2012年06月

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     アメリカ映画界に米軍は寛容であるそうだ。

    例えば古い映画であるが トップガン なんて映画

    を撮る際には俳優達を実際の戦闘機に乗せて実

    体験をさせるらしい。(その実際の迫力を感じるか

    どうかで演技も変わると 小生も思う)

    但し、その際に軍側からは条件が付くらしい。

    俳優達にビニール袋と替えのパンツを持参させる事

    である。必ず下へ上へと体内の物は吐き出すそうで

    ある。それほどまで戦闘機の加速感 逆G感は凄ま

    じい物なのである。

     

    高いGによりパイロット達でさえ意識が飛ぶブラック

    アウトと呼ばれる現象まで有りうるので彼らは、

     「耐Gスーツ(或いは単にGスーツ)」

    と呼ばれる特殊服を着用している。

    220pxantig_suit_msf830

      (因みにGにはプラスGとマイナスGがあるが、

       ブラックアウトはプラスGにて起こり、レッドア

       ウトはマイナスGで起こる。ブラックアウトは血

       液がプラスGによって下肢に移動し、脳に十分

       な酸素供給ができなくなって貧血のように失神

       する状態を言う。

        レッドアウトとは、-Gがパイロットにかかった際、

        血液が眼球内の血管に集中し、視野が赤くな

        る症状を指す。航空機の構造上、プラスGの方

        が大きく、また発生する頻度、時間も多いので、

        結果、戦闘機によるドッグファイトでは、ブラック

        アウトの対策が重要となっている。)

    Gスーツの構造は下半身を締め付けることで脳の虚血

    状態を防止するという方法である。ズボン状の浮き輪

    (あるいは救命胴衣)みたいな物である。スーツは搭乗

    時に操縦席にあるコネクタへホースで接続される。過剰

    なGがパイロットに掛かると自動的に圧搾空気がスーツ

    内に送り込まれ、下半身を圧迫し、血液の降下を軽減す

    る。近年では従来のスーツに加えてベストやヘルメットに

    も同様の機能を付け、下半身だけでなく上半身や頭部も

    圧迫するようにしたコンバットエッジというものも登場して

    おり、耐G能力をさらに向上させている。

     

    さて上にも記載したベストであるが、潜在的欠陥が今米軍

    で問題になっている。

     米空軍では1年ほど前から、ロッキード・マーチンが製造

    する戦闘機「F22ラプター」で飛行するパイロットがめまい

    や方向感覚の混乱を訴えるという事例が発生しているの

    だがその原因が 圧力ベストに有ると言うのだ。

    Cpd1206290505002p1 「特定の状況下でパイロットの呼吸をより困難にする」場合

    があるという。

     F-22ラプターは先にも書いたように航空自衛隊も導入

    を検討していた最新鋭のステルス戦闘機である。

     そのパイロット達に異常が発生するというのであるから

    問題は深刻である。空軍はF22のパイロットに発生する体

    調不良の原因を究明するため、ホース、マスク、耐Gスーツ

    などの一般的な装備から、機体のステルス性能を上げるた

    めの塗装や粘着剤といったトップシークレットに至るまで、

    あらゆる面から調査を進めているのだがここへ来て海軍の

    潜水部門が調査に協力して圧力ベストを試験した結果、

    「欠陥率が極めて高い」ことが分かったという。

     

     国防総省は188機のF22の購入に670億ドルを費やした

    が、戦闘では一度も使われていない。そして現在、イラク

    とアフガニスタンでの10年に及ぶ戦争を経て国防予算の

    削減が進められているにもかかわらず、F22については

    更新費用117億ドルを支出する計画だ。

     ある上院議員は F-22の事を

     「今までで最も高価なさびついたハンガークイーン

                 (格納庫の女王)」と批判している。

    このまま この問題が解決できないと 本当に飛ぶことの

    出来ない戦闘機になってしまうのでは?

