日本のこうのとり(HTV)等がある。

     

     シグナスの姿はこうなる


    1280pxcygnus_orbd15

     今回の失敗で ISSへの補給に問題が懸念される。

     



     しかし、冒頭の映像は やはり衝撃的です。


    ロケットの持つエネルギーのすごさもだが やはり高度な技術の組み合わせでロケットは飛んでいくものだと改めて感心した。





     

     日本のHⅡAは 25回で 1度だけ失敗しているが(6号機)、それ以降(2005年以降)ほぼ10年間連続して成功している。



      来月待つには はやぶさ2号の打ち上げが予定されている。

    成功することを祈るばかりである。

    H_iia_no_f23_with_gpm_on_its_way_to

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     何度か書いてきたテーマですが 今回はTポイントカードの話し。

     

    Tポイントカード カルチャーコンビニエンスクラブ(CCC)が発行するカードであるが 規約を変更しカードの利用者の情報を第三者にも提供するとした。(告知が10/28 実施予定が11/1 と時間が無く此が又議論を呼ぶような気もするが)

     

     カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、

     CCC)は、お客さまに嬉しい・楽しい・便利を

     感じていただけるサービスのこれまで以上の向

     上を目指すため、個人情報の提供方法を「共同

     利用」から「第三者提供」へ変更いたします。

     「第三者提供」に変更後も、お客さまの個人情

     報はこれまで通りCCCが大切に管理し、T会員

     規約に記載するCCCグループ会社および「提携

     先」以外の一般企業などへは、一切提供する事

     はありません。

     

    「提携先」と一般企業の違いはどう定義されるのであろうか??・今は一般企業でも将来は「提携先」になる企業も沢山あるように思うしその際「提携先」になることを会員が拒むことが出来るかどうか?は定かでない。

     

     今回 CCCは小生のような意見を持つ者らも含めてこういう対策を行った。

    Senntaku


     情報を提供する企業まで選べるようになっている。上記に提携先になる企業を拒むことは出来ないかもとは書いたが地震の情報の提供は拒むことが出来る。此は良い選択のような気がする。


     只 情報を提供しない場合のデメリットが説明されているところがあるのだが小生はやはり此が納得できない。

     Ccc1

          例1は 「ご利用店などの品揃え強化や商品開発」

          例2は ご利用状況に応じたお客様への特典強化


    それぞれができなくなるというだが。此は明らかにおかしい。

     

    第一 情報の提供を行わないとデメリットがある と言うことがそもそもおかしい そんなこと会員を加入するときに CCCが言っていたとは決して思わない 「ポイントが溜まり便利・有利ですよ」 としか言って来なかったはずだ。

     



     何度も 書いてきたが ICカード(ポイントカード)の情報を第三者に渡す場合 その情報料はかなりの部分が情報提供に同意した人たちに還元されるべきであり 情報提供した場合のメリットを書くべきなのだ。


     

     そのことをCCCは完全に誤解している。あくまでも情報を提供した者には更なるメリットがある 情報を提供しない人にデメリットは無い。とすべきである。




     此は全ての情報の提供に適用されるべき基本 と小生は思うのだが。

    また その提供した情報で得た収益は いかほどで それを情報提供者にこうして還元した そしてその手数料としてカード発行会社はこれだけを頂きます。 と言う姿勢が必要だと思うのですが。。。。。。。



     皆さんは如何思いますか???



     因みに小生は Tポイントカードは保持しておりません。(蔦谷でビデオDVDを借りることがまず無いので・・・・・・)あしからず。

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     ココ10年以上になるのか小生的にとても気になっていることがある。


    今日はそんなお話。

     

     本来 日本の国情に非常に合致しているにも拘わらず ココ10年以上も無視されている物がある 何だかお分かりになりますか????


