2011年09月

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     昨日の記事で ANA機の急降下事故について書きましたが過去の事故を調べてみるともっと恐い急降下事故が有ります。

     

     一番有名なのは 1985年2月16日に起こった

         中華航空006便急降下事故

     でしょう。


     事故の概要は 次の通り


    台北を離陸してから10時間後、006便は燃料消費のために機体重量が軽くなった為、より空気抵抗が少なく経済的な燃費を発揮できる高度41,000フィート(およそ12,500メートル)まで上昇していた。この時点でサンフランシスコの北西部まで300海里(およそ550キロメートル)の太平洋上を飛行していた。飛行していた空域は雲が立ちこめ、乱気流により対気速度が絶えず変化していた。 (なお、この高度では許容される最大速度と最小速度の差はわずか30ノットであり、もし最大速度を超過すると機体が損傷する危険があり、最小速度を割ると失速する危険があった。)

    当時は自動操縦装置によりマッハ0.85で巡航するようにセットされていたが、途中、第4エンジンの出力低下が発生した。まもなくエンジンはフレームアウト(停止)し、これによりエンジンの推力バランスが崩れ、右に傾きだした。なおも自動操縦で飛行を続けたが、機体の傾斜が大きくなったため手動操縦で修正しようと自動操縦を解除した。この際、速度がマッハ0.75までに減速していたことに気づいていなかったため、直後に機体が失速し、きりもみ状になって垂直降下した。


    006便は毎分15,000フィートの猛烈な降下率で落下した。急降下により機体は最大5Gの負荷にさらされ、空中で転覆したかのような姿勢となった。水平安定板が損傷し、尾部からAPUも脱落するなど空中分解する寸前のダメージを受けていた。さらにエンジンへの空気流量が減少したことにより3つのエンジンの出力が低下したことで姿勢の回復が困難となった。しかし11,000フィート(3,400メートル)にあった雲層を突破した時に偶然着陸装置が降りて(扉が空中で飛散した為)機体を安定させる効果をえられた。また006便の機長が元軍用機パイロットであった為この5Gの負荷の中で操縦できたことも幸いであった。さらに雲を抜けたことで海面を視認でき、急降下で失われていた操縦乗務員の視覚感覚を取り戻すことが出来た。そのため9,600フィート(2,900メートル)で水平飛行に回復することが出来た。結局2分半で30,000フィートも降下しており、あと40秒で海面に激突するところであった。

    006便は、最寄のサンフランシスコ国際空港へ緊急着陸を要請し、途中27,000フィートまで上昇したが、その後は異変が発生することなくおよそ1時間後に着陸した。この事故では機体に大きな損傷があったほか、重傷2名、軽傷50名を出したが、墜落寸前の事故から奇跡的に全員が生還した。

     

     とあります。急降下の際の姿勢は次のようだそうです。

    250px747ca0061  お分かりのように ほとんど真っ逆さまで落ちています。

    先般のANA機の事故は30秒間で1900m最大が2.6Gでしたが中華航空006便は2分30秒で1万M 最大で5G でしたので如何に凄かったかがわかると思います。

     死者を出すことなく生還はしましたが その機体に掛かる負荷はすさまじく 生還後の尾翼は次のようになっていました。

    250pxdamaged_empennage_of_china_air  よくぞ此で無事生還できた物と感心します。






     今回のANA機事故でもTV等で専門家が 空中分解の可能性(特に音速を超えたときの衝撃)について触れていましたが 中華航空006便は まさしくその寸前に有ったのしょう。

     

     ANA機の事故も中華航空機006便の事故も原因の一つに操縦者のミス(色々な要因があるにせよですが)が上げられています。しかし両事故とも無事生還できたのは その後操縦者が何とか機体姿勢を立て直すことが出来たからで 人間の愚かさとすばらしさがどちらも出た とも言え非常に考えさせられてしまいます。

     当然、乗客としてはこんな目には遭いたくないのですが。。。。。

     

     航空機のメーカー・設計者はこういう事故が起こらないように細心の注意を払いながら機体を作っているのですがそれでも。。。。なのですからむずかしい物だとは感じます。


    (しかし、それを敢えて無視してでも運行し

     事故直後でも運行を強行する どこかの国

     の鉄道は 次元が違うとも思いますが)





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     9月6日に全日空機が浜松上空で副操縦士のミスで急降下した事件を覚えていますか?

