昨日までの日銀金融政策決定会合 は大方の予測通り
マイナス金利解除を決定 政策金利0〜0.1%に
ということであった。ただし やはり何十年かぶりの政策の大転換であることは間違いなく
昨夕 17:45時点の 日経のHP TOP画面はこんな感じで
完全に日銀ジャック状態であった。
ここまで 日銀オンリーも珍しい
見出しにもあるように 日銀金融政策決定会合の決定事項が伝わると外国為替市場は円安に振り
同時刻の円相場は 1ドル=150.40円レベルである。
昨日の記事
そうであればうれしいのだが 日銀金融政策決定会合 No4717
で引用していた みずほ銀行の唐鎌氏の見立てが今のところ正しかったことに。
ということは今年はやはり 1ドル=140円をを超える円高は来ないと信じたい。
まあ 日銀はマイナス金利を解除し普通の金融政策の状態に戻していくとしているが
日銀・植田総裁「賃金と物価の好循環を確認、緩和的な金融環境は継続」
市場はそうは見ていないというのが正直なところ。
日米の金利差だけではなく 何度も書いているが日本の国力そのものの低下がそこに大きく影響していくはずである。
今回の政策変更を受けて
三菱UFJと三井住友、普通預金の金利を0.001%→0.02%に
という見出しもある。
三菱UFJと三井住友、普通預金の金利を0.001%→0.02%に
実に20倍も金利が上がるのだが これまた 今までの0.001%というのが異常で有り銀行のスタンスが「預金してくれるな!!」ということには変わりないように思える。
政府方針もあるが 小切手や手形を廃止したいことは分るが であるならまず大手企業との提携によるファクタリングなる方法も廃止すべきと思うが それをしようとするところは無いようだ
そういう意味での銀行の顧客政策はどうもピントがずれているように思えるが????
さて 今後 日銀・銀行の向かうところはどこなのだろうか???
小生にはよくわからないの事ではあるが。
ともかく 一応 急激な円高にはならなかったことで ホッとしているこやじである。