7月1日から 韓国アシアナ航空の国際線で機内食の積み込みができず 離陸が遅れたり最悪の場合 機内食無しで飛び立つという事態が生じているそうだ。

    

  韓国アシアナ航空で大混乱

  

事の発端は 今月から機内食を供給する予定の会社の新工場が今年3月に火災に遭遇。予定通り機内食を供給ができなくなった。その為アシアナ航空が急遽 暫定的に供給契約を他社と結んだのだが。。。。


Screenshot_2018-07-05 アシアナ航空


 その業者は中小業者で 別の航空会社に1日3千食程度は納入できていたらしいが アシアナ航空の要求は2万5千食である。

つまりその中小業者は今までの10倍の生産をする必要があったということになる。

 それって 土台無理な話ではなかろうか??


  

 記事では

  「遅延問題は予想されていた」

との業界の指摘も出ている。としているのだが 根本的に不可能な契約であったのではなかろうか??


 結局 この中小業者の社長は 自宅で視察しているのが発見されている(2日)。

 

小生も報道でしか情報が入手できていないのでこれは、発注側(アシアナ航空)に問題があったのか?受注側(中小業者)に問題があったのかは不明であるのだが。。。。

  

  

 この手の問題の場合 その多くが規模の大きい側(今回ではアシアナ航空となるが)が問題を大きくしたと考える。中小業者はその売上規模に いわば目がくらみ 無理な受注を行う傾向がどうしてもある。(とにかく 仕事がほしい)それを規模の大きい発注側が見据えて次善策を十分に検討する必要が有ったはずである。

 

もともと 暫定的な発注であり 火災に遭遇した新工場が稼動すれば 当然そこでの生産を考えるはずで それまでのつなぎで数ヶ月間 多量の供給を行う業者はなかなか見つからない。

その為 複数の業者にリスクヘッジ(これはお互いに)しながら供給をお願いするしか方法は無かったように思える。


それを 結果として1社に頼る形にしたのは 発注側の責任が大きいと思えるのである。

結果 当初は欲にくらんだかもしれない経営者が自殺する事態とはなんとも 痛ましい出来事である。





     


 如何せん 中小企業は資本力がなく無理して新規受注の獲得をときには無謀とも言える形で行う、その場合 大手側が如何にそれをサポートしその仕事がうまくいくように援助してやる必要がある。

しかしながら これは日本でもそうなのだが 得てしてそれまでの業者と同じ様に扱い 受注したのはその受注した側のみの責任として無責任に傍観する 発注者が多い。


 結果 発注した側に被害が及ぶのであるが それすら受注した側にペナルティーを嫁す発注者がなんと多いことか!!。

本来 そこは規模の差があるのであるから 規模の大きい側がより大きい責任があるのだが??? それを理解しない人の多いこと。

 

  (おそらく そういう場合 中小企業が経営破綻

  するまで気が付かない 破綻してからアタフタ

  別の業者を探す会社を小生も何度も見ている)


   

 なんとか 欧米などに向かう長距離路線への積み込みは正常化しつつあるそうだが、未だ日本や中国など近場の路線では 機内食は間に合わず、乗客に30~50ドル(約3300~5500円)の商品券を配って対応している とのこと


 やはり最初に火災事故が起きた際に 複数の大手業者に分散して手配すべきであったのであろう!! 当然 その場合コストが高くつく可能性があったであろうが........

 

   

 小をケチって 大を失う 見本のような出来ごとに思える。