     

     時事ドットコムの記事によると


     6日午10時50分ごろ、浜松市の南約43キロの上空約1万2500メートルを飛行中の那覇発羽田行き全日本空輸140便(ボーイング737-700型機)が、約1900メートル急降下し、女性客室乗務員2人が軽傷を負ったことが7日、分かった。全日空と国土交通省が明らかにした。


     トイレのため離席した男性機長(64)が操縦室に戻る際、男性副操縦士(38)が、ドアの鍵を開けるつまみと間違え、機体の左右方向の向きを調整する「方向舵(だ)調整スイッチ」のつまみを左に回した。このため、機体が左に傾き降下したという。 ほかの乗客乗員115人にけがはなかった。国交省は事故につながる「重大インシデント」と判断し、運輸安全委員会は8日、航空事故調査官3人を羽田空港に派遣する。


     国交省と全日空によると、同機は子会社のエアーニッポンが運航。

    巡航高度の約1万2500メートルから、約30秒間で約1万600メートルまで降下した。

     操縦室ドアの鍵を開閉するつまみは、左右の操縦席の間の操作盤にあり、方向舵調整スイッチの左斜め隣に位置する。機長からの合図で、鍵のつまみを左に回して解錠するはずが、副操縦士は誤って

    方向舵調整スイッチを左に回した。


     当時は自動操縦中だったが、自動操縦中でも方向舵調整スイッチは操作できるという。

    副操縦士が機体の姿勢を立て直し、機長は自分で鍵を開け戻った。

    (2011/09/08-02:52)




     とあります。 






     スイッチを間違ったと言う理由が有り得ないと専門家は指摘していますが昨日その事故の際の状況で驚くべき事が報道されています。

     

     背面を下の状態で急降下=機体130度傾く―

       那覇発羽田行きの全日本空輸機が6日夜、浜松市沖上空で急

       降下し乗務員2人がけがをしたトラブルでは、機体が左側に約

       130度傾き、背面をほぼ下に向ける状態で急降下していたこと

       が28日、運輸安全委員会の調査で分かった。後藤昇弘委員

       長が定例記者会見で明らかにした。

     

     130度って  実際に写真を回してみました。

      通常状態

    Cimg0936_20091128040550

     普通のANA機の中の状態です。よく見慣れた風景です。

    此が130度傾くと

    0  

     うわーーーー 此は恐い この状態で1900m降下!!!

    (金剛山よりも高い距離を急降下!!!)


     瞬間だったのでしょうが、良くこの状態で乗客の人にけが人が出なかったんですね。


    操縦ミスと言うことですが 2度とこのようなことが無いようにと祈るばかりです。


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    ご注意!! 本日は写真が多いのでFACEBOOKでご覧お方は是非 ブログページにてご愛読ください!!

     

     昨日はこんな記事が出ていました。

     

     「ガチャピンが ガチャピンに サッカーを教えている!!」

     

     ???? なんの事やら?????

     

     記事を見てみると ガンバ大阪の遠藤選手(ニックネームがご存じ「ガチャピン」)が 本当のガチャピンにサッカー指導をしたという。

    110926gande3  南国生まれの恐竜の男の子であるガチャピン(5)が、Jリーグ・ガンバ大阪の遠藤保仁選手(31)にサッカーを教えてもらったと、ブログで報告している。

     9月25日、ガンバ大阪の練習グラウンドに現れたガチャピンは、ウォームアップのあと、フリーキックの練習でキーパーにチャレンジ。しかし、まったく止められなかったようで、「あー、失敗 くやしーい!みんなすごいなぁ。ぼくも、もっともっと練習しなくっちゃ」と反省しきり。


     とあります。ガチャピンって5歳やったんや!!!!!!!

