決算  弱電         No285

 弱電メーカーの決算予測が 凄いことになっている。

 

 2/1にシャープが 2012年3月期の決算見通しを

最終損益 2900億円の赤字 と出すと

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 翌2/2には ソニーが 最終損益2200億円の赤字

と発表した。

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 パナソニックにいたっては三洋電機との合併に伴う

のれん代の償却も含まれるが 赤字が7000億に達するらしい。

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 確かに 今期は昨年の東日本大震災の影響・タイの

洪水・超円高と 3拍子そろった悪要因が有った事は分

かるがそれにしてもである。。。。。。。。。。。。。。 

 

 サムソンは膨大な利益を上げている。その違いは何

だろうか???

 

 ある人からおもしろい話を聞いた。

 有る韓国系の部品メーカーに日系のメーカーが部品を

発注した。その韓国系の部品メーカーはサムソンに納品

しているという強い自負を持っている。

しかし 同様の部品を購入した日系メーカーがその部品

にクレームを付けたところ 

 「えっ!! この部品が使えないんですか??

  当社は同様の部品を多量にサムソンに入れていて

  何の問題も発生していない。貴社は この部品を使

  いこなせない 技術の無い 会社ですか?」

と 回答が帰ってきたそうだ。

 これを聞いて考え込んでしまった。

 どうやら日本のメーカーは 余りにも高品質を求めす

ぎ消費者が求める 価格・性能を はき違えているのか

も知れないと。

 

 確かに品質は重要である、しかし必要以上に品質を

高めるとを当然コストが上昇する。これは購入している

部品等でも同じである。 使える物は使うと言う姿勢が

最終的にコストを下げる方法なのだ。

最終的な機能・性能に影響が出ないことを確認しそれを

使う と言うのが本当の技術力であると考えるべきなだ。

 

 30年以上前になると思うが 学生の頃読んだ徳大寺

有恒氏の「間違いだらけの自動車選び」に真の技術力

とは との記事があった。彼曰く工業製品では最終的に

「安く作れる」事が 真の技術だ と

 まったくその通りである。

 

 しかし昨今の日本メーカーはそれを忘れてしまったよう

だ。むやみやたらと品質を高め高度な物を作ることが、

「技術力」 だと錯覚してしまったようだ。

 先ほどの韓国系部品メーカーの人間の言葉はそれを

端的に表しているように思う。日本メーカーは今一度自

社の製品をそう言う視点で見直していかないと 完全に

取り残され没落して行く事になる。

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長丁場  それがいいのか悪いのか  No284

 盛んにアメリカ大統領選挙の記事がTV・新聞・NET

に出ている 昨日はフロリダ州で共和党の代表予備

選挙でロムニー候補が圧勝したとの記事が出ていた。

Photo

 今回、民主党は再選を目指すオバマ氏がいるので候補

選びは無いので どうしても共和党に話題が集中する。

民主党のオバマ陣営は胸中どうだろうか??

  

アメリカの大統領選挙は複雑怪奇である。

 本当の大統領選挙は 

   12月の第2水曜日の次の月曜日

 に行われる。これは一般有権者から選ばれた「選挙人」

が投票する。

 その選挙人を選ぶのが通常大統領選挙と呼ばれている

「一般投票」で これは

  11月の第1月曜日の翌日

 に行われる (投票日の決め方が誠にアメリカらしい)

更に その前段階で2大政党の候補者選び(今回は民主

党は無いが)が行われるのでいまや実質的に選挙は4年

毎のうるう年ではなくその前年に始まっているのだ。

 (実に 1年間掛けて一人の大統領を選ぶ)

 

各党の候補者を選ぶ予備選挙段階で 各州を遊説し自身

のビジョンを説明していくのだが その際失言等あれば即

座に候補者レースから脱落していく。対立候補からの中傷

・スキャンダル合戦にも打ち勝って行かなければならない。

逆に言うと どこかの国の大臣みたいになったとたん失言

・スキャンダルが暴かれ直ぐに辞めなければならない様な

人はその段階で脱落していくのだ。

実は アメリカ大統領は絶大なる権限を持つのだが、制度

上は能力の無い人でも大統領になる可能性を秘めている。

 それではあの巨大国家を維持することが出来ない。

その為、この選挙制度が優秀なる大統領を育てる教育・鍛

錬システムになっていると言う人までいる。

 

