昨日の記事(ミサイルとはどうしても言わないのね  No2936)冒頭で心配していた 米中貿易協議の進捗具合で世界中経済パニックが起こっているのでは?という懸念ですが 日本時間5月10日の18:00現在 平穏であります。



 日本時間の5月10日の13:01に 2千億ドル(約22兆円)分の中国製品に課す制裁関税関税が10%から25%へ引き上げられました。

 同日 米国時間の夕刻から通商代表部(USTR)のライトハイザー代表、ムニューシン財務長官がUSTR本部で中国の劉鶴副首相と会談する予定となっていて その会談で何らかの進展があるのでは??と固唾をのんで見守られていたが 翌日10日にも継続して行われるとだけ発表されただけに過ぎなかった。

 

 小生の務める会社でも 外国為替に多大ななる影響が出ることが予測され注目していた。隣の御仁等は 関税が25%に引き上げられたら株価が暴落するから今のうち(午前中)に空売りしてみては??とアドバイスしてくれていたが あいにく 小生 株も保有しておらずそもそもそれを売買するために先立つものが無いので聞き流すだけであった。


 で 結局 時計は13:01を回り 市場は とても平穏であった。。。。。大山鳴動して鼠一匹


Screenshot_2019-05-10 為替・金利


前場で上げていた株価 午後の取引開始後大幅に下落したが15時前には根を戻し結局57円安で取引を終えた 下落率は-0.27%

為替も109.5-110.0のレンジで上下するもさほど大きな変動学にならず17:40現在20銭の円安で上昇率は0.18%

終わってみれば 非常に平穏な日であった。


 記事によると 関税に引き上げは10日以降に米国向けに輸出され、通関した製品に順次かかるため、10日よりも前に輸出された製品は同日以降に米国に到着しても10%のままだそうで対象品目の2割超を占める消費財は船便で2~4週間かけて運ぶ製品も多く、実際の関税徴収には時間差が生じる見通しなのだそうだ、市場は予めそれを含めて考えていたらしい。(だったら最初からそう報道してほしいが)


そうなると余計に、この記事を書いている時刻以降に始まるであろう2日目の米中貿易協議がどう進むのか?が重要になる。

日本市場が閉まっている間に 大幅な変動が無いことを祈るばかりである。

 

 それにしても トランプリスク。。。。。。。。。。。。。。。 なんとかならないものですかね!!!

中国が大幅に譲歩してくれれば良いのですが そうも簡単にはいくまい。