2013年07月

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     先週号のモーニング誌 掲載の「社長 島耕作」は小生にとって興味深かった。


    主人公 島耕作が プライベートであるが海外LCCの会長と合い話を聞くと言う趣であったがモデルは マレーシアが本社の 「エアアジア」と創業者トニー・フェルナンデス氏である。(彼の前職がワーナーミュージックであるというのがおもしろいのだが)現在は本拠地をクアラルンプールからジャカルタへ移しているのだが急成長中だ。

    Photo_2
     漫画の中で出てくる 彼の言葉 「誰にでも平等に受けられるサービス」(価格の安いサービス)という精神は、これからの日本企業全てでも 考える必要があるテーマであろう。

     小生が身を置くエレクトロニクス業界でも 特に最近は人件費の安い海外との競争になっているのだが、日本での製造に拘るあまり、本来当該製品には必要でないオーバーな品質を 買う側も、作る側も要求しているように思える。

     顧客が本来望むのは 価格に見合った品質であり その本質を等の昔に見抜いているからこそ、著しく品質が高いとは言えない海外製でも構わない との意識が働き日本の家電量販店から日本製の物が消えていっているのでは??

     日本で物作りをするのであっても価格が安いと言う最大のサービスを提供することが 出来ないのであろうか??

     又、提供するサービスは納期によって変わる事を顧客に知らしめているのもLCCである。 搭乗3ヶ月前と1日前では同じ路線の航空運賃が異なると言うことにもはや異論を唱える人は 日本でもいるまい。 しかし エレクトロニクス業界では納期を押し込めた形で顧客が要求しても価格が変動する

    ことはまれなのである。(顧客は材料調達等に 自身で責任を負わないフォーキャストという名の事前情報は流すのだけれども・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

     

     



     

     奇しくも 日経にも 7/8 7/10と立て続けにLCC関連の記事が出ていた。

     現在世界の空では LCCが飛躍的に顧客を増やしている。


     国内線の旅客数世界一位の会社は サウスウエスト航空

    Photo
     国際線の旅客数世界一位の会社は ラインエア

    Ryanair

    いずれも LCCである。

    今やアメリカの大手航空会社でもあるサウスウエストは9.11事件の後アメリカの航空会社をおそった不況にも耐え唯一レイオフを行っていない 2012年にはスイスの航空輸送格付け機関から「世界で最も安全な航空会社」の10社のうちの1社に選定されているのだ。LCCと言えども安全性はおろそかになっていないことを証明しているのだ。

     

     

     現在世界ではLCCのシェアは25%である(南アジアでは50%)2032年には世界でも5割(南アジアでは7割)に達するとの予測まであるようだ。

     オーストラリアでも 親会社カンタスの売り上げを子会社LCCジェットスターが抜いた。

    Photo_4
     日本では 羽田空港の問題 及び航空法の問題からLCCが急激にシェア拡大することは無いとも言われている。

     羽田空港の発着枠が一杯で 最大顧客エリアの

     首都圏の客をLCCが取り込める飛行枠が取れ

     ない。

      日本の航空法上 外国の会社は3分の1未満

     しか議決権がもてず 日本の会社が67%以上

     の議決権が必要などである。

     (小生はいずれ日本の資本家が海外のLCCと

      手を組んで ANA JAL以外のLCCが間も

      なく出て来るとも思うが)


     但し時代はLCCだけが 伸長しているわけではないことも証明している。

     エミレーツ航空は日本では羽田・成田の枠でお馴染みが少ないが世界では数百機単位で航空機を購入し顧客を順調にドバイに集めている。

     ANA JALともLCCと中東勢に挟み撃ちにあっているというのが日経の記事である。

     

     日本の空も 家電と同じようにガラパゴス化が。。。。と記事は締めくくられていた。

     

     小生は LCCの世界シェアが50%を超えてくるとは今のところ思えない、現状のLCC 一般航空会社の中間会社的なところ(エミレーツはそれに当たるかも知れない)と大手航空会社との 三つどもえになっていくのだろうと思う。顧客はそれらの中から 自由に選べる と言うのが理想ではないだろうか?

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     先般より 今更ですがiPhoneの着信音をいじっています。下記サイトに沢山保存されています。

     

       http://www.zedge.net/



    探し方は 先ず最初のページで

    Zedge
    赤矢印の所をクリック

    Zedge2
    次のページで 自身が使うデバイスを入力

    (小生の場合はiPhone)

    Zedge3 自身の機種を選択

    (小生の場合は 未だに 4sです)

    Zedge4
    此処で 上の Ringtones をクリック


    Zedge5
    沢山出てきます。


     先般もTVで(シルシルミシルだったかな??)山手線の駅メロディを着信音にすることが紹介されていまいしたが「ATOS接近音」なんかは なかなかメール着信音に向いているかも知れません。


    「JR_yamanote.mp3」をダウンロード

     

    マクドナルドアプリを入れていて メッセージを受ける設定であればその着信音は これで決まりかも

      