     

     やはり有人の戦闘機はもはやその乗員の限界を超え

    つつ有るようだ。No245でも書いたがこれからは無人機

    になっていくかも知れない。

     最終的に航空自衛隊が導入を決定したF-35が日本でも

    最後の有人戦闘機になるかも知れない。

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     WSJの記事である。

    グーグルのネクサス7、

      日本勢の神経を逆なで

    追い詰められた日本の電子機器メーカーにとって、

    急成長中のタブレット市場の一角に食い込むことが

    ますます難しくなっている。

    マイクロソフトが同社初のタブレット(多機能携帯端末)

    「サーフェス」をひっさげてハードウエア市場に参入す

    る計画を発表してから1週間後の27日、グーグル が

    「ネクサス7」を発表した。かねてうわさされていたタブ

    レット市場参入を確認した形だ。

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     199ドル(約1万5860円)のこの新型タブレットは、同

    社の 携帯端末向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」の

    潜在性を際立たせそうだ。

     ネクサス7は台湾の華碩電脳(ASUS)が製造し、

    両社の共同ブランドとなる。

    価格の199ドルは499ドルからとなっているアップルの

    「iPad(アイパッド)」と比べて価格を抑え、アマゾンの

    電子書籍端末「キンドル」を意識しているのは明白で

    ある。

      

      

     神経を逆撫でされている日本企業はどうか。

      

    選択肢は少ない。グーグルあるいはマイクロソフトと組

    んでそのソフトウエアを使い、成 功を期待する。自らOS

    の開発を始める。カナダのリサーチ・イン・モーションな

    どOSを持つ低迷企業を買収する。テクノロジー業界の

    主流を変え る可能性のあるパソコンからタブレットへの

    シフトに参加しない。グーグルのネクサス7発表につい

    ては、特にソニーのかんに障っているかもしれない。

    ソニーは昨年4月に自社初のタブレットを発表した。

    グーグルのアンドロイド部門を率いるアンディ・ルービン

    氏はソニー幹部とともにステージに立ち、両社の特別な

    提携関係について語った。

     しかし1年後の今、両社は競合企業だ。

      

     と此処までが記事である。

      

    現実に日本製品は海外勢に負けているのだろうか?

    小生は そうは思わない。少なくともハードウェアの部

    分は日本製品は実に優秀である。但し、余りにも優秀

    すぎるが故 拡張性等のソフトに近い部分で融通が効

    かない、その為に進歩著しい例えばOSのアンドロイド

    のバージョンアップに追いついていけないのだ。

     小生の知り合いに上記の ソニーのタブレットを購入

    した人がいる。話のネタにと同時期にその価格の1/3で

    中国製のタブレットも同時に購入したという。

     ソフト的には アンドロイド3の頃であるが直ぐに4が

    出現した中国製はその4にいとも簡単に対応したという

    が ソニー製は結局対応しなかった。

     

     半年後の今 どうなっているかと言うと

     

     中国製タブレット

       バッテリーが2時間と持たない

       タッチパネルの動きが緩慢

         これらのことから実使用に耐えずお蔵入り

     

     ソニー製タブレット

       サクサクと動く

       バッテリーも十分

         これらのことから家の中でYOUTUBEを見た

         りと活躍中。

     

     との事だそうだ。やはりその信頼性という点で日本製

    は確かであるのだ。

    S ただ、OSの進歩が著しい時期にはそれが仇になり新OS

    への対応が遅れたりしているのが事実である。 

     (逆に内部での確認に時間を要しているとも言える)

     海外メーカーの信頼性も上がってきていることは確か

    なのだが、ある意味日本製もまだまだ捨てたモンじゃな

    いと考えるのだが。。。。。。。。。。。。。。。。

       

     続きは又何時か。。。。。。。。。。

     