     最後には一緒に記念撮影までしている

    110926gande4 110926gande1  

     うーーーん 何と言っていいのやら。

     (ガチャピンの分裂写真との意見も。。。。。。。。。)

     

     過去もガチャピンが色々な事にチャレンジしていたのは知っていたが調べてみると なんともすばらしいチャレンジャーです。

    Photo  カートに始まり

    Photo_2  カヌー

    Photo_3 カーレース(ガチャピンが運転しているの見えますか?)

    Photo_4 スキーのジャンプ

    Photo_6 モトクロスPhoto_7 スノボー

    Photo_8 平行棒

     そして挙げ句の果てには

    Photo_10 一体誰が呼んだんや!!!!!!!!!!!!!

        (ムックはおまけ??)




     此処までやるとスーパースターですね だてにフォロワー100万人を誇っているわけではありません。

     そして、極めつけは 此



     なんとスキューバーダイビング

    Gatyapinnzyrenzidvd05thumb_2


           一体着ぐるみの中はどうなってるんや?????



    5歳のくせにあらゆるスポーツをこなす スーパーマン ちょっとあこがれてしまうのは 小生だけでしょうか?


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    先般Twitterにこんな呟きが 

     

     ジャスコに買い物に行けば小生の車もスーパーカー



    まあ 冗談はさておき 以前にも書きましたが小生が中学生のころはスーパーカーブームでした。

    漫画「サーキットの狼」がきっかけになっていたと思いますが

     

    その中で ひときわ人気が高かったマシンの中に LP500(市販車はLP400)カウンタックがあります。

     (現在 「カウンタック」 ヤングジャンプに連載中です)

    220pxlamborghini_countach_lp500s 1970年代のスーパーカーです。

     今から40年前だが デザインは斬新です

     

    さて 現在その後継として 昨日から 新型車


       「アヴェンタドール LP700」


    が発売されます。


    価格は ほんの 3600万円弱 安いでしょ!!!


    エンジンSPECは


     LP500は 440馬力/7400rpm

          51.0kgm/5000rpm

     

      に 対して

     

     LP700は 700馬力/8250rpm

          62.2kgm/5500rpm


    かなりのパワーUPです。

     デザインも中々です

    Lamborghiniaventador001  エンジンルームが

    Lamborghiniaventador003

     

     極めつけは コックピット

    Lamborghiniaventador004

     

      近未来的です。小生が子供ならめっちゃあこがれるでしょう。

    「アヴェンタドール」とは、ランボルギーニの伝統通り、スペインの闘牛に由来するもので、1993年10月にサラゴッサ闘牛場で開催された「トロフェオ・デ・ラ・ペーニャ・ラ・マドロニェラ」に出場しその傑出した勇猛さを称賛された牛の名前から採られたという。


     車体構造は、ムルシエラゴよりさらに前のモデル「ディアブロ」から続いて来た鋼管スペースフレームをついに捨て去り、先進的なカーボン・ファイバー強化プラスティック(CFRP)製フル・モノコックに。これにより高い剛性と受動安全性、そして軽量な車両重量を実現したという。乾燥重量は1,575kgとムルシエラゴの標準モデルより約100kgほど軽い。全長4,780mm×全幅2,265mm×全高1,136mmというボディ・サイズは、ムルシエラゴと比べると17cmも長く、2cmも幅広くなっている。

    カーボン・ファイバー製のドアは「カウンタック」から続く伝統を受け継ぎ、上に跳ね上がるように開く。

    Lamborghiniaventador005 パワー・ユニットに組み合わされるのは、やはり新開発の「ISR(インディペンデント・シフティング・ロッド)トランスミッション」と呼ばれる7速セミAT。名前の通りシフティング・ロッドがギアを分離する前に、別のシフティング・ロッドが次のギアを噛み合わせるという機構を持ち、変速時間は僅か0.05秒と「フェラーリ599GTO」を0.01秒上回る。

    強大なパワーはハルデックス社製電子制御4輪駆動システムを通して前後輪に伝えられ、最高速度350km/h、0-100km/加速2.9秒を達成。ムルシエラゴよりも10km/hと0.5秒ほど速くなっているが、燃費とCO2排出量は20パーセントも改善されているそうだ。