 そう言えば大統領になってから スキャンダルが騒がれた

クリントン大統領 来日した際にTBSの出演した。その際大

統領側から出された条件は

 「大統領はどんな質問にも答える、しかしその質問に答え

 る際に他の誰かに相談したりしたと疑われることが無いよ

 うに質問-回答間には決してCMを挟むな、出来れば大

 統領がTV局に入ってから出るまで一切CMは入れて欲し

 くない」

と言うものであったらしい。

(此処で かの大阪のおばちゃんがストレートにスキャンダ

 ルの質問をしたのは有名な話である)

  

どこかの国の無能であった首相とは やはり格が違うのか

も知れない。

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どっちも馬鹿じゃないか!!  No283

 昨日 宇宙関連で 2つのことがニュースになって

いたが 小生どちらも。。。。。。。。。。。。。。。。

 

 その1

  ロシア国営RIAノーボスチは、火星探査機「フォボス

・グルント」が火星到達に失敗し、太平洋上に落下した

のは、中国製の偽物部品を使用したせいだと報じた。

Photo_2

 ロシア連邦宇宙庁は16日、昨年11月に打ち上げられ

てから火星に向かう軌道に乗れず、地球周回軌道を回

り続けていた火星探査機「フォボス・グルント」が太平洋

上に落下したと発表した。同機には中国初の火星探査

機「蛍火1号」も搭載されていた。その原因について、記

事は同庁職員の話として、同機に使われた中国製の電

子部品が偽物だった可能性が高いとしている。

ロシア側が得た情報によると、中国国内では宇宙用部品

の偽物の製造が大々的に行われており、一大産業と化し

ている。その精度は高く、専門家でも見分けることは難し

い。同機に使われた部品の大半は中国や東南アジアか

ら購入したものであるため、その際に偽物をつかまされた

可能性が高い、と記事は指摘している。

 

とある しかし幾ら難でも宇宙関連で偽物をそのまま打ち

上げてそれが そのミッションの失敗に繋がるなんて!!

偽物をつかまされた方も どうかな??と

 少し 恥ずかしいのでは??  まあ外国のことだから

と考えたいのだ 日本でも。。。。。。。。。

 

その2

 三菱電機が防衛省や宇宙航空研究開発機構、内閣衛

星情報センターとの契約で過大請求を行っていた問題で、

不正が発覚した同社鎌倉製作所(神奈川県)では、防衛部

門とは関係のない従業員の作業実績を防衛装備品の設計

に従事したように付け替えていた疑いがあることが、同省の

調査などで分かった。

Photo_3

 同省の防衛装備品契約では、業者側が製造に必要な作

業量や作業時間を推計して人件費などを算出し、いったん

契約額を定め、実際に要した作業量が少なければ減額し

て最終的な価格を決める。このため、業者側は算出の基

となる作業時間や人数などの記録を監査のために残すこ

とが義務付けられている。

 

しかし これはどういう事だ? 一旦契約額を決めたので有

れば、それより安く付いたから と言って価格を下げる業者

が果たして有るのだろうか??(逆に 余計に掛かったら追

加支払いしてくれるのだろうか?) 三菱電機は民間企業で

ある当然利益を沢山出す方が良いのに決まっているのだか

ら防衛省や宇宙開発関連の発注側は契約前に精査してそ

の価格が適切かどうか 確認する必要があるのではないか

(それとも 根本的に税金なので自分たちのお金ではない

 と言う考え方が 染みついているのか?)

予算を遂行する為にこの時期以降 あちこちで道路工事が

始まり 無駄な経費を使っているのと本質的に変わらない。

  

 いずれにせよ 宇宙関連で クライアント側が馬鹿を見た

事件である。

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