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     先般 No427で書いた仕事で使っているパソコンの話。 かれこれ7年ぐらい使っているのが小生の仕事用マシンである。 今となってはのSPEC ではあるが。。。。。。。。。。。。。。。 A  このマシンが先週どうも調子が悪く 起動ディスクにチェックディスク を掛けたのだが、それはもう沢山エラーがありました。しかしこのクソ システム 自動的にそのエラーを修復していく、たとえそれがOSに必 要なものでも。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。  その後 立ち上がった我がマシン 先般報告したように   オーディオデバイスを他のソフト(SKYPEや動画再生ソフト)が   認識しない   コントロールパネルから”システム”が起動出来なくなっている   CD-ROMも動かない   組んでいたはずのVPNソフトが正常に動いていない   マイコンピューターのプロパティすら起動しない  と至れり尽くせりのマシンに成り上がっておりました。 月曜日から水曜日昼前までだましだまし使っていましたが、我慢の限界 に達し(小生のマシンをホストにして外部から他の者が社のサーバーへ アクセスが出来ないと言う状態になり止もう得ず。。。。。)  何とか 復元を決意したのであります。  先月久々にシステムのバックアップを取っておりました。  それも かなり前に ショップで手に入れた安いソフトから    「Acronis True Image Personal2」                           1980円也 20120627_185327 が、CD-ROMすら動かないのにどうしてやろうか????????  社の詳しい人に聞くと CD-ROMが動かないのはOS上かも知れず ハード的には生きているのでは? との言葉もあり、     一度 この製品CDで立ち上げようとしましたが。。。。。。。。。。。。。。  CD-ROM様が ご昇天申し上げておりました。  仕方なく 先の詳しい人が先般 トレイが出てこなくなり交換した古い CD-ROMがあったのでそれと交換し無理矢理トレイを引っ張り出して 何とか起動に成功。  その後は 5月に取ったバックアップから何とか復元することに成功しま した。  安いソフトですが 何とも頼もしい限りでありました。  その後 数時間掛け この1ヶ月で変更した部分を修復 結局午後は パソコンの修復に費やされてしまったのであります。  それにしても。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 新しいパソコンに変える勇気がない、かなりたくさんのことをこのパソコン にさせているのが逆に仇になり 今更新しいシステムを構築する気に。 。。。。。。。。。  まあ 今回は修復できたので(但し 本来で有ればチェックディスクで 引っかかるはずのものはこの際目をつぶると言うことになっていますが) しばらくは 様子を見るという 安易な線に逃れてしまいました。  あーーーーーー疲れた!!!

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     それはある日の昼の出来事であった。       人間お昼になるとナゼかお腹が空いてくる これは本能である。 その時も小生お腹が空いていたのだが、そこに強烈なる刺激を たたき込む輩がいた。その強烈なる刺激は 例えば学校の教室 の片隅で発生させたとしても部屋中に充満する、その後お昼最 初の授業を始めようと先生が教室にやってくればたちまちその刺 激で打ちのめされるはずだ。それほどまでに 強烈な刺激である。   時として空腹は人間を本能の固まりと化す。そこに強烈なる刺激 を与えると もう恐ろしくて。。。。。。。。。。。。。。。。。          本題に戻そう。  ある日の昼 その強烈なる刺激がやって来た。 最初はかすかにしかし確実に 忍び寄ってくる。そして気が付いた ら小生の回りの空間は 確実にそれに満たされていた。     何とも言えない 強烈な刺激 それは「臭い」である。   香ばしい独特のその臭いは 未確認な円形の物から発生されて いる。空を飛んだら 誠に 「未確認飛行物体」である。 (米軍では未確認飛行物体 Unidentified Flying Objectと呼ぶ)        しかし、それは愛する奥様の手元にある。  そう彼女はその強烈な刺激のある物体を事もあろうか 食しよ うとしているのだ!!。    (小生も欲しい!!! との思いを 必死の思いで飲み込んだ)  しかし この食をそそる強烈な刺激をどうにかしてくれ!!!! 20120626_120656  ナゼか 奥様は U.F.Oを食べようとしている。 さて UFOではなく U.F.O これは   「うまい(うまく)、太い(太く)、大きい(大きく)」 の略であることは有名な話である。 1976年5月発売であるので 小生が高校一年生「ああ青春!」 の頃である。  発売当初は 東日本向けと西日本向けが有ったらしい。しかし その後西日本版に統一されたようだ。(やっぽり 西日本の方が 美味しかったと言うことに違いない)  直径が18.0cm、高さが約4.8cmの円形のパッケージである。 Ufo  コンビニでは 事もあろうか U.F.Oであるのに四角い BIGが売っていることがある。  本来で有れば邪道なのだが 美味しいのでこの際許すことに している。 Ufob  カップ焼きそばは多種類有るが 小生やはりU.F.Oが一番 好きである。   やはり あの強烈な刺激に惑わされているに違いないのだが。。  そうして この記事を書いている間に 愛する奥様のお腹の中に U.F.Oは飲み込まれていった。まるで ガミラスの母艦に戦闘機 が吸い込まれていくかのように。。。。。。。。。。。。。。。。  ただ 部屋にはその強烈な刺激が。。。。。。。。。。。。。。。 誰かが来れば 直ぐに 何を食ったか分かってしまう。。。。。。。

