台風12号 大阪への最接近は7月29日午前3時過ぎだったようです。雨風が強くその音で小生ばかりか愛する奥様も目を醒ましたようですから大したものです(小生が目を醒ました際に愛する奥様は寝ていたように思うのですが。。。。)


 そんなことはさておき 東から西へ進むという異例な進路をたどりひとまず台風は大阪から過ぎ去り九州の西方へと進行したようですが。。。。。。。。。

 

29日午後15:00には こんな台風進路図でした。


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先程 ひたまず台風は大阪から過ぎ と書きました、実は気になることが、

 

日本近辺で東から西へ台風が進行するということで思い出されるのが2年前の台風10号です。迷走台風とも言われたこの台風10号 異様に寿命が長かった台風としても有名です

ウィキペディアから引用すると

 

西寄りに進んだ後東寄りに進路を変え、さらにその後再び進路を北西に変えて日本に上陸し、2回もUターンをするような特徴的な進路を辿ったため、何故このようなコースで進むのかということが社会的に関心を集め、このことについて解説した記事が多く見られた。まず、南大東島南方で進路を大きく変えた理由については、例年より日本の近くに表れたモンスーントラフとその南にあった高気圧から吹き出す東風の影響とみられている。そして、伊豆諸島の東海上で進路を北西に変えたのは日本海にあった寒冷低気圧(寒冷渦、切離低気圧とも)に吹き込む反時計回りの風の影響とみられており、この低気圧と藤原の効果を起こしたことになる。

 

とあります。 その進路図がこれになります。


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ん!!! 進路だけ見れば何か 今の台風12号に似ていませんか??? そう言えば今回の台風12号が西進した理由としても 寒冷渦 の影響が言われていました。


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わかりやすいように二つの図を並べてみましょう







台風12号は まだその生涯を終えていませんが 平成28年台風10号の太平洋上で東から西へ進行した途中までの経路に似ているのです。 そうすると。。。。

 今の台風12号に台風10号の進路図を重ねてみました。


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今の進路予想でも 東シナ海に出てから速度が落ち少し南下するような予想が出ています。

この記事が公開される直前の30日午前6:00の予測では 

  

<30日06時の予報>

   北緯 32度05分(32.1度) 東経 129度20分(129.3度)

   進行方向、南南西 15km/h(9kt)

   中心気圧  994hPa  最大風速 18m/s(35kt) 最大瞬間風速 25m/s(50kt)

 

と予測されていて 未だ台風で有り続けている可能性があります。日本近海特に九州西方の東シナ海の海水温がもし 台風にパワーを与える領域まで高ければ12号は東シナ海で息を吹き返すかもしれません。

もしそうなると 再び 勢力を拡大し少しなんかした後 再び北東進し始める。 平成28年12号のように。。。


そうなれば 再び大阪へ。。。。。。

なんて考えるのは 素人ゆえ????????


 因みに 西進したあとでUターンした台風は 昭和49年台風14号 というのもあります。


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 こいつも 中国大陸まで行ってU-ターンし 日本に上陸しています。・・・・・


  

なにせ 異常気象(小生はこの言葉は好きではありませんが)の世の中ですから。。。