昨年7月の記事 No820でも紹介しておるのだがPC上での小生の愛用
ブラウザが 「Sleipnir」である。
大阪の会社が提供しているフリーウエアーで現在3種類がダウンロード
出来る各バージョンが2.9.19 4.3.4.4 5.0.2.4 である。
(Ver2 4 はページの一番下でダウンロード出来ます)
小生 ずっと愛用していて もう7年以上になるかも知れない 上記の
記事のタイミングで Ver2から4に乗り換えたことになる。
あまりブラウザのことは詳しくないのでなにげに使用していたのだが
実はSleipnir 2から4で 大きく変化したところがある。レンダリング
エンジンである。
レンダリングエンジンと言う言葉を調べたのも実はごく最近なのだが
一口に言えば WEBのDATAを表示させるプログラムといえば良い
かも知れない、これにも色々な派があり 今は大きく3つ程度に分類さ
れるようだ
マイクロソフト IE(Internet Explorer)系の Trident
アップル Sfari系の WebKit
グーグル Chrome系の Blink
だそうだ、元々は WebikitとBlinkは同じ物であったが2013年4月に
分裂し今にいたっているそうだ。(拡張性等への考え方の違いが原因
だそうだ)
そんなことはさておき Sleipnirは 2 まではTridentを使用していたの
だが 4からは WebKit そして 今はBlinkと異なる物を使用している。
我々ユーザーから見れば 文字の描画の仕方等が異なるくらいであまり
大差は無いのかもしれないが 昨年小生が 2から4に切り替えた以降
少し不便が生じていた。
と言うのも小生Webページで残しておきたい物があればそれをクリップ
して保存してくれるソフト 「紙Copi Lite」をそれ以前IEを使用して
いた頃から愛用していたのであるが 2まではTridentなので使用できてい
たが 4からは レンダリングエンジンがBlinkに変わったため使え無く
なっていたのである。
(その時のために 2を残していて該当するページが出るとわざわざ
2を立ち上げて紙CopiLiteニクリップしていた)
実は 紙Copiには そういうブラウザでもクリップできる 紙Copi Net
というものも有るのだが これはWeb上にその保存を置くのでNETが使
えないと見ることが出来ない。これでは小生が本来使いたいNETが無く
ても該当ページが読める と言う目的にかなわないのだ。
ただ 昨日何気なく触っていると 簡単にそれが4でも出来る事が
分かった。
なんと Sleipnir4は マルチレンダリングエンジン対応だったのだ。
通常 BlinkでWEBを立ち上げたのがこれ
そして アドレス窓の横 矢印のところで いとも簡単にレンダリング
エンジンを変更できるのだ。
変更したのがこれである。
なんとも 知らなかったとはいえ無駄なことをしていた。
Blinkでは マウス右クリックで
の表示で会ったものが レンダリングエンジンを変えるだけで
ちゃんと 「紙にページを取り込む」が出るではないか。
当然 デフォルトの設定でも Trident Blinkどちらでも既定に設定
できる。これで 今までの手間から開放される。
「ツール」→「カスタマイズ」→「レンダリングエンジン」→
で「既定のレンダリングエンジン」を選ぶだけだ。
ところで小生の既定のレンダリングエンジンだが その表示の綺麗さ等
から 当面は Blink(つまり4のデフォルト)で使用してみようとは考え
ている 紙に取り込みたいページがあれば その都度切り替えるだけだ。
これで Sleipnir2 は今までの苦労を労いながら消去することにする。