     専門用語で書くと


     四輪以上の自動車及び被けん引自動車で自動車

     の大きさが長さ4.70メートル以下、幅1.70メー

     トル以下、高さ2.00メートル以下であるものの

     うち軽自動車、大型特殊自動車及び小型特殊自

     動車以外のもの(内燃機関を原動機とする自動

     車(軽油を燃料とする自動車及び天然ガスのみ

     を燃料とする自動車を除く。)にあつては、そ

     の総排気量が2000cc以下のものに限る。)、お

     よび二輪自動車(側車付二輪自動車を含む。)

     及び三輪自動車で軽自動車、大型特殊自動車及

     び小型特殊自動車以外のもの。


    此が 道路運送車両法施行規則において規定されている定義 である。

     

     ??? お分かりになりませんか?。



    自動車のナンバープレートで 俗に言う5ナンバーの車の定義である。

    これ 実際に日本の道路 特に古い町並みを貫く街道なんかを走ればそのサイズは極めて合理的に定めれれたものが分かるはずなのだが。。。。

     

    残念なことに昔は 上記税制に区分される小型自動車とそれ以上の普通自動車(3ナンバー)との間に大きな税区分があったのだが何度かの税制改革により今や余り変わらないようになってしまった。


     かつては2000CC以下の車は必ずと言っていいほど5ナンバー車でそれ以上は(当時はクラウン・セドリックでも5ナンバー車があった)数えるほどしか(小生の記憶では センチェリーとプレジデントだけ?)専用の車種は無かった。(1980年以前の話だ)


     全長の4.7mはともかくとして全幅の1.7mは今でも大いなる意味があるのだが このところでは1500CCの車でも1.7mを超える全幅を持つ車があり 3ナンバーである。が果たして日本での優位性があるとは小生思わないのだ。

     

     小生の愛車も小生が購入した世代を最後に5ナンバーではなくなった。

     _


     今や完全に3ナンバー車である。そしてそれらの車を運転するほとんどの人が片道1車線の昔の幹線道路で右折するときにギリギリのセンターラインに車を寄せ左側をこれまた5ナンバーの車が通り抜けたよき時代の運転マナーなどクソ食らえと言わんばかりに車線の真ん中で右ウインカーを付けて後ろの車が通り抜けられないように交差点の真ん中で止まる。


     後ろに付いた小生は仕方なく待つしかない。こんな状況がいつでも見られるのである。

     


     「狭い日本そんなに急いでどこへ行く??」

     


    なんて標語も昔あったような気もするが・・・・・・・・・・

     

    それでももう少し真ん中によるか もう少し車幅の狭い車に乗ってくれ!と思うのは 小生のエゴだろうか???????







     日本の道路では1.7m以下の車に基本乗りましょうよ!! と言うのが小生の切なる希望なのだが。。。。。。。

     (そう言う小生もかつて一度だけ3ナンバー

      の車を保有したことがある。1800CCでは

      ありましたが やはりそのわずか10cm

      が運転し難い物と実感して その後は保有

      する気にならないのは事実であるのだが)

     

     自動車メーカーに言わせれば新車開発してその車は日本だけで売るわけではない と言う理屈が立つのでしょうが だから 軽四輪カテゴリーの車が日本で巾を利かせる大きな理由である事には 余り興味を示さないのか、軽四輪はそれで売るのだと言う意思表示なのかは 小生では分からない。


      モデルチェンジの度に車は大きくなっていく。

     

     せめて通常の道路で右折の際に左側に車一台分のスペースを開けれる技量が無ければ 3ナンバー車に乗ってはいけない という不文律を確率出来れば良いことなのであるが。。。。。。。。。。。。。

      (せめて教習所で教えて下さいな)

     


     「狭い日本そんなに巾広げてどうするの??」




     と 標語にても 字余りなのである。 


                   たいへん残念な事である。

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     この記事が公開される頃 小生は新幹線で上京中であるはずだ。

     

    この新幹線 先般満50歳を迎えている。雑誌等の記事でも新幹線50年とか 同時期に開業した 東京モノレール50年とかの見出しが結構あるだ。

     所で ふと思ったのだが これら建設の基本にある鉄筋コンクリートって寿命はどのくらいあるのであろうか??

     

     もし 50年としたらもはや寿命????? そう思うと 東京モノレールの橋桁なんか 山手線から見ていると結構古くなっているような?また 大阪から上京するとき間もなく東京駅到着で徐行している窓から枕木近辺を見ていると 高架橋の老朽化がかなり目立つようにも。。。

     

     

     少し調べてみた。

    日本の法律では 建物(鉄筋コンクリートが多い)の法定耐用年数は65年と定めれれている様だ。

     建築等で一般には鉄筋コンクリートの寿命は65年以上はあると言われているようだが 実際には経済的理由や水道・下水道などの配管設備などの老朽化でスクラップアンドビルド(つまり建て替え)される方が遙かに多いようです。

