昨日朝 北朝鮮がミサイルを発射した。

 読売新聞によると

北朝鮮は24日午前6時45分頃と7時2分頃、東部・咸鏡南道(ハムギョンナムド)宣徳(ソンドク)一帯から短距離弾道ミサイルと推定される飛翔(ひしょう)体を1発ずつ日本海に向けて発射した。

と報道されている。


FireShot Capture 092

その一報を小生が見たのは 午前7時半過ぎであったろうか めざまし土曜日を 見ていたときであったが その時の報道は 確か

 「北朝鮮が 弾道ミサイルを発射しました」


で有ったと思うが そこになにか違和感があった。


何度あろうと 考えてみると 一報であるが 「ミサイル」とそれを呼んだことであることに気がついた。 そう言えば今までは 「飛翔体」と 報道されていたはずだ。

 その後 調べてみると こんな事が・・・・・・


まず昨日の 日韓の報道順序をツイートしている人がいた

 


 

なんと 日本政府が韓国政府より20分も先の発表している。(それでも日本政府の発表は 実際のミサイル発射より40分も後なのであるが。。。)韓国聯合の一報は 

 「日本政府が北ミサイル発射したって共同が報じてる」


というもので 他国のニュースを隣国の韓国が伝えるという奇妙なものであった。


そして 日本政府が先に発表したことで 当初から 「ミサイル」と報道されたようだ。

このツイートによると

 


 

どうやら 今まで韓国政府が先に発表することで

 韓国政府が北朝鮮に配慮してミサイルと言わず「飛翔体」と発表

 韓国メデイアが「飛翔体」と報道

 それを日本のメデイアがそのまま引用し報道


と言う流れであったようだ。

更に 今回 日本政府が先に発表したことは 重要な意味を持つような気がする。

 話題の韓国によるGSOMIAの破棄にも関係しているように思えるが 今まで北朝鮮のミサイル発射に関しては日本本土及びEEZ等に影響がないのであれば 日本政府は情報を入手していてもあえて韓国政府が発表するのを待っていたのではないか?? というものである。日本・韓国間で情報を共有するためその整合等を行うために報道するのが遅れていたのでは??

しかし、今回はGSOMIAを韓国側から破棄してきたため あえて日本政府の情報を先に出し破棄による日本の影響は無い ということを示したかったのではないだろうか??

 

 韓国側からは それを知ってか?? こんな事を言っていると報道されている


 韓国軍「GSOMIA有効 日本と情報共有」北朝鮮飛しょう体

 自ら破棄していながら よく言えたものだと感心する。

朝日系列ですらこの報道

 韓国発表は日本の30分後 発射情報の把握に遅れか

 午前6時45分に発射されたミサイルを どのタイミングで日本側が把握し 日本への影響の有無等を判断し 発表しているのかは定かではないが もし北朝鮮が日本に向けてミサイルを発射した場合、発射後7分〜8分で到達すると言われています。その間に 日本国民にそれを知らせるすべが果たしてあるのか 疑問ではありますが?

 日本の情報収集能力に期待するしかありません。

(今回の件で韓国と比較してそれほど悪いものではないようには思えますが?
 それにしても 韓国 大丈夫か???)


どうやら これから 「飛翔体」という以前の わけのわからない呼び方を使うことは減っていくような?? そんな気がする こやじである。