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     先にNO295&296 及びNo316にて話題にしていたのがAPPLE社 である。 APPLE社の外部委託先である中国の工場で様々な労働条件の問題 等が有ること、及びアメリカでの雇用を増やしていないことなどに触れ コスト優先で企業活動が行われていること等を書きました。 更に APPLE社の反論も載せております。APPLEはアメリカでの雇 用を増やしていると!!!  これらの記事で 中国の外部委託企業の内最も大規模な企業に  鴻海精密工業--FAXCON--が有ります。 そう 皆様の記憶では今年の3月末にシャープが 虎の子の堺工場 を該社へ売ったと記事になった 会社です。  その続編の記事が昨日サンケイにに載っていました。   6月4日、シャープの関係者にとっては悪夢のような出来事が海 の向こう中国で起こった。    鴻海の中国・成都工場で賃金トラブルをめぐり暴動が勃発。数 百人が暴動に関わり、数十人が警察に拘束されたというのだ。 その内容が8日、日本でも報じられると、提携先であるシャープ の株が一時、前日比6%(25円)安の389円まで急落した。    鴻海の工場での労働環境をめぐっては、過去にも広東省など で従業員が自殺し、「構造的な問題があるのでは」(関係者)と 指摘されていた。    鴻海の2011年12月期の連結売上高は約9兆7千億円。    その規模は世界的な巨大企業といえるが、意外と見落とされが ちなのが従業員が約100万人にのぼるということだ。        トヨタ自動車の場合、連結売上高は18兆円、従業員数は約32    万人。パナソニックも7兆8千億円で、約33万人と従業員数はそ れぞれ鴻海の約3分の1にすぎない。    これらを比較すれば、鴻海の社員1人あたりの売上高はきわめ て低く、賃金水準も過酷な労働環境に見合わない低いということ が容易に想像できる。 しかしである 先に小生が書いていたように 鴻海の労働問題はこの 6月に表面化したわけではない 既に以前から様々な観点から指摘さ れてきた事である、世界各国はその部分には目をつむってきたのでは ないか? (これは 全ての消費者にも言えることなのかも知れないが。。。。)  やはり製品を安く作ると言う事は それなりのリスクを背負わなけれ ばならないと言うことなのだろうか??      こういうエレクトロニクスメーカーの現状の問題点等を鋭く描き又、 タイムリーな話題に触れる あの漫画 「島耕作」では 以前から中国・ インド・ブラジルの工場問題等に触れていた。 Sima 先週号では 鴻海ではなく「ハイホン」に日本のテレビメーカーのODM に興味があると言うこと それに 2大テレビメーカーが 対韓国 対中 国を考え手を結ぶのではないかとのストーーリーである。  日本の雇用をどうやって守っていくか。。。  日本の技術者のもつ問題点 とう スルドイ視線からの 会話が有った。 今先期大赤字であった パナソニック ソニー シャープの問題点 そのものなのである。  なかなか 興味津々である。  先のサンケイの記事は 次のように結ばれていた。    これら鴻海の問題点がシャープとの連携に影響を及ぼすのか。 現時点では「影響しない」(関係者)という見方が強いが、マイナス に働くことは間違いない。    「状況によってはシャープのブランドイメージが傷つくこともある。 長年培ってきたイメージを自ら守ることが大切だ」。   岩井コスモ証券の有沢正一・投資調査部副部長はこう指摘する。 果たして 島耕作ならぬ 奥田社長は一体どういう風な策を見せるの だろうか??  それとも もう策はないのか?????  此また 興味津々である。

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