それは幻に終わるのかもしれない。

2019年6月実績で 空港別外国人利用者数で関西空港が成田空港を上回り全国1位になった。

(以下 各空港の資料より)

  2019年6月実績 外国人旅行者数

     成田空港   1,509,527

     関西空港   1,534,020

実は 2019年2月にも同様に関西空港が1位にはなっていた

  2019年2月実績 外国人旅行者数

     成田空港   1,381,281

     関西空港   1,382,056

つまり 今年に入って 6ヶ月で2回 関西空港が1位となっている。(残念ながら日本人の国際線利用者数では成田空港が関西空港より 遥かに多く1.8-1.9倍であるが)


 2016年段階では

     インバウンド出入国データ(空港/湾港別出入国外国人)


FireShot Capture 069
FireShot Capture 068

を参照すると 年間で


     成田空港   13,637,402

     関西空港   12,135,386


と約11%成田空港が上まっていたが それが2019年に入ると

2019年1-6月累計


     成田空港   9,211,063

     関西空港   8,734,601


とその差は 5%今日に縮まってきている。

細かく刻むと 2019年4-6月の4半期では


     成田空港   4,789,627

     関西空港   4,585,183


とさらに1%縮まり4%強の差になっている。


このまま行けば 年度利用者数で逆転もあり得るかな??との思いが有ったのだが。。。
  


残念ながら 7月に入ってからの日韓関係の悪化で それは幻に終わるのではないだろうか?

成田空港と関西空港では 同じ外国人でも内容が異なる 関西空港は圧倒的にアジア人が多いのである。そして そのアジア人でも 中国・韓国・台湾が多いので 韓国人が日本位来なくなるというのは すなわち関西空港の外国人利用者数が減ると言うことになるであろう。

参考に2016年度の関西空港出入国者数は

   1位:訪日韓国人(1,627,166人)

   2位:訪日中国人(1,533,942人)

   3位:訪日台湾人(1,129,634人)

 

それにしても かつては関西経済いや日本経済のお荷物とまで言われた関西空港がここまで盛り返すとは、関西人の小生にとっては嬉しい限りである。まして 昨年9月の台風の被害も考えれば。。

2本目の滑走路を建設する際に建設の条件でも有った 年間発着回数15万回は今や軽々とクリアし 20万回に迫ろうとしている(おそらくこれは2019年度超えるように思う)。

まさにインバウンド様々である。


 叶うのであれば 日本人利用者数が更に増えるのが望ましいのだが。

 皆さん もっと関西空港を利用しましょう!!