一昨日26日の秩父往復は 5 HARD DAYSの最終日として体力的に
限界ということも有り贅沢にも 新幹線での往復であった。
その際 往路はN700Aであったのだが N700系関連のニュースが
昨日出ていた。
JR東海は2015年春に東海道新幹線の最高速度を現在の270キロから
285キロに向上させると発表した。
対象車両はN700AとN700系(改造)。
スピードアップに向けた試験をこのほど終了し、安全性、沿線環境、
乗り心地などの面で良好なデータを得られたことから、国土交通省に
認可を申請した。
最高速度の改訂は実に23年ぶりというから300系以来ということになる。
ただ この最高速度15キロUPで短縮される時間は3分間程度である。
この3分間 が果たして効果があるといえるかどうかは意見の分かれる
ところであろう。たった3年前の震災直後では電力問題も有りエネルギー
消費の観点から 新幹線の最高速度の低下も叫ばれていたのだが。。。
ただ 利用者とすれば僅かな時間でも短縮されるのはありがたいことは
事実だ。
わずか3分間であるが されどの3分間でも有るのだ。
そういえば昨日関東方面からのお客先と雑談していた時に東海道新幹線
にはなぜ 「喫煙ルーム」があるのであろうか? との話題になった。
東海道新幹線のフルペイロード状態は先般No1000でも書いたのだが
列車内の座席をわざわざ削り「喫煙ルーム」を作るのは? との意見も
ある。現に東北新幹線等JR東日本の新幹線は完全禁煙である。
では なぜ東海道新幹線は「喫煙ルーム」があるのか??
小生はたばこを吸わないので全く気が付かなかったが たばこを吸う人
の意見で 新幹線のライバルは航空機である。得に東京-大阪間ではそ
の競争は熾烈だが もし東海道新幹線が完全禁煙になると 喫煙者の多
くはそれなら たばこを我慢する時間を少しでも短くとの観点で航空機
を利用するはず というのである。
なんとも 奇想天外な意見ではあるがある意味もっともかも知れない
そういえば 長時間のフライトである国際線では搭乗前に吸い溜めと称
して数本をまとめ吸うスモーカーが沢山いる。それらの人は東京-大阪
間での移動でも喫煙ルームがあるから新幹線で移動が苦にならない。
もし完全禁煙ならばその時間を短縮するためならば 航空機もいとわな
いかも知れない。
だから 貴重な座席スペースを割いてでも喫煙ルームを設置している
のかも知れない。
そういう意味でも 高速化による時間短縮は大きのである。
そう思うと タバコ1本分の時間短縮もバカにならない。