現在1月28日20:00過ぎ 帰阪の新幹線車内です。行き帰りの新
幹線利用は本当に久しぶりです。これで運賃がもう少し安かったら。。、
全豪オープンの錦織選手 健闘むなしく4強入りを逃しました。次回に
期待でしょうか??
スカイマークの民事再生申請は驚きました。ANA JAL3社での共同運行
は苦肉の策ではあったでしょうが、国土交通省の対応に問題は無かったの
でしょうか??
そんなことはさておき 今日の話題は No1375 の続編です。
小生の勤める会社の東京営業所にヤマト運輸の方がメール便廃止の
説明に来られました。若い方なので恐らく会社が指導している通り 書類
を渡し 簡単な説明をしてくれました。
「20150128162827675.pdf」をダウンロード
「20150128162812449.pdf」をダウンロード
やはり信書について言及していました。以降はDMやカタログと言った類
を扱うヤマト運輸と新たな契約を結んだところしか新サービスと言えど扱え
ず、基本書類とおぼしき物はほぼ全て 受け取れないで有ろう事を説明され
ました。(集荷してもそれが書類と判断されれば契約違反として契約は破棄
され以降の取り扱いも出来なくなるとの説明でも有りました)
小生が
「どうして 今さら信書問題なのですか? そんな問題は貴社がメール便
を始めた1997年から問題になっていたではないですか?」
と指摘すると黙ってしまいました。(恐らくそう言う反論のマニュアルは
無いのかも知れません)
上記の文書でも書いてありますが年間20億ものメール便を扱い信書とし
て摘発されたのは 2009年からで たったの8件 それが今回のメール
便を廃止する本当になりえるのか 小生には理解できません。
第一 1997年当時信書を扱えるのは国営の郵便だけであった時にメール
便が始まっていますが今やその郵便事業は民間事業です。何故日本郵政
と言う民間会社が今も信書を取り扱えるのか?それは 公共の競争原理に
沿った国の施策なのかを 世に問うたのでしょうか??昔のヤマト運輸な
らキットその議論を 国民レベルで盛り上げ法律を変えるまでの運動を展
開出来たのでしょうが????
実はそれを期待している記事が一昨年出ていました。
この記事に小生は期待していました。記事中には こんな記述が
はっきり した定義がない信書という概念をもとに、国が民間企業のビジ
ネスを制限することにノーをつきつけるというのが、これまでのヤマト運
輸の姿勢だった。宅急便 の創始者である故・小倉昌男氏は、郵便の国
家独占を定めた郵便法第5条の廃止を持論としてきた。その姿勢を歴代
経営陣も受け継いできたのだ。
あの記事は もはや幻なのでしょうか??
更に 疑問な点があります。何故 3月末まではメール便が運用できる
のでしょうか? と言うところです。法律は今も生きており 信書は本来
ヤマト運輸は取り扱えないはずです。昨年の比率で言えば 摘発される可
能性がこの2.5ヶ月で2件は有ることになります。それについてヤマト
運輸はどう扱うのでしょうか??
今日 営業所に来たヤマトのドライバーは 上記の文書を置き 説明を
した後 メール便を受け取っていきました。少なくとも小生が見る限りあ
れは信書に見えたのですが??? それが 今は良くて 4月からは駄目
と言うのも全くおかしな話です。信書の件がサービスの停止につながるの
で有ればヤマト運輸は即刻そのサービスを止めるべきではないでしょうか
うがった見方をすると 総務省・日本郵政と話が付いておりヤマトが止
める事により日本郵便の取り扱いがオーバーフローするのを防止すると言
う目的があるのでしょうか?? ?(その間は 信書問題には目をつむる)
もし そうで有ればいわば官製談合ですね 国民の利益は無視された事に
なります。信書を定めた郵便法は解釈の仕方でどうにでもなる話です。
著名な弁護士さん達が 今も ヤマト運輸が「信書を運んでいる」と告発
したら政府は一体どうするつもりでしょうか????
これらの問題点の根本は 「信書」を定めた郵便法に有ります。そして
その問題は今から遙か昔1997年にはヤマト運輸によってその問題提起
がされていました、しかし政府はこの17年間黙認してきました。それは
紛れもない事実なのです。 ヤマト運輸が目指した事はもう目の前まで
実現しかかっていたのです。それなのに。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
ヤマト運輸の今日営業所に来たドライバーは 小生が上記のことを続け
て話をしだすと 大変残念な言葉を残して去っていきました。それは過去
ヤマト運輸が小さな宅配業からのし上がる際にもっとも大事にしてきた事
を既に考えていないと小生は受け取りました、
過去ヤマト運輸は各ドライバーがすなわち営業マンであり 会社を代表
してそのものを運ぶことにより日本の物流を支えているとしています。テ
レビコマーシャルでもそのような事を流しています しかし。。。。。。
ドライバーさんの今日の一言
「そう言う話は 当社の社長に言って下さい 私らに言って頂いても」
TOKIOがCMで演じるあのような営業マン・ドライバーはもういません。