    「MAC.mp3」をダウンロード




     色々入れ替えたりしたのですが メール着信音はやはり2秒程度が 最適かも知れません。





     JR東日本の各駅メロディを入れるのも良いですが 此処は大阪人の意地で 大阪環状線 接近音に小生は設定しました。

      

    「LOOP.mp3」をダウンロード

        
     YOUTUBEから 適当に落として着信音簡単に作れるので

    (でもめんどくさいから 上のサイトを紹介したのですが。。)





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     7月5日に発表された 6月の携帯電話契約数。新規契約から解約を差し引いた純増数で

     

      ソフトバンク  248100の純増

      Au      232200の純増

      

    に対して

     

      NTTドコモ   5900の減少(純減)


    と言う結果であった。

     

     

    これを見て日本の携帯電話メーカーはどう思うのであろうか?

    正直なところ

     「ざまー見ろ!!」

    と言うのが本音ではないだろうか????????

     

     


      

     2ヶ月ほど前 NTTドコモの新戦略が発表された後 国内携帯電話メーカー 特にNEC・富士通・パナソニックの3社の不満は大きかったに違いない。

     

     事もあろうに サムソン「ギャラクシーS4」 ソニー「エクスペリアA」の二機種のみに、販売施策を集中し他の電話機と明らかな差別化を図ったのだ。

     (実売価格で3万円程度上記2機種が

      安く販売されている。正直この価格差では

      他の端末を買う人は先ず居ない)

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     事実 6月末までのスマホ販売台数はソニーとサムスンの主力2機種で合計123万台に達したが、ツートップから外れたパナソニックとNECはそれぞれ1万5000台、1万台ほ程度であったらしい。

     

     

    昔、携帯電話黎明期 NTTドコモで日本の携帯電話メーカーは 2種類に区別されていた。各携帯電話の型番でそれがわかった。

     過去、多大なる貢献をし携帯電話網の構築に尽力してくれたメーカーと 其れ以外のメーカーだ。

    先のメーカーの携帯電話には各メーカーを表すアルファベットが1文字だけ当てられた。 其れ以外のメーカーには2文字である。しかも新しい規格が採用されると1文字メーカーに先に仕様書が渡され 開発に入り問題点をNTT側と協議できたという。(2文字メーカーには概ね規格が固まってからしか仕様書が出ない その為何度も煮え湯を飲まされたという)

     1文字メーカーは

      N NEC

      F 富士通 

      P パナソニック

     (D 三菱  R 日本無線)

    であったと記憶している。

     

    その後 日本一に成り上がるシャープ(カメラ付き携帯を日本で始めて販売)も最後まで 1文字メーカにはなりえなかったのだが。。。。。。。。。

     

     

     これには NTTが以前から苦労していた際に多大なる貢献をしてきたメーカーを優遇する所もあったが、斬新なiモード等後にガラパゴスと言われるかも知れないが 世界最先端の技術を生む結果になったのだが。。。。。。。。

     (写メールも それに対応するという

      ライバル意識から生まれたとも言われる)

     

     ドコモの「ツートップ戦略」が発表されてからしばらくして、とんでも無いニュースが流れた。。。

     

    「パナソニックが今冬からドコモ向けスマホの供給見送りを検討」

     

    である。NTTドコモと端末メーカー間にはどうしようもない隙間が生じ始めているのである。


     日経によると  

       「サンプルも出したくない。ツートップは我々への

       絶縁状でしょ」。

       あるシェア下位のメーカーでは、新製品に関する

       事前情報を必要以上にドコモに伝える慣習をとり

       やめることを決めた。

       ドコモファミリーの主要メンバーながら、ドコモを通

       さず、大手スーパーのブランドをつけた「PB(プラ

       イベートブランド)携帯」を売るプロジェクトを水面下

       で進める企業も出てきている。反発心から生まれ

       たドコモ離れの兆し。ドコモを頂点とした携帯電話

       ビジネスの産業ピラミッドは崩壊寸前だ。 

    とまで書かれているのだ。

     

     そこまでしてNTTドコモが踏み込んだ新戦略「ツートップ」に対して市場は冷たかった。それが 冒頭の結果であろう。

     

     世界では 昨年まで君臨していたツートップ アップルとサムソンが 今年に入り大幅に株価を下げている。もはやそんな時代は終わったのかも知れないのだが。。。。。。。。。。。。

     今回NTTドコモが失ったのは顧客だけではなく 納入端末メーカーの信用では無いだろうか??

     

     小生は それはとてつもなくおおきな損失と思うのだが。。



     


     

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     関東では梅雨明けし 大阪も七夕の朝は非常に良い天気であった。

    こんな晴れた日には何が見えるのだろうか??????????

     

     サンケイに こんな記事が載っていた。

      

    時をかけるHDD!? 