    足回りにはF1からインスパイアされたというプッシュロッド・サスペンションを採用。フロントは19インチ・ホイールに255/35タイヤ、リアは20インチ・ホイールに335/30タイヤを装着する。ブレーキ・ディスクはカーボン・セラミック製で、フロントに400mm径ディスク+6シリンダー・キャリパー、リアには380mm径+4ビストン・キャリパーが備わる。

    最新鋭の航空機のようにデザインされたというコクピットは、計器板の代わりにTFT液晶ディスプレイが情報を伝える。サブ・ディスプレイは標準装備のカーナビとマルチメディア用。センター・コンソールにある赤いカバーが付いたスターター・ボタンを押せば、背後で12気筒が目覚めるというわけだ。また、スイッチによってエンジン、トランスミッション、ディファレンシャル、ステアリング、ダイナミック・コントロールなどの特性を切り替えることができる「ドライブ・セレクト・モード・システム」が付き、走行条件に合わせて「ストラーダ(公道)」「スポーツ」「コルサ(サーキット)」の3段階から選べるという。

     試乗記事では レポーターが 「コルサ」モードに入れることが恐かったとも書かれていた。






    内装は13色のボディ・カラーと2トーン・カラーが選択できる。もちろん色と素材を "ノー・リミット" で自由に選べる特別注文プログラムも用意される(おそらく請求される金額もノー・リミットなのだろう...)。

     

     これだけのかっこよさと性能が たった3600万円 安いでしょ!

     初回は世界で700台なので早く買わないとなくなります。

     

     小生は 余り安物を買うのも何かと少し躊躇しています。

    (たぶん 一生躊躇ですが。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。)


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     昨日はたんすと格闘しました。

     

     我が家の収納は 愛する奥様の嫁入り道具の箪笥3竿がメインですが さすがに間もなく27年も経つと その蝶番がやはりよる年波には勝てずにダイカスト部分が割れてきて扉が開かなくなる・閉まらなくなるとなってしまいます。


     過去数度修理してきていたのですが 今回和箪笥の扉が同様に2枚とも(両開きですので)駄目になり 修理することになりました。


     割れた蝶番がこれです

    Evernote20110925163a283a19  

     

     

     

     ←この部分が

     割れています。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    結構扉が重いので しっかりした金具なんですが割れてはうまく動作しません。複雑な構造ですが今はこんな金具は売っていません。

     まずは近所のホームセンターに行って蝶番を 購入して来ました(スライド丁番といいます) 購入したのは下写真一般的な構造ですが、以前も交換して不都合は出ていません。

    41b4z2btrjfl__sl500_aa300_  1個350円でした。

    6個必要なのでそれを購入し、さあ取替えです。

     今付いている 金具を取り外し その後購入した金具に取り付けるのですが 奥様の和ダンスメチャクチャ木質が硬いのです。愛用しているのは 以前ホームセンターで買った安物の工具SETのドライバーですが

    Evernote20110925163a273a49  このドライバーでは木ねじが締まっていきません、手の皮が剥けてしまいました。


     うーーーーん困ったぞ!!!!

     

     しばらく休憩(TVウォッチ) 2時間






     

     やっぱり プラスドライバー買ってこよう!! 先ほど蝶番買いに行ったホームセンターへ再び行き 198円で電工用ドライバーと言うのを買ってきました。

    Evernote20110925163a283a06 グリップ部分の太さ(直径)が2倍以上あります。

     木ねじを締めてみると ぐいぐいしまります。

    あの苦労・痛さはなんだったんだ!!!やっぱり道具一つで作業性は劇的に変化します。先にドライバー買っておけば良かったと反省しきりです。

     何とか取り付けることが出来ました。

    Evernote20110925163a283a39  昔のねじ後が左側に1箇所見えています。


    扉もスムーズに開け閉めできます(って当たり前か!!)最近はホームセンターでこう言う金具なんか簡単に手に入ります。それさえ手に入れば修理できますので、まだまだ我が家の箪笥たちは 活躍しそうです。



     ふと愛する奥様と箪笥を買いに行った 27年前を思い出し

    懐かしくなりました!!!! 


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