     因みに欧米では100年から150年というのが相場だと言う記事もありました。


     (専門的にはコンクリート自体の寿命は、

      大気中の炭酸ガスが徐々に浸透して、

      コンクリートのアルカリ性を弱め

     (中性化)、内部の鉄筋が錆びるまでの

      時間 と言われる)


    正直なところまだ鉄筋コンクリートが本格的に世界中に普及してから100年程度しか立っていないので 本当のところは分からないと言うのが現状と言う説もあった。(上記の寿命の定義から かつて使われたことがある海砂を含んだ場合は かなり劣化が早い)







     日本の場合 鉄筋コンクリートで検索すると 最も早く使われたのは、長崎県の軍艦島(端島)である と言うのが目に付いた。あの 007の映画「スカイフォール」でロケが行われた島である。

     

      『007』新作に登場。最強に非日常なデートができる長崎『軍艦島』を本格撮影してきた。


     


     最古の鉄筋コンクリート住宅は大正5年(1916年)に作られているからもうすぐ100年である。無人島になったのが197年であるから 40年間はほったらかしなのであるが それでも倒壊せず立派に立っている。

    Nagasaki_hashima_01


      今から 5年前の記事があった


     ついに上陸解禁! 日本一有名な廃墟、軍艦島に行ってきた!【前編】

     ついに上陸解禁! 日本一有名な廃墟、軍艦島に行ってきた!【後編】



    まあ 007の映画でも建物はそのまま使われていたようなのでまだ大丈夫とは思われるが。


     しかもコンクリートには過酷な 海風(潮風)にさらされての状況であるから 鉄筋コンクリート実はもっと寿命が長いのでは?? とさえ思う。

     Images

     

    まあ そうでないと 建築後50年たっている土台の上を時速300Km近い速度でぶっ飛んでいる現時点の小生から見れば 恐くて寝ていられないのが事実ですが。


     日本の建築技術 信用しましょう。

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     先般から少し気になる記事がある。

     

       “若者のパソコン離れ”が急加速? 利用時間が1年で約3分の2に減少

       若者のキーボード離れ加速 レポート・卒論でフリック入力も

     

     まず最初の記事であるが 10代の若者のPCを使用したインターネットの利用時間が3分の2になったという記事である。

     一応この記事では インターネットへの接続機器は ノートPCがトップ62%2位がスマホ52% 3位がデスクトップPC43%だったそうだが今のままで行くとスマホが遠からず1位になるのであろう。

     

     それと関連しているのが 二つ目の記事で 既に世帯別普及率で見ると既に1位はスマホで84% PCは79%と言うことらしい。更にこの傾向が強まり文字を入力するツールとしてもはや キーボードが苦手・不要という人も現れているようだ。

     

     たまに スマホのフリック入力+予測変換ですさまじいスピードで入力していく若い女性を電車でも見かけるが パソコンは予測変換が弱く苦手である人までいるらしい。

     

     まあ 道具は時代に合わせて進化するし 使いやすいものを使用すれば良いとも考えるが キーボードにローマ字入力しかできない小生から見ると???である(そう言う小生も 仮名入力できる人から見ると余計にキーを叩く無駄な人かも知れないが)

     

     如何せん 2バイト文字使用国は その入力にハンデを持っていることは昔から 新聞記者等では言われていたらしく それを打破する為というのか日本では「速記」が開発されたりしたのでが。。。

     (そう言えば未だに国会では 書記 が議長席

      の前に座っている 果たして本当に必要かど

      うか 最新の電子機器で置き換えれないか 

      なんて議論は国会で起こっているか疑問では

      ある)

    又、かつて中国でも自国の記者の筆記に時間がかかるのは 問題だと言う事で簡体字なる物が出てきて 今は一般的である。

     



     

     小生も スマホではフリック入力を使用しているがそのスピードたるや眼も当てられない程である。

     やはりパソコンへの入力は カチカチ と言う音と共に が小生の感覚なのである。 

    20130604_073745

     本ブログで紹介したように 小生には愛用のキーボードがあるのだが先般こんな記事が出ていた


      29年も前の名機ーボードIBM Model Mの復刻版、の日本語版

    Un4kpha_01

         オンラインショップはココ


     1万円以上する代物だが 此が欲しいと思う 小生はもはや 若者から見たら 生きた化石状態なのかも知れない。 

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