       デロリアン型ハードディスク

              を徹底レビュー

    http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130629/rls13062907000000-n1.htm 


    かの ロバート・ゼメキス監督の名映画「バック・トゥ・フューチャーシリーズ」に登場する タイムマシンであるデロリアンDMC-12型のHDDである。

    スケールが1/18なので全長24cmもある大きなHDDである。

     実は2010年に容量500GBで発売されたのだが、あっという間に売り切れ今回750GBに容量アップされての再発売らしい。が、価格は4万円強と結構な価格だ。中のHDDは東芝製 接続はUSB2.0である。要は少し古いHDDである。机の上に置いた DMC-12の模型(模型としては結構良く出来ている)

    が実はHDD という商品である。



      

     さて このDMC-12 映画ではタイムマシンとして使われている、現在島津製作所がその会社イメージとしての広告に使用している、東京駅の京浜東北線大宮方面ホームの7号車付近にもその広告が提示されている。

    Simazu

    実は実在の自動車である。デロリアン・モーター・カンパニー社製で車名が「DMC-12」(実はデロリアン社唯一のモデル)だ。

    このデロリアン・モーター・カンパニー はGMの副社長であった ジョン・ザッカリー・デロリアンが 理想のクルマを作るために副社長の座を投げ出し起こした会社である。

    彼の 著書「晴れた日には GMが見える」は当時のベストセラーになった

     4525568731_448f7a49b9_z_2 エンジンはプジョー・ボルボ・ルノーが共同開発したV6 2849CCだがDOHCではなく SOHCだ。(当初はV8型として開発していたが 当時の状況でV6となった) 

     前宣伝の効果も手伝って、多くのバックオーダーをかかえる中でのスタートとなり、初年度は約6,500台を販売するなど売り上げは好調であったが。発売価格が2万5,000ドルと高額であったことや、品質の低さに起因する大量のキャンセルなどから、翌年以降はたちまち売り上げ不振に陥ったさらに1982年10月19日に、社長のジョン・デロリアンがコカイン所持容疑で逮捕されるスキャンダルが発生したことにより、会社は資金繰りが立ち行かなくなり、倒産に至った。

        

     結局晴れた日に見えた GMは幻となった。

     

    DMC-12は8538台の製造(500台は調整用)に過ぎなく、会社と異なりDMC-12こそ幻の車となったのだ。

       

     そんな クルマを改造して未来をかける 幻を求めて DMC-12は映画の中で走る続けているのである。

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    (因みに 島津製作所のCMで使われているのは

     個人所有の映画版デロリアンのコピーで 映画

     配給会社のユニバーサルの認定を受けている

     唯一のものだそうだ)

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    七夕である。 彦星ー織り姫間の距離は15光年もある

    と言うのだが、今日は最も短い距離の話し。

     

     先般JALの機内誌に小生の興味を引く話題が。。。

     

    現在 日本での定期便 最短航空路は??と言う話題で

    ある。

     昔、JALが日本エアーシステムを吸収する前の大手航空

    会社であった頃は JAL全体での最短定期趣向路線はなん

    と国内線ではなく国際線であった時期がある。釜山-福岡で

    ある。確か250Km無かったような気がする、国内線の大阪

    -羽田間の約半分である。所用時間は30分程度であるから

    その前後のイミグレなんかの方が時間がかかるのではない

    かとも言われた。(現在も大韓航空・エアプサンが就航中だ)

    Photo

     そして現在、日本の定就航航空路線での最短距離は。。。

    12Km 飛行時間最短約3分の北大東島ー南大東島間だ。

    Photo_2

     只 常に往復している路線ではなく 沖縄本島からの路線

    が交代でどちらかの空港を経由しているのだ。

    機内誌によるとこの短い時間でも車輪の出し入れ等を行って

    いるとのことであった。機材は現在DHC-8が使われている

    ようだ。

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     流石に運賃は国内線での距離当たりでは最高額になるが

    大人片道普通運賃で8300円だそうである。(単純にキロ換

    算すると 羽田ー伊丹間が4万円近くなるのでかなり高価だ)

     

     

     こんな短い距離でも離陸-着陸が当然だが一回あり ある

    意味大変な路線であることには違わない。

     (因みに 沖縄本島と大東島間は450km有りコミューター航

      路としては日本最長である

      つまり 例えば沖縄本島-北大東島-南大東島と乗ると最短

      最長を一度に味わえることになるので航空ファンが結構乗

      るらしい---2012年7月18日以降はマイルも付くように

      なった)

     

     

     これを世界まで範囲を広げると 世界は広い もっと短い距離

    があった。

     イギリス スコットランド ウェストレー島とパパ・ウェストレー島

    間の1マイル(約1.6キロ)超を結ぶ定期路線便だ。

    時刻表上の所要時間はわずか2分、風向き次第では最短47秒で

    到着するらしい。

     YOUTUBEに動画が載っている。

    http://www.youtube.com/watch?v=pizP-00lVLM

    この路線はギネス認定済みだそうで 乗客には機長さんのサイン

    が入った「最短航空路搭乗証明書」が手渡されるそうです。

    さすがにこの飛行時間では 車輪の出し入れどころか機内アナ

    ウンスすら出来ないのでしょうね!!!

     こんな近い距離なら 年一回ではなく何度も会えるでしょうが

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