GW初旬が終わります。今年はGW 前半 後半 二回に分かれて
いる方も多い方と思います。小生もその一人です。
さて、前半小生は自宅の片付けに追われています。その中で古い
アンプを鳴らしてみたり 古いカセットテープをMP3へ変換したりと
過去の遺物との闘いが繰り広がられました。
現在この記事は EARL KLUGHのCAPTIAN CARIBEを聞きなが
ら(MP3へ変換しながら)書いています、この曲は今でもBGM等で使
用されることも多いので 皆さんも一度は聞いたことがあるかと思い
ます。
この30年前のTAPEをオークションで購入した20年近く前のカセット
デッキで鳴らしながら 最新(?)の技術でMP3へ変換それをこれまた
現代のiPhoneで再生し 30年前の真空管アンプで鳴らそうと言うので
すから。。。。。。。いやー 時代の流れは速いものですねと懐古調の
話になってしまいます。
この30年色々時代は変わりました。カセットテープの時代にはその
テープメーカーとして君臨していた TDK はもはやカセットテープを
作っていません。
(製造設備も 海外に売ったと聞きます)
TDKの社名が昔 東京電気化学 であったことを知る人も少ないの
では??
もう一方の雄 日立マクセルも UR と言うテープのみを作っている
小生の自宅には昔ONKYOのステレオがありましたし今回購入した
デッキもONKYO製でした。このメーカーは未だにオーディオ装置を
作り続けていますが、パソコンなんかも手がけているので いつまでも
オーディオ装置メーカであるかは? かも知れません(社名から考え
るといつまでもオーディオ装置メーカーであって欲しいですが)
以前 自宅での購入をONKYO製品と争ったのが 山水製でした。
本来 トランスメーカーとして有名でした。
昔は オーディオ装置各パーツで良いと言われるメーカーが異なって
いました。異論はあるかもしれませんが?日本のメーカーでは
レコードプレーヤー テクニクス(今のパナソニック)
チューナー トリオ(今のケンウッド)
アンプ 山水
スピーカー ダイヤトーン(三菱)
と言うところでしょうか??
それぞれその機器の開発等含め一世を風靡したのですが?
山水は ずいぶん前に経営破たんし 香港のメーカーに1円で
売られてしまったことは 残念の限りでした。
そう言えば 先の No734で出てきた 自作の真空管アンプに
使用されているOPTは タンゴ製U-808でした。シングルのOPT
としては安価で自作マニアにはお世話になった方も多いかもしれ
ませんが、タンゴブランドのメーカー 平田電機製作所もずいぶん
前に廃業しています。(2000年前後??)
タンゴトランスがメジャーになったのは1970年代以降だそうですが
小生が学生の頃既に OTL(アウトプットトランスレス)の機器が
多量に出始めており トランスの使用量が劇的に少なくなっていま
したから 致し方ないのかもしれません(上記 山水も本来トランス
メーカーでした)
改めて NETで調べてみると 未だに真空管アンプの記事は結構
書かれており マニアも少なく無い様です。
(U-808 現在も 平田電機製作所の一部業務を引き継いだ会社
アイエスオー-ISOタンゴ-が作り続けているようです
1個 ¥13,000-16,000-程度)
トランスにせよカセットテープせよ真空管にせよ技術の進歩により
消滅していくのですがたまにはその時代を懐かしみ そのサウンド
に浸るのも GWながらの贅沢かもしれません。
もう一度 CAPTAIN CARIBE EL34で大音量で流してみようかな?
(こんなことしていたら テープの変換終了いつになるやら?)