どうしてもこの件に引っかかっている。


元日産CEOのカルロス・ゴーン氏の奥様が日本を出国しフランスへ移動した。カルロス・ゴーン氏は保釈中であるにもかかわらず 異例な4度目の逮捕をされ その際に一緒にいたゴーン婦人も東京地検より出頭の上事情聴取を打診されたが拒否したとも伝えられており その際にパスポート及び携帯電話を押収されたと ゴーン氏の弁護人である弘中弁護士が会見で語っていたのだが。


 彼女は 別にアメリカ政府発行のパスポートを所持していてそれで日本から出国できたらしい。

日本では2重国籍は基本認められていないのだが 外国ではそういう人達も多いらしいが。。。






 小生がこの事件で引っかかっているのは 以下の2点である。


ゴーン氏の拘留に関してでもあるが、今回の事件は日産という日本企業の経営者がその日本企業から不当なお金を得ていた事件であり 日本の事件である。当然 日本の国内法が適用されてその拘留・起訴・裁判の手続き・手順は通常の日本国内の事件として処理されるべきで 被疑者が外国人であることは無関係であるはずである。にもかかわらず 一部マスコミや評論家たちがその拘留期間や被疑者の取扱について外国では云々と言う話を持ち出すのは甚だおかしい。もしそれを言うなら常日頃 日本の拘留・起訴・裁判の手続き・手順がおかしいと主張し続けていなければならないはずである。という点が一つ。




もう一つは ゴーン夫人は アメリカ政府の発行のパスポートで日本を出国したのだという点である。


Screenshot_2019-04-08 米国のパスポートで出国


厳密には彼女はレバノン人であるそうだが 少なくとも現時点での身分はアメリカのパスポートを持って日本から移動した「アメリカ人」であるはずだ。その彼女が フランス政府に行動せよというのは 果たして正しいのかどうか? 確かに被疑者カルロス・ゴーン氏はフランス人であるが 彼も複数のパスポートを所持しているとも言われており 現在彼は何人として日本に入国しているのであろうか? 多重国籍取得者は自身の都合のいいようにだけその国籍を主張して良いものだろうか?


もし仮に 日本政府が 現在逮捕拘留しているのは レバノン人であるカルロス・ゴーン氏であってフランス人のカルロス・ゴーン氏ではないと言えば どうなるのであろうか?? 多重国籍者は逆に祖国から見捨てられる可能性があることもあり得るのではないだろうか???


 第一 日本企業から莫大な報酬を得ている人間の配偶者はそれなりの恩恵を日本から得ていることは間違いない にも拘らず その司法の手が及びそうになるとあらゆる手段を使い出国しその司法権が及ばないところで 日本批判をするというのは どうもいただけないのであるが???


そういう感覚をおそらく彼女は持っていないように思える(この記事を読んだ限りでは。。。)


   日本を脱出したゴーン夫人がフランスで語ったこと


少なくとも 彼女が日本の司法手続きに即して行動していたらこういうことを思うことはなかった様に考えるのだが 彼女こそが 日本を出国したことでカルロス・ゴーン氏を見放したことだけは間違いないように